Wednesday, May 16, 2012

 ついに大魚を釣り上げた!!
「第7回ヴィクトリアマイル」が13日、東京競馬場で行われ、4番人気のホエールキャプチャが、3番手追走から直線で抜け出して優勝。
6度目の挑戦で、念願のG1初制覇を果たした。
好騎乗の横山典は、10年オークス(サンテミリオン)以来、約2年ぶりのG1勝ちとなった。
2着は、半馬身差でドナウブルー。
昨年の覇者で1番人気に推されたアパパネは、5着に終わった。

 より白さを増した馬体はそれだけキャリアを重ねたことの証。惜敗続きの戦歴に、ホエールキャプチャがついに終止符を打った。
鞍上の横山典も大喜び。
先頭でゴールに飛び込むと右手を大きく上げ、ムチもゴーグルも投げた。
そしてデットーリ・ジャンプ!!
10年オークス(サンテミリオン)以来のG1勝利に、44歳のベテランは「久しぶりのG1勝ちなので、うれしい。ジャンプ?いい年なので、そろそろできなくなるから」と会心の笑みを浮かべた。

 一生懸命やっていれば、いつか報われる。それがこの日だったということだろう。田中清師は「ある程度やれる自信はあったが勝ててホッとしている。力があるのは分かっていたので、いつか(G1を)獲れると思っていた」と胸をなで下ろした。

 2歳時からG1の主役を務めてきたが惜敗続き。桜花賞、秋華賞は1番人気に推されたが勝てなかった。それでもデビューから1度も掲示板を外したことがないように、常に全力を出し切るのが持ち味。前走からコンビ再結成となった横山典も「着順はどうあれ、いつも一生懸命走ってくれる。頭が下がる思い。頑張り屋さんです」と愛馬を称えた。

 中8週と余裕を持ってこのレースに臨める中山牝馬S(5着)から始動。計算通り、叩いて一変していた。「中身が全然違ったし普段の動きも違った」(田中清師)と体調は万全だった。
併せて、これまで足りなかった名手のひらめきと鋭い読みと手綱さばきも見逃せない。
スタートを決めると「ペースが上がらないと思ったし自分で(位置を)取りにいった」と積極的に前へ。
道中はインの3番手で運び、直線はギリギリまで追い出しを待った。

「2歳時に1頭になるとフワフワするところがあったので、勝ちを焦らないように乗った」。
併せ馬の形だったドナウブルーが外へ外へと行くのを「どうしたのかなと思った」と振り返るほど、最後まで余裕があり、手応えも残っていた。

 念願のG1馬となったホエールキャプチャ。田中清師は「体もマイラーっぽくなってきたので、そういうところかなと思うが、これからオーナーと話し合う」と語るにとどめ、次走は安田記念(6月3日、東京)か宝塚記念(6月24日、阪神)になる見通しだ。
いずれにしても牡馬相手の厳しい戦いとなるが、これまで走った唯一の牡馬混合戦(芙蓉S)では後の3冠馬オルフェーヴルを下している。
ついに壁を乗り越えた4歳牝馬は、いくら相手が強くなろうとも、持てる力を全て出し切るに違いない

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 第17回NHKマイルC(6日、東京11R、GI、3歳オープン、国際、牡・牝、指定、定量、芝1600メートル、1着本賞金9200万円=出走18頭)秋山真一郎騎手騎乗の1番人気カレンブラックヒル(牡3歳、栗東・平田修厩舎)が逃げ切りで快勝。
人馬ともにGI初制覇となった。1分34秒5(良)。

3馬身半差の2着は3番人気アルフレード、3着には15番人気クラレントが入った。

 ゴールデンウイークの最終日、新緑に萌える東京府中の直線をカレンブラックヒルが駆け抜けた。
そのスピードに付いて来れる馬はいなかった。
「まだ実感はないのですが、とにかくうれしいです。いままで味わったことがなかったので不思議な感じ」
と笑顔で語った秋山騎手は、初めてのGI制覇。GI55戦目の挑戦で悲願達成となった。

 ゲートが開かれると、好スタートを切ったカレンブラックヒルがハナへ。「行く馬がいなければ、逃げる形がいいと思っていたので想定内」と秋山騎手。
これまで全鞍で手綱を握ってきた相馬の潜在的な能力を信じていた。

600メートル35秒1のペースに落として3~4コーナーを周回すると、そのまま馬群を引き連れて直線へ。

 直線入り口、各馬が一斉にカレンブラックヒルに襲い掛かる。いったんは差を詰められたが、残り400メートルで鞍上のムチが飛ぶと、カレンブラックヒルがググッと再加速する。
「手応えがあったので仕掛けてから反応してくれました。(後続と)離れているのはわからなかったです」。
鞍上の激励に応えて2馬身、3馬身とどんどんと後続馬を突き放すカレンブラックヒル。

