今週のフィリーズレビューへ出走予定のラブミーチャン。
ダートで6戦6勝の実績はもちろんの事、その可愛らしい名前や、Dr.コパ氏の所有馬という事で話題になっています。
芝への対応力は未知数ですが、陣営のコメントからは期待が見えますね。
「芝では身のこなしが柔らかくて、手先の器用な馬がいい。ラブミーチャンにはそれがあるので大丈夫だと思う。未知の可能性にかけたい」と指揮官は自信たっぷり。
【フィリーズR】ラブミーチャン、豪快デモ/競馬情報、競馬予想、レース、ニュース等/デイリースポーツonline
父サウスヴィグラスはエンドスウィープ後継候補
血統的には父サウスヴィグラス、母父アサティスともダート血統で、かなりの不安が残ります。
ただしサウスヴィグラスに関しては、種牡馬成績は大健闘と言える成績で、繁殖牝馬の質を考えればこれからの種牡馬という見方もできます。
サウスヴィグラスの父エンドスウィープは、サウスヴィグラスの後もスイープトウショウ、ラインクラフト、アドマイヤムーンなどを出しながら早逝してしまっていますので、アドマイヤムーンとともに後継種牡馬としての期待もありますね。
サウスヴィグラスにとっても、ラブミーチャンは重要な一頭となるかもしれません。
ダートと牝馬クラシック
地方からの参戦(移籍も含む)という形ではオグリローマンやアローキャリーが桜花賞を勝っていますし、G1はとれませんでしたが4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で衝撃的な強さを見せたライデンリーダーなどがいます。
また94年から99年まで6年連続でダートで新馬勝ちをした馬が桜花賞を勝つなど奇妙な(?)例もあり、同世代の牝馬戦らしく適性差より能力差重視でいいでしょう。
フィリーズレビューとダート
桜花賞はラブミーチャンにとってまだ出走できるかも分からないところなので、フィリーズレビューのみに絞ってみると、08年2着のベストオブミー、07年2着のアマノチェリーランが前走ダート勝ちから連対しています。
もう少し前ですと00年シルクプリマドンナはダートの2連勝から初めての芝で2着しています
ただしシルクプリマドンナとベストオブミーは、芝ダート兼用の代表的な種牡馬ブライアンズタイム産駒でした。
ミスプロ系でフィリーズレビューとなると06年ダイワパッションがフォーティナイナー産駒、03年ヤマカツリリーがティンバーカントリー産駒で、ともに勝っています。
どちらもこの勝利以降勝てなかったのは気になりますが、逆に考えればここまではスピードで押し切れるという事かもしれませんね。
総評
過去にダートから牝馬クラシックの中心へと進んだ馬は割といますが、血統的に芝もこなせる裏付けがあった馬がほとんどとなり、サウスヴィグラスにアサティスという血統のラブミーチャンは厳しいと評価せざるを得ません。
ですが単純なダート早熟馬とは言い切れない血統でもありますので、底力に期待ですね。
フィリーズレビューでどうかという観点では、押し切れる可能性は十分にあります。
と言うよりは、阪神1400のコース、同世代牝馬戦のトライアルと、それほどタフな舞台設定ではありませんので、自信を持って切れる馬の方が少ないようなレースですね。特にラブミーチャン自身に強調できる材料はありません。
あと残る可能性は、例外的な化物級である可能性ですが、これは考えても分かりませんね。
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