Sunday, February 5, 2012

天皇賞(春)
伝統の天皇賞も近年は荒れやすいレースとして定着。10番人気以下の好走も目立ち、長距離適性の見極めも重要になります。
前々日の前売りが始まっていますが30日17時時点でナムラクレセントが2番人気になっていて、その後メイショウベルーガが2番人気になるなど、まだ参考にするのは難しそうですね。

※データは全て過去10年からのものとなっております。

1番人気馬は不振
1番人気馬の成績は[3-0-3-4]。勝っているのはテイエムオペラオーの2回とディープインパクトで、それ以外は連対できていません。
03年ダイタクバートラムが2.0倍で3着、04年リンカーンが2.2倍で13着など支持率が高めでも人気を裏切る結果になっていますね。
今年はフォゲッタブルが1番人気になりそうですが、1倍台という事はなさそうですし、少し嫌なデータですね。

4,5歳馬が優勢
馬齢で見ると4歳馬が10連対、5歳が7連対、6歳2連対、7歳1連対となっていて、ほぼ4,5歳馬の勝負となっています。
6歳以上で勝っているのはマイネルキッツだけで、7歳になった今年もこの馬だけは例外扱いの方がいいのかもしれません。
今回は6歳以上も多くなっていますので、4,5歳狙いだとかなり絞れそうですね。

日経賞、阪神大賞典組が中心
前走は日経賞7連対、阪神大賞典6連対、大阪杯4連対で、この3レースで17連対とほとんどを占めています。中でも日経賞組と阪神大賞典組は強く、両組どちらも連対しなかったのは05年の1回だけとなっています。
ただその05年はオープン特別の大阪ハンブルクC組のワンツーで大荒れとなっており、両重賞の上位が頼りない場合は別路線狙いというのも面白いのかもしれません。

長距離重賞での実績は必要
連対馬20頭中15頭に2400M以上の重賞勝ちがあり、残り5頭にも2000M以上での重賞勝ちか、同年の2500M以上の重賞2着があります。
今年は重賞実績のない馬も多く、カネトシソレイユ、メイショウドンタク、フィールドベアー、ナムラクレセント、トーセンクラウン、メインストリーム、ミッキーペトラ、ジャガーメイル、ゴールデンメインが該当します。

総評
4,5歳、長距離重賞実績で絞っただけでも、フォゲッタブル、ジャミール、メイショウベルーガ、ベルウッドローツェしか残りません。
フォゲッタブルは人気とローテに不安、メイショウベルーガは牝馬ですから、中心はジャミールとなります。ベルウッドローツェは前走負けすぎな感はありますが、07年2着のエリモエクスパイアに近いローテにはなっていますね。
6歳まで広げればテイエムアンコールも残りますが、大阪杯は負けていた方がいいレースではあります。

データ上では重賞実績が足りませんが海外G1でも好走しているジャガーメイルや、7歳ながら前年の覇者であるマイネルキッツを評価するのが妥当なところでしょうか?
昨年からの流れから高齢馬でも問題ないとするなら、トウカイトリック、エアシェイディ、エアジパングの3頭も買えますね。

結論
◎ジャミール
○フォゲッタブル
▲メイショウベルーガ
△ベルウッドローツェ
△マイネルキッツ

Popularity: 23%

天皇賞(春)
天皇賞(春)の枠順も確定し、フォゲッタブルは2枠3番、マイネルキッツは8枠16番となりました。
ホクトスルタンは残念ながら除外となり、少し寂しいメンバーになった感は否めませんが、その分馬券的にはどこからでも狙えるようなレースになっています。
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まずは人気が予想されるフォゲッタブルを過去10年のデータから見てみます。

ダイヤモンドSから直行馬の連対はなし
まず気になるのはここですね。連対馬の前走はやはり阪神大賞典、日経賞が中心となっていて、ダイヤモンドSから直行というパターンは全く来れていません。
ただダイヤモンドS勝ち馬が天皇賞(春)へ直行するパターンは過去10年では例がなく、97年ユウセンショウの11人気8着や95年エアダブリンの1人気5着まで遡らなければいけません。

例年のダイヤモンドS組は単純にG1常連組は出てこないレースの為、実績で劣っている場合がほとんどですが、今年の場合はフォゲッタブルを上回る実績を持っているのはマイネルキッツくらいで、少し違う構図になっている事は注意が必要です。

ダンスインザダーク産駒は天皇賞(春)未勝利
菊花賞馬3頭を出しているなど、長距離実績は抜群のダンスインザダーク産駒ですが天皇賞(春)は未勝利。
主なダンスインザダーク産駒の天皇賞(春)での成績は以下のようになっています。