 残り100メートル地点で4馬身差、すでに勝負は決まっていた。そのままカレンブラックヒルが軽快に駆けて4戦全勝となるゴール。堂々と“3歳マイル王”に君臨した。

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 注目の大外枠発走だったオルフェーヴルは、スタート後、徐々に内に進路を取り、前に壁を作って折り合いをつけた。一方、石橋脩騎手騎乗のビートブラックは最内枠を生かして先頭へ。オルフェーヴルは、前走の敗戦を教訓に後方3番手から、落ち着いてレースへ入った。

 1周目スタンド前に入ると、ビートブラックは先頭をゴールデンハインドに譲って2番手をキープ。“オルフェーヴルの折り合い”一点にファンの注目が集まっていたが、この時、実は既にレースが動き始めていたのだ。
向こう正面に入ると、前2頭と3番手ナムラクレセントまでは10馬身以上開き、後続を大きく引き離す展開。

 オルフェーヴルは依然後方3番手。オルフェーヴルと先頭までは20馬身以上あった。本当に届くのか―京都競馬場がどよめきに包まれた。4コーナーを回ってビートブラックがスパート。ゴールデンハインドを交わして先頭に立つと、一気に突き放しにかかった。

 大歓声があがる最後の直線。馬場の一番外からオルフェーヴルも追い出されるが今までと違い、思うようにストライドが伸びてこない。

そんな中、淀のステイヤーの頂点という栄光のゴールに真っ先に飛び込んだのは重賞未勝利で14番人気のビートブラックだった。しかも、先行逃げ切りという離れ技。
一方、1番人気のオルフェーヴルは暴走することなく落ち着いてレースを進めることができたが直線弾けず11着に大敗。阪神大賞典で狂った歯車を元に戻すことはできなかった。

 勝ったビートブラックは父ミスキャスト、母アラームコール、母の父ブライアンズタイムという血統。通算成績は28戦6勝。重賞初制覇。石橋脩騎手はGI初制覇、中村均調教師は同レース初制覇。

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 4月28日、東京競馬場で行われた青葉賞(3歳、GII・芝2400m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気フェノーメノが快勝した。

これまで2戦の東京戦は積極策で前めの競馬だったフェノーメノが、この日は前半1000メートル通過60秒9とやや遅めのペースで流れるなか、アドマイヤブルー、カポーティスターらの上位人気勢とともに中団9番手の位置取りでレースを運んだ。

ペースアップした3コーナー過ぎから徐々にギアを上げ、4コーナーからいっきに押し上げ、直線では大外から前をとらえにかかる。一緒に抜け出したエタンダールとゴール100メートル前まで競うが、直線では馬場の外めを豪快に伸び最後は2馬身半突き放した。

 直線坂下からは、好位追走からしぶとく粘るエタンダールとの一騎打ちを展開。それも残り200メートルであっさりと勝負をつけると、最後は2馬身半の差をつけてフィニッシュ。前走の弥生賞(6着)ではクラシック1冠目・皐月賞の出走権を逃したが、今度はきっちりと“ダービーへの切符”を獲得した。

また、ディープインパクト産駒エタンダールが、10番人気を覆して2着と健闘した。好位を進み、直線で外のフェノーメノと馬体を併せて伸びたが、ゴール前で2馬身半離された。

勝ちタイムは2分25秒7(良)。

さらに、1.1/4馬身差の3着に13番人気ステラウインドが入り、2番人気カポーティスターは9着、3番人気のサトノギャラントは13着にそれぞれ敗れている。

 1着のフェノーメノと2着のエタンダールには5月27日、東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳、GI・芝2400m)の優先出走権が与えられる。また、フェノーメノに騎乗した蛯名正義騎手は、先週のフローラS(3歳牝、GII・芝2000m)ミッドサマーフェアに続き2週連続の重賞制覇となった。

 骨折から復帰した先週に続く重賞勝利を決めた蛯名騎手は「期待馬だったので勝ててよかった。ある程度仕掛けてポジションを取りに行ったうえにペースも遅かったぶん、行きたがる面もありましたが、内容に文句はありませんでした」と愛馬をたたえた。

 これで東京コースは3戦3勝。鞍上は「馬体の大きな馬なので広いコースのほうが走りやすいですし、追ってからがいい馬。勝って権利を取れたので本番でも楽しみ」と日本ダービーへ向けて、確かな手応えを感じ取っていた。

【勝ち馬プロフィール】
◆フェノーメノ(牡3)
父:ステイゴールド
母:ディラローシェ
母父:デインヒル
厩舎:美浦・戸田博文
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)

