皐月賞(G1)
4月18日はいよいよ牡馬クラシックの一冠目、皐月賞が行われます。
現時点での出走予定馬と、馬券検討に最も参考になる皐月賞トライアルを振り返ってみます。
人気ランキングはこちら
※騎手は想定となります。
まずは優先出走権組から弥生賞です。
ヴィクトワールピサ 弥生賞1着 岩田
1.7倍に支持された重馬場での弥生賞は最内枠でじっくり我慢し、最後にエイシンアポロンを半馬身かわす内容。馬場状態は3着まで内を通った馬だったように完全に内が有利な状態で、1,2番人気が内を通ればこの結果は当然と言える部分もあり過信は禁物です。
内々で我慢できた点は収穫ですし、前が開いてからの反応はさすがと思わせるものがあります。
ここまで全て武豊騎手でしたが、負傷の為岩田騎手へ乗り替わりとなります。
エイシンアポロン 弥生賞2着 池添
距離不安も囁かれる中、先行して2着を確保。前述のようにこの馬も内々を回れていますので距離不安が解消されたとは言い切れませんが、前へ行ける事と安定感は強みです。
ただ、もう少しヴィクトワールピサに抵抗できていれば、という部分はありますね。
ダイワファルコン 弥生賞3着 北村宏
この馬も内でしたが、後方から来れたのは立派です。ダイワルージュにジャングルポケットという血統も魅力で、弥生賞時点よりも、もう一つ強くなっている可能性はあります。
続いてスプリングS。
アリゼオ スプリングS1着 横山典
スプリングSは好騎乗もあり鮮やかに逃げ切り勝ち。展開が有利だった事もありますが、レースを作れるのは魅力です。他に逃げたい馬もいない事ですし、この馬が展開の鍵を握る事になりそうです。
前走のように4角で後続を突き放せれば、というところですが、共同通信杯のような形になると頼りないところはありそうです。
ゲシュタルト スプリングS2着 勝浦
他の出走予定馬との比較では現時点あまり強調できる点はなく、スプリングSは丁度いい位置にいた感じですね。
それでも先行力があり大きく負けた事はない馬で、ローズキングダムの追撃をしのぎ、その後ろはNZT快勝のサンライズプリンスですから注意は必要ですね。
ローズキングダム スプリングS3着 小牧
スプリングSは展開的にアリゼオには勝てなくて仕方ありませんが、マイナス体重だった点が成長という意味では気になります。
内容的には上がりは最速ですし、休み明けで反応が悪かったとすれば、それほど悪い内容ではありません。ただゲシュタルトには先着してほしかったですね。
続いて若葉S。1着のペルーサは回避です。
ヒルノダムール 若葉S2着 藤田
ペルーサには完敗ですが、速い流れを前々で上がりもかかる競馬というのもこの馬には合わなかった印象です。それでも2着確保は上出来と見るべきでしょうか。
スローで溜められれば相当切れる馬ですが、皐月賞はなかなかそういう流れにはなりにくいですね。
ここからは賞金上位組となります。ローテーションが気になる馬が多いですね。
ハンソデバンド 共同通信杯1着 蛯名
共同通信杯で負かしたダノンシャンティとアリゼオは共に重賞ウィナーとなり、この2頭を東京で抑えきったのは評価するべきですね。
速いペースを先行してのジュニアカップ勝ちもあり、非常に面白い存在なのですが、共同通信杯から直行というローテーションがやはり気になります。
エイシンフラッシュ 京成杯1着 内田博
若葉Sを熱発で回避し、京成杯から直行という事になってしまいました。
2000では3戦3勝、鞍上も内田で魅力はありますが、順調さを欠いての3ヶ月ぶりではさすがに厳しそうです。
サンディエゴシチー スプリングS10着 浜中
4ヶ月の休み明けとなったスプリングSは後方から見せ場なく10着。ローズキングダムやサンライズプリンスのさらに後ろからですから難しいのは間違いありませんが、それにしても負けすぎですね。
ただ皐月賞は前々での競馬になりそうで、位置取りを極端に変えてくる馬が前走大敗から巻き返すのは一つのパターンではあります。
ガルボ シンザン記念1着 後藤
シンザン記念は非常に強い内容でしたが、1800以上の実績もなく直行のローテーションでは厳しそうです。
ネオヴァンドーム きさらぎ賞1着 安藤勝
きさらぎ賞はデムーロ騎手の手腕が光りましたが、それに応えたこの馬も立派ですね。ごちゃついた場合に器用に立ち回れるのは大きな武器ですが、こちらもローテーションが問題です。
シャイン きさらぎ賞6着 和田
きさらぎ賞の負け方から皐月賞では厳しいですね。枠順次第では思い切って行く事もあるかもしれません。
トーセンアレス 伏竜S1着
伏竜Sは強い内容でしたが、弥生賞では7着。出遅れて外を回しての結果ですから数字通りには受け取れませんが、芝未勝利ではやはり厳しいでしょう。
まだ回避の可能性もあるようです。
バーディバーディ スプリングS11着 松岡
こちらもダートからの参戦でヒヤシンスS勝ち馬ですが、スプリングS11着では厳しいでしょう。
この馬も思い切って行く可能性はありますね。
レーヴドリアン きさらぎ賞2着 藤岡佑
末脚は魅力ですが、出足が悪く後方からの競馬になりそうで皐月賞向きではないですね。
せめて中団あたりへ行けるようなら期待してみたい馬ですが、今回はローテーションの問題もあります。
レッドスパークル すみれS1着 秋山
堅実ですがすみれSのレベルは高くなく、トライアル上位馬と比較するとどうしても見劣りしてしまいます。皐月賞では厳しいでしょう。
リルダヴァル 毎日杯3着 福永
骨折明けの毎日杯は3着。休み明けとして悪くはありませんが期待を持たせる程でもありませんでした。
大きく負けなかったところは評価できますが、変わるかどうかはやってみないと分からないというのが正直なところです。
トライアルの中心はやはり弥生賞とスプリングSになりますが、今年は弥生賞が馬場、スプリングSは展開による補正が大きくなっています。
ただ桜花賞も同じように重馬場で行われたチューリップ賞がありましたが、結局上位4頭がそのままくる形となりました。
同世代戦では、やはり適性より能力で決まる事が多いのかもしれません。
トライアル以外の重賞勝ち馬が全て直行となっているのが悩ましいところで、トライアルを使っていない馬は苦戦するのが過去の皐月賞ですが、この辺りの取捨もポイントになりそうです。
Popularity: 35%
関連記事
[...] 皐月賞直前版アップしました。 [...]