  • 09年 デルタブルース 13人気10着
  • 07年 デルタブルース 3人気12着
  • 06年 デルタブルース 4人気10着
  • 06年 マッキーマックス 3人気7着
  • 05年 ザッツザプレンティ 7人気10着
  • 04年 ザッツザプレンティ 3人気16着
  • 03年 ダイタクバートラム 1人気3着
  • 03年 ツルマルボーイ 2人気4着

菊花賞馬2頭を含む多くの有力馬が人気を下回る結果となっており、合わないレースなのかもしれません。

前年菊花賞2,3着馬
前年菊花賞馬が天皇賞(春)に出てきた場合[3-0-2-2]とかなりの好成績を残していますが、前年菊花賞2,3着馬となると以下のような成績になっています。

  • 06年 ローゼンクロイツ 3人気3着→6人気8着
  • 04年 リンカーン 4人気2着→1人気13着
  • 04年 ネオユニヴァース 1人気3着→2人気10着
  • 03年 デルタブルース 16人気2着→4人気6着
  • 01年 エリモブライアン 6人気3着→10人気9着
  • 00年 テイエムオペラオー 2人気2着→1人気1着
  • 00年 ラスカルスズカ 4人気3着→3人気2着

00年に2,3着馬のワンツーこそありますが、以降は全く振るわず[1-1-0-5]という成績になっています。
ただしスズカマンボやゼンノロブロイなど菊花賞で4着以下に負けていて、翌年の天皇賞(春)で連対した例はありますので、勝っていなければいけないという事ではありません。

菊花賞、有馬記念を好走した4歳馬
菊花賞、有馬記念をともに5着以内に好走した4歳馬の天皇賞(春)の成績は以下のようになっています。

  • 07年 メイショウサムソン 菊花賞4着、有馬記念5着→2人気1着
  • 06年 ディープインパクト 菊花賞1着、有馬記念2着→1人気1着
  • 04年 ゼンノロブロイ 菊花賞4着、有馬記念3着→4人気2着
  • 04年 リンカーン 菊花賞2着、有馬記念2着→1人気13着
  • 02年 マンハッタンカフェ 菊花賞1着、有馬記念1着→2人気1着
  • 00年 テイエムオペラオー 菊花賞2着、有馬記念3着→1人気1着

さすがにこの2レースで好走できていて、天皇賞(春)へ順調に進めてきた馬は名馬揃いとなっていますね。
勝っている4頭は天皇賞(春)の時点で既にG1勝ちがあり、負けているゼンノロブロイとリンカーンはG1は勝っていませんでした。
ただ両馬が出走していた04年の天皇賞(春)はイングランディーレが大逃げのまま逃げ切った大波乱のレースで、ゼンノロブロイもリンカーンもこの後もG1戦線で主役級の活躍をしていますので、この年だけが特殊なレースになったと考える事もできますね。

フォゲッタブルは3歳秋以降は安定した成績を残していますし、ここに挙げた馬のように今後の主役の一頭になる可能性は十分にあります。そう考えれば今回の相手ならあっさりでもおかしくないですね。

Popularity: 32%

青葉賞(G2)
今週の青葉賞にはダービー出走を目指す素質馬が揃いました。
今年からダービー出走権は2着までとなっています。

ペルーサ
3戦3勝で若葉Sを勝っていながら皐月賞は回避。
若葉Sはハイペースを後方からの競馬で展開が向いた分もありますが、皐月賞2着ヒルノダムールに勝っています。位置取りの差もありますが、4角でヒルノダムールと接触し、勝ったのはペルーサの方で力強さも感じますね。
その内容から揉まれても大丈夫そうではありますが、若葉Sは馬群もバラける形でスムーズに乗れました。重賞の出走経験はなく、道中でゴチャついた場合は分かりませんね。
ただ青葉賞がそれほどの展開になる事は考えにくく、東京コースも合いそうで、まともに走れば権利権は堅そうです。ダービーでヴィクトワールピサに挑戦状を叩きつけるにはここは良い勝ち方が必要ですね。

トゥザグローリー
こちらは2戦2勝。母トゥザヴィクトリーでデビュー前から注目されていた馬ですが、ここが試金石となります。
前走500万クラスの勝ち方は少し物足りなさを感じますが、3月にデビューしてまだキャリア2戦ですので上積みはありそうです。
良血の大型馬で期待はありますが、その分人気も先行してしまいますね。

ハートビートソング
こちらも2戦2勝。ペルーサと同じゼンノロブロイ産駒ですね。母父トニービンで東京2400という舞台は面白そうですが、こちらもここが試金石となるレースですね。
トゥザグローリーもそうですが、これまでの2勝の内容ではペルーサに勝つのは難しく、上積みがどこまであるかになりそうです。