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中山11Rの皐月賞(3歳GI・芝2000m)は、4番人気ゴールドシップ(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒3。2馬身半差の2着に2番人気ワールドエースが、3/4馬身差の3着に3番人気ディープブリランテがそれぞれ入線。

 まさに名手の瞬時の好判断が勝利を引き寄せた。
前日の雨の影響が残る稍重のコンディション。芝は荒れた内めを避けるレースが続き、外が有利なのは誰の目にも明らかに映った。

ただ1頭、唯一内側を突いて先頭に抜け出したのが、ゴールドシップだった。

 勝負どころで各馬が外に殺到したことで、一気に6番手までポジションアップ。荒れた最内をギリギリ避けて、懸命に右ステッキを振るう。残り200メートルで先頭へ。後続を寄せつけずにゴールへ飛び込んだ

 「道悪がへたな馬じゃないので、内に入れた方がいいと途中で判断を切り替えた」と内田騎手。前が開いた馬場を34秒6と最速の末脚で駆け抜け、2着に0秒4差をつける快勝だった。

名手は日本ダービーについて「いくらでも折り合いはつくし、東京コースの方が合っている。ただ、きょうは僕の馬がうまくいったが、強い馬がいる」。

 血統が同じ昨年3冠馬オルフェーヴルの再来となるか!?

ゴールドシップは栗東・須貝尚介厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)。通算成績は6戦4勝となった。

レース後のコメント
1着 ゴールドシップ 内田博幸騎手
「馬の状態もよく、スタートは出ましたが無理についていきませんでした。どちらかと言えば追わせるタイプだけに渋った馬場は向いています。勝負どころで内がうまく開いたので、内を通していきました。そのときの脚色はスノーフェアリーのようでした。距離が延びても問題ありませんし、ダービーも楽しみですね。馬もまだまだ成長しています」

2着 ワールドエース 福永祐一騎手
「外から馬が前に入ってきたとき、右前脚のツメを引っかけてしまいました。でも、その後はリラックスして走れました。ゴールドシップが内を突くのは見えましたが、こちらは外を選択しました。最後まで伸び続けていますし、出し抜けをくらう形でしたから、力負けではありません。東京コースならまた違うと思います」

3着 ディープブリランテ 岩田康誠騎手
「2コーナー手前までが課題ですが、今日も少し行きたがるような素振りを見せました。それでもよく辛抱してくれて、最高の手応えで追走できましたし、4コーナーを勢いよく回って、主導権を取りにいきました。これで負けたら仕方ないですね」

4着 コスモオオゾラ 柴田大知騎手
「この馬の力は出し切っています。もっと重い馬場の方がよかったです」

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 14日、中山競馬場で行われた中山グランドジャンプでは、1番人気の柴田(大)騎手騎乗、マジェスティバイオが、他馬を寄せ付けず快勝した。
 後方追走から3~4コーナーで進出すると直線も鋭く脚を伸ばし2番人気バアゼルリバーに8馬身差をつけて優勝。
勝ちタイムは5分02秒9(不良)。さらに、3.1/2馬身差の3着に8番人気コスモソユーズが入っている。

 勝ったマジェスティバイオは昨年の中山大障害(JG1)に続くJG1・2勝目。鞍上の柴田大知騎手は昨年のマイネルネオスに続き連覇達成。
 柴田大知騎手はm15日の皐月賞(GI)では、コスモオオゾラに騎乗する。
皐月賞の前哨戦である、弥生賞(GII)を制しており、2日連続のG1制覇が期待される。

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栗東トレセンの松田博調教師は、〔2〕枠(3)番に「いいんじゃないか。真ん中よりも内がいいと思っていたからな」と希望の枠を引き安堵の様子。
 好枠をゲットしてムードが明るくなるのも、体調がいいからこそ。前日の11日にCWコースで行われた追い切りでは、3頭併せで内の2頭をあっさりと突き放した。「抜け出してから、フワフワとする悪いクセを出してしまったな」とトレーナーは苦笑いするが、「馬場が緩かったのもあるんやろう。弥生賞よりも状態は前進している」と好評化している。弥生賞の前にはジョワドヴィーヴルを突き放すなど、もともと調教で走る馬ではあるのだが、動きにはさらに迫力が増してきている。

 追い切り翌日の12日は坂路で4ハロン71秒5。ゆったりした内容ながらフットワークに躍動感があり、雰囲気は上々だ。「カイバを食べているし、体もふっくらと見せている。デキについては問題ない」とコンディションには自信を持っている。

 デビューから3戦は中団または後方から競馬をしていたが、前走は(2)番枠から