実績からペルーサが一枚抜けていますが、無敗馬3頭が揃う事になりました。この中から強い勝ち方をする馬が出ればダービーでも人気の一角となりそうです。

無敗という事で3頭を上位に挙げましたが、この3頭以外にも面白いメンバーが揃いそうです。

コスモエンペラー
若葉Sはハイペースを前につけながらも早めに仕掛けるやや強引なレースで、上位から離された5着。
逃げられたレースでは2勝しており、東京2400での勝ち鞍もあります。今回鞍上は松岡騎手となるそうですし、すんなり逃げられれば馬場も手伝って面白い存在かもしれません。
トウカイテイオー産駒ですしダービーに出走してほしい一頭ではありますね。

リリエンタール
藤沢厩舎3頭出しの1頭で、前走は不良の水仙賞を完勝しています。
モンジュー産駒の欧州血統で不良馬場が合ったのかもしれませんが、青葉賞は少し重い血統でも合うレースではあります。

エクセルサス
ラジオNIKKEI杯は6着ながら、勝ったヴィクトワールピサからは0.3差、この馬の後ろが5馬身開いています。
ハイレベルだったラジオNIKKEI杯上位組の1頭と考えればペルーサの対抗一番手に評価してもいい実績ですね。無敗馬が人気ならこちらの方が妙味はありそうです。
京都2400の500万を勝って(ロードオブザリングと1着同着)いて、距離は合いそうです。

ロードオブザリング
2歳夏の2戦ではさっぱりでしたが、休養を挟んで年明けから2連勝。
ホワイトマズルに母父サンデーはアサクサキングスやシャドウゲイトと
前走で1着同着のエクセルサスと同じく、間隔を開けて青葉賞となりました。

レッドスパークル
皐月賞は10着と敗れましたが、すみれS勝ちや重賞3着が2回はここでは実績上位です。
皐月賞から中1週でローテーションは厳しくなりますね。

他にもアロマカフェトウカイメロディなど500万を勝ち上がったばかりでも魅力のある馬が揃いました。
ダービー出走にはここで権利をとらなければいけない馬ばかりですし、2着までの優先出走権を賭けた面白いレースが期待できそうです。

Popularity: 45%

フローラS
1着 サンテミリオン(1人気)
2着 アグネスワルツ(4人気)
3着 ブルーミングアレー(2人気)

アグネスワルツがマイペースでレースを作り、好位追走のサンテミリオンが直線抜け出し快勝。2着にはアグネスワルツが粘り、3着には中団やや前からのブルーミングアレーとなりました。
開幕週の馬場とペースが落ち着いた事で前々での決着となり、後方からのアマファソンは上がり34.1ながら4着まで。

勝ったサンテミリオンは8枠でしたがスタート直後に思い切って先団へ。この辺りの判断はさすが横山典騎手ですね。結果的には常に先頭を射程圏に入れながら直線で余裕を持って抜け出す横綱相撲でした。

アグネスワルツは骨折明けながらもよく粘り2着。馬場とペースに助けられた感もあり、距離的には不安を残したままですが、オークスも同じような展開になりやすいレースですし注意は必要ですね。

桜花賞上位組からもオウケンサクラ、エーシンリターンズ、アプリコットフィズと前々で競馬してきた馬が揃っていますので、この辺りの展開予想はオークスのポイントになりそうです。
最後にスタミナを問われた桜花賞上位組に対し、今回のサンテミリオン、アグネスワルツは、混戦を抜け出せるような力強さはまだ見せていませんね。
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福島牝馬S
1着 レジネッタ(5人気)
2着 ブラボーデイジー(4人気)
3着 ウェディングフジコ(3人気)

5番人気のレジネッタが好位から抜け出しを図るブラボーデイジーをアタマ差捕らえて1着。
08年桜花賞以来の勝利となりましたが、ゲートで立ち上がってしまった為、ゲート再審査が必要となり、ヴィクトリアマイルへの出走は残念ながら不可となってしまいました。

2着ブラボーデイジーは昨年の同レース1着に続いての結果。昨年より斤量が2kg増えての2着で、福島は本当に合うようですね。
昨年のヴィクトリアマイルはウオッカには離されましたが2着しています。今年も相手は強いですが注意は必要かもしれませんね。

アンタレスS
1着 ダイシンオレンジ(4人気)
2着 ナニハトモアレ(5人気)
3着 フサイチセブン(2人気)

先行馬が揃ったことでペースは速め。中団から進出したダイシンオレンジが直線抜け出し快勝。2着には後方からのナニハトモアレ。
1.6倍の断然人気に支持されたトランセンドは、結果的には先行した2頭を追いかけすぎた形で直線では見せ場なしの8着。

Popularity: 6%

フローラS(G2)
オークストライアルですが、桜花賞から中1週で桜花賞組の活躍はほとんどなく、桜花賞に間に合わなかった馬や、距離適性からオークスを照準を合わせていた馬が中心となるレースです。
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※データは全て過去10年からのものとなります。

前走は1800~2000が優位
連対馬20頭中18頭が前走で1800~2000を使っていました。残り2頭は03年タイムウィルテルが前々走で1800を勝っていて、もう1頭の05年ディアデラノビアはチューリップ賞、フィリーズレビューで1,2番人気に支持されていました。
基本的には長めを意識して使われてきた馬がやはり強いですね。
今回はアグネスワルツ、マイネアロマ、トレジャーチェスト、ブルーミングアレーの4頭が前走1600です。

1番人気の取捨も前走内容
1番人気馬は[2-2-1-5]となっていて、3着以内に入った馬の前走は1800~2000で1,2着でした。4着以下の5頭のうち4頭は前走1400~1600で、残る1頭は1800で3着でした。
この3着の1頭は03年6着のセイレーンズソングで、戦績からサンテミリオンと似ている部分は多いですね。

1800~2000または東京1600の勝ち鞍
凡走からの巻き返しも効くレースで絞り込みが難しいですが、連対馬20頭中13頭に1800~2000の勝ち鞍があり、残り7頭のうち4頭に東京1600での勝ち鞍があります。
例外が3頭いるデータとなってしまいますが、目安にはなるのかもしれません。
該当する勝ち鞍があるのは、アスカトップレディ、メジロジェニファー、マイネアロマ、アマファソン、ブルーミングアレー、サンテミリオン、オルレアンノオトメ。

総評
サンテミリオンを人気ほど信用できないとするなら、データから浮上するのはアマファソンとオルレアンノオトメとなります。
未勝利からの連対もありますのでアスカトップレディ、メジロジェニファーにも要注意ですね。

勝ち鞍実績が足りないだけのベストクルーズは、阪神JF3着などもありここでは実績上位ですから押さえておく必要はありそうです。

アグネスワルツは間隔が開いていますので、前走1600はさほど気にしなくて良いのかもしれません。開幕週で脚質からも面白い存在ですが、骨折明けの影響がどうかでしょう。

結論
◎アマファソン
○オルレアンノオトメ
▲サンテミリオン
△ベストクルーズ
△アスカトップレディ
△メジロジェニファー

Popularity: 17%

天皇賞(春)(G1)
人気の中心と見られていたドリームジャーニーが追い切り後に右前脚の腫れが見られた為、天皇賞(春)は回避となりそうです。

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天皇賞・春(G1、芝3200メートル、5月2日=京都)の有力候補だったドリームジャーニー(牡6、栗東・池江泰寿)が22日、同レースを回避することになった。坂路での1週前追い切りで4ハロン54秒7-12秒9をマークしていたが、調教後に脚元の不安が判明した。サンデーレーシングのHPによると「右前脚の球節部に腫れがみられた」としている。
ジャーニー追い切り後に脚部不安…盾回避 – 競馬ニュース : nikkansports.com

他にもゴールデンダリアとミッキーペトラは新潟大賞典へ向かう可能性があり、トウショウウェイブは今週のメトロポリタンSへ出走となった為、回避が濃厚。
逆に出走の可能性が出てきたホクトスルタンはメトロポリタンSを使わずに天皇賞出走へ賭ける事になりました。

またメンバーが手薄になってしまった天皇賞(春)ですが、メジロマックイーン産駒のホクトスルタンは天皇賞(春)の4代制覇がかかります。
最近の成績からも厳しいのは間違いありませんが、可能性はありますので出走出来れば頑張ってほしい一頭ですね。

人気の方はこれでフォゲッタブルが抜ける感じになるのかもしれません。
フォゲッタブルもマイネルキッツも、ここで信頼できるほどの実績は残していませんので、どこからでも狙えるようなレースになるのかもしれませんね。

Popularity: 10%

天皇賞(春)(G1)
5月2日に行われる天皇賞(春)の登録馬が発表されました。(※騎手は想定です)
ロジユニヴァースやアサクサキングスの回避もあり、少し物足りないメンバー構成となりそうです。

ドリームジャーニー 大阪杯3着 池添
1.2倍の圧倒的1番人気に支持された大阪杯はまさかの3着。脚質からも元々安定して勝ち続けるタイプではないので敗戦自体は問題ありませんが、行きっぷりの悪さが斤量以外にも原因があるとすれば、天皇賞でも前を捕えきれずという場面があるかもしれません。
天皇賞(春)3着の実績もある昨年のグランプリホースですから、距離に関しては大丈夫でしょう。
勝ち鞍が中山阪神に集中していて、京都では勝ち鞍がない点は気になります。

フォゲッタブル ダイヤモンドS1着 内田博
ダイヤモンドSは直線だけでまとめて差し切る完勝。2,3着が軽ハンデ馬で、評価できる相手関係ではありませんでしたが力が違う印象でした。
昨年の菊花賞2着で、ステイヤーズS、ダイヤモンドSで1着と3000以上では抜群の安定感を見せています。
ダイヤモンドSからというローテーションは少し気になるところですね。

マイネルキッツ 日経賞1着 松岡
日経賞では59kgを背負いながら混戦を抜け出し1着。昨年天皇賞(春)以来の勝利を飾れた事で今年も有力候補の一頭となりました。
昨年の天皇賞(春)勝ち馬ですし、今回のメンバーならやはり上位ですね。上記2頭をまとめて負かす可能性も十分でしょう。

トウカイトリック 阪神大賞典1着 藤田
8歳馬ながら阪神大賞典を勝利。年齢的に上積みはないと思いますが、今年のメンバーなら可能性はあるのかしれませんね。
阪神大賞典を5度目の挑戦で勝ちましたが、天皇賞(春)も5度目の挑戦となります。

ジャガーメイル 京都記念2着 ウィリアムズ
京都記念はブエナビスタに0.1差の2着。重賞未勝利馬ですが実績は上位、と矛盾するような評価をしたくなる馬です。
昨年のマイネルキッツも重賞未勝利での天皇賞制覇でした。
鞍上ウィリアムズはオーストラリアの騎手でWSJSでの優勝経験もある騎手ですね。

メイショウベルーガ 阪神大賞典3着 福永
牝馬ながら日経新春杯を勝ち、阪神大賞典でも差のない3着。京都で好成績を残している馬で、その点はプラスになりそうです。
ただ牝馬の天皇賞(春)制覇となると1953年まで遡る必要があり、そう簡単なものではありません。

ジャミール 阪神大賞典2着 安藤勝
阪神大賞典はクビ差の2着。トウカイトリックより1kg軽い56kgでしたが、1600万条件勝ちの直後に別定G2で連対できたのは力のある証拠と見てもいいのかもしれません。
現時点でフォゲッタブルより上と見る事はできませんが、まだまだ成長の余地はありそうです。

トーセンクラウン 日経賞3着 江田照
不良の中山記念を13番人気で勝った後、日経賞でも0.1差の3着。
中山巧者の印象で京都も初になりますが、オペラハウスにダンシングブレーヴという血統は面白いですね。
気性的な問題もあり長い距離はあまり使われていなかったようですが、日経賞を見る限りではこなせるのではないでしょうか。

エアシェイディ 日経賞2着 後藤
9歳となりましたが、日経賞は2着。有馬記念を2年連続2着しているようにこちらも中山巧者です。
天皇賞(春)への出走は初めてで、少し距離は長そうですね。

テイエムアンコール 大阪杯1着 浜中
中山記念2着、大阪杯1着。2200以上は未勝利戦で一度使っているだけで、実績は完全に中距離馬という感じですね。
ただこちらもオペラハウス産駒で血統の可能性という面では面白そうですね。

ゴールデンダリア 大阪杯2着 幸
大阪杯ではテイエムアンコールと共に波乱を演出する2着。
勝ち鞍は1800、2000のみで血統的にもフジキセキにノーザンテーストですから距離には不安が残ります。

ナムラクレセント 日経賞8着 小牧
日経賞は折り合いを欠くなどして8着ですが、0.4差で着順ほどは負けていません。
この馬も重賞未勝利ですが、菊花賞、阪神大賞典で3着があり、この距離は向くのかもしれません。

エアジパング 日経賞10着 岩田
日経賞は大敗ですが後方から進める形になってしまいました。速い上がりを使える馬ではないので瞬発力勝負になると厳しいですね。
08年のステイヤーズS、09年のみなみ北海道Sを勝っており、スタミナを問われる展開なら面白いかもしれません。

ゴールデンメイン 阪神大賞典7着 太宰
10歳馬ですが、昨年のステイヤーズSでは2着。2度の屈腱炎による長期の休養がありますので10歳としてはキャリアは少なめです。

その他の登録馬はフィールドベアートウショウウェイヴメインストリームカネトシソレイユミッキーペトラあたりとなっています。
ホクトスルタンは除外濃厚でメトロポリタンSになるようです。

Popularity: 55%

皐月賞
1着 ヴィクトワールピサ(1人気)
2着 ヒルノダムール(6人気)
3着 エイシンフラッシュ(11人気)

1番人気のヴィクトワールピサが直線内を突いて鋭く伸び一冠目を制覇。2着には後方から外を回したヒルノダムール。3着には11番人気のエイシンフラッシュとなりました。

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ヴィクトワールピサは弥生賞の再現かと思わせるような内々を突く思い切った騎乗が光りました。岩田騎手は代役のプレッシャーもある中でのこの騎乗は見事ですね。
これで未勝利から5連勝、重賞3連勝となりますが、弥生賞も皐月賞も器用さが目立った印象で、王道を勝ち続けているというレベルでの力強さはまだ見せていません。

それでも弥生賞と皐月賞の連勝はここ10年ではアグネスタキオン、ディープインパクトだけですから、力勝負になりやすいダービーで強さを見せつける事が出来れば、ヴィクトワールピサも超一流馬の仲間入りですね。
逆にこの馬をダービーで負かすには、このあたりがポイントになりそうです。

ヒルノダムールは後方から外々を回しての2着で、ダービーへ向けてという意味では最も期待できる内容と言えるでしょう。
ただ若葉Sではペルーサに差されて負けていて、善戦止まりのイメージは拭えません。
器用さに欠ける部分もあるのか、コース取りが後手になってしまう印象で、外を回すとその分足りなくなってしまう感じですね。
器用さはすぐに変わるものでもないですが、4角で中に入っても怯まない強さがついてくれば一気に化ける可能性はあります。

今回の-10kgは少し気になりますが、多少間隔も開くので立て直す時間はあります。賞金面でも今回2着に入れたのは非常に大きいですね。

エイシンフラッシュは京成杯以来のレースとなりましたが、内田騎手も上手く乗り3着。
元々好馬体が評価されていた馬ですが、今回のような馬場も合うのかもしれません。
順調さを欠いた中でローズキングダムに先着したこの結果は立派ですね。
ダービーでというイメージはあまりしませんが、混戦で粘り強いところは評価したいですね。

ローズキングダムは少し厳しい負け方となってしまいました。
距離が伸びるダービーでは更に厳しい状況となりそうです。
馬体もギリギリな感じですので、この後どこまで立て直せるかでしょうね。
馬場の問題で皐月賞回避という話も一度出ましたが、そこまで合わなかったとは思えません。東京で良馬場だったとして、一変するかと言うと微妙ですね。

アリゼオは外目の好位からやや掛かりながらの競馬になりました。直線でも伸びてはいましたが、この形だと決め手が足りないですね。
今回の結果に加え、差し馬が人気の中心になりそうなダービーでは、スムーズに行ければ可能性はありそうです。
乗り方に注文がつくタイプなので騎手が誰になるのかも注目ですね。

リルダヴァルは馬場が合わなかった感もありますが、これでダービー出走にはトライアルを使わなければいけないのが厳しいところですね。

レーヴドリアンも終いはよく伸びていますが、スタートから行き脚があれではどうしようもなかったですね。

マイラーズC
1着 リーチザクラウン(3人気)
2着 トライアンフマーチ(6人気)
3着 キャプテントゥーレ(5人気)

リーチザクラウンがきさらぎ賞以来の勝利。マイルもこなせる中距離馬というところに落ち着くんでしょうか?
安田記念でも面白い存在になりそうですが、乗り方も難しそうです。ある程度の人気はするでしょうし、信用できるタイプではないですね。

中山グランドジャンプ
1着 メルシーモンサン(8人気)
2着 オープンガーデン(5人気)
3着 トーワベガ(2人気)

不良馬場での4250M、63.5kgの斤量と、5分を超える非常にタフで見ごたえのあるレースとなりました。
勝ったメルシーモンサンは障害1勝馬で、障害1勝馬のG1制覇は史上初になるそうです。

Popularity: 5%

皐月賞(G1)
近年は波乱傾向にある牡馬クラシック第一弾で、過去10年で10番人気以下の連対が5回あります。
今年はどうなるのでしょうか。

※データは全て過去10年からのものとなります。

既に前々日発売が行われていますが、ヴィクトワールピサ、ローズキングダムがやはり人気になりそうで、リルダヴァル、ヒルノダムールが思ったより売れている感じです。
まだ人気を判断するには早すぎますでの参考程度ですね。

差して勝ってきた1番人気馬は危険
1番人気馬の成績は[3-2-2-3]ですが、前走で4角4番手以降からの競馬をしていた馬は[0-0-1-2]となります。
ヴィクトワールピサを弥生賞を4角9番手から勝っていますので危険となりますが、弥生賞が重馬場で皐月賞も馬場が悪くなりそうな点は注意しなければいけないのかもしれません。

また1番人気で勝っている3頭はアグネスタキオン、ネオユニヴァース、ディープインパクトで、相当な力がないと難しいと言えます。
ヴィクトワールピサも新馬で敗れてはいますが相手は2歳王者ですし、戦績的にはこれらの一流馬にもヒケをとりません。
内容的にはアグネスタキオン、ディープインパクトにはさすがに現時点では及びませんが、父でもあるネオユニヴァースは皐月賞では3.6倍の1番人気と、ここ10年の1番人気では最低の支持率でした。

弥生賞組とスプリングS組が優勢
連対馬の前走はスプリングSが8連対、弥生賞が7連対、若葉Sが4連対となっており、01年2着のダンツフレーム以外は全てトライアルからとなります。
今年はトライアルを使っていない馬が多く、リルダヴァル、ハンソデバンド、トーセンアレス、ネオヴァンドーム、レッドスパークル、シャイン、エイシンフラッシュ、レーヴドリアン、ガルボと9頭が該当します。

該当馬が多くなっていて、気になる馬も多く入っていますので、もう少し見てみます。
京成杯、きさらぎ賞、共同通信杯から皐月賞へ直行した馬の主な成績は、09年リーチザクラウンが2人気13着、07年フサイチホウオーが2人気3着、06年ジャリスコライトが5人気7着、03年サイレントディールが4人気6着、01年ジャングルポケットが2人気3着と、人気を下回る結果が目立っています。
09年シェーンヴァルトのように15人気4着と大幅に上げてくる場合もありますが、馬券にはなっていません。

穴パターンは先行馬
連対馬がほぼトライアルを使っていますので、穴パターンはトライアルで負けていた馬ばかりとなります。
6番人気以下の連対は11頭で、うち8頭は前走で4角5番手以内の競馬をしています。
6番人気以下で勝った5頭はこの8頭に全て含まれていますので、ある程度へ前へ行ける先行力を見せていた馬が皐月賞には合いそうです。
トライアルを負けている馬から、この条件に合うのはゲシュタルト、エイシンアポロン、ヒルノダムールになります。
リルダヴァルもトライアルだと入るのですが、毎日杯をどう見るかですね。間隔の開く組とは違いますし、相手関係もトライアルと遜色ないものでした。

総評
順調さを考えてもやはりトライアル組が中心となります。
データで不利な弥生賞勝ち馬、朝日杯勝ち馬の狙いを下げれば、残りのトライアル組は全部拾ってもいいくらいのメンバー構成ではないでしょうか。
ヴィクトワールピサとローズキングダムについては前回記事もご覧下さい。
リルダヴァルは難しいですが、毎日杯をトライアルと同等の質と見れば面白い存在ですが、人気になるようだとそこまでの期待値は…というところですね。

結論
◎アリゼオ
○エイシンアポロン
▲ゲシュタルト
△ヴィクトワールピサ
△ヒルノダムール

最後は馬場適性となりますが、直前にならないと難しいですね。京都で鋭い脚を見せているヒルノダムールを少し下げてみました。

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皐月賞(G1)
人気が予想されるヴィクトワールピサ、ローズキングダムを過去のデータから似たタイプを探していきます。
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ヴィクトワールピサ
前走弥生賞も快勝し4連勝。ローズキングダムがスプリングSで敗れた事でこちらが一番人気となりそうです。
弥生賞勝ち馬の皐月賞での成績はこうなっています。

  • 01年 アグネスタキオン 1人気1着→1人気1着
  • 02年 バランスオブゲーム 4人気1着→7人気8着
  • 03年 エイシンチャンプ 2人気1着→3人気3着
  • 04年 コスモバルク 2人気1着→1人気2着
  • 05年 ディープインパクト 1人気1着→1人気1着
  • 06年 アドマイヤムーン 1人気1着→1人気4着
  • 07年 アドマイヤオーラ 1人気1着→1人気4着
  • 08年 マイネルチャールズ 2人気1着→1人気3着
  • 09年 ロジユニヴァース 1人気1着→1人気14着

過去10年で9頭が皐月賞に出走し、うち7頭が皐月賞1番人気に支持されながら、勝っているのはアグネスタキオンとディープインパクトの2頭だけとなっています。
皐月賞7番人気だったバランスオブゲームとロジユニヴァースの大敗はありますが、惜敗という形が多くなっていますね。
また、最近4年は皐月賞1番人気で連を外す結果が続いています。

弥生賞の勝ち方に目を向けてみるとヴィクトワールピサは4角9番手から差し切り勝ちですが、弥生賞は先行有利となっていて、他に4角5番手以降から勝っているのはアドマイヤオーラとアドマイヤムーンの2頭だけです。
このアドマイヤ2頭は皐月賞でも後方からの競馬でともに4着となっていますが、鞍上もどちらも武豊騎手でした。ヴィクトワールピサも武豊騎手で弥生賞を勝っていますが、皐月賞では負傷の影響で岩田騎手に乗り替わりとなります。これは偶然とはいえ面白いデータですね。

そこで皐月賞での騎手の乗り替わりに着目してみると、02年ノーリーズンが福永騎手→ドイル騎手で15人気1着、04年ダイワメジャーが菊沢騎手→デムーロ騎手で10人気1着、07年ヴィクトリーが岩田騎手→田中勝騎手で7人気1着と、全て人気薄ですが3勝しています。
ある程度の人気での乗り替わりとなると、01年ダンツフレームが武豊騎手→藤田騎手で3人気2着、02年モノポライザーが武豊騎手→後藤騎手で3人気16着、06年フサイチジャンクが武豊騎手→岩田騎手で2人気3着など、特に目立った傾向は出ていません。(前走がテン乗りで手綱が戻った形は除外しています)
全て武豊騎手からの乗り替わりですが、01年は海外遠征、02年は落馬負傷、06年はアドマイヤムーンの先約(結果はフサイチジャンクが先着)となっています。

ヴィクトワールピサの前々走ラジオNIKKEI杯も含めてみると、ラジオNIKKEI杯(たんぱ杯)と弥生賞を連勝しているのはアグネスタキオン、コスモバルク、ロジユニヴァースの3頭となります。
ここでもロジユニヴァースの大敗をどう扱うかが問題ですが、アグネスタキオンは勝ち、コスモバルクも2着となっています。
クラシックを狙う上で王道と言ってもいい2レースですし、実力上位なのは間違いないでしょう。

ローズキングダム
2歳王者もスプリングSを3着に敗れた事で人気はヴィクトワールピサに譲りそうです。巻き返す事はできるのかどうか、過去の朝日杯勝ち馬の皐月賞成績を見てみます。

  • 02年 アドマイヤドン 1人気1着→4人気7着
  • 03年 エイシンチャンプ 8人気1着→3人気3着
  • 04年 コスモサンビーム 4人気1着→3人気4着
  • 05年 マイネルレコルト 2人気1着→2人気4着
  • 06年 フサイチリシャール 2人気1着→3人気5着
  • 07年 ドリームジャーニー 2人気1着→3人気8着
  • 09年 セイウンワンダー 2人気1着→4人気3着

朝日杯を1番人気で勝っている馬がアドマイヤドンしかおらず、参考にしにくい部分はありますが、善戦止まりという結果が目立ちます。
朝日杯を勝って皐月賞に出走した馬7頭のうち、間にトライアルを1戦だけ使った馬が6頭で、うち5頭が負けています。
ローズキングダムも朝日杯時点での人気は違いますが、このパターンと同じ復帰戦になってしまっています。

朝日杯を使っていて、皐月賞で連に絡んだ馬ですと03年サクラプレジデントが朝日杯2着、皐月賞2着、08年キャプテントゥーレが朝日杯3着、皐月賞1着という例があります。
この2頭もトライアルを1戦だけ使っていますが、それぞれ2,4着に負けています。
この2頭は戦績的にはどちらかと言えばエイシンアポロンが近い気もしますが…。

総評
ヴィクトワールピサに近いタイプでは父が同じロジユニヴァースになるのでしょうが、皐月賞の大敗をそのまま受け取るわけにもいきません。
父と母の系統が逆ですがアドマイヤムーンも弥生賞を差して勝っていますし、戦績が近い部分も多いです。岩田騎手の乗り方はポイントになりそうですね。

ローズキングダムの方はスプリングSを負けたことで、朝日杯以降苦戦するタイプになってしまいましたが、2歳で終わる牝系ではないですし、朝日杯は強い勝ち方をしていますので、早熟と見るにはまだ早すぎます。
ただデータ通り惜敗の可能性も十分考えられる牝系なのですが…。
父のキングカメハメハは少し心配ですが、アパパネが桜花賞を制したのは心強いですね。

2頭ともデータからは3~5着が最も多いパターンで、あとは相手関係という事になるでしょう。
今年はトライアルを使っていない馬も多くなっていますので、その辺りとの比較が難しそうです。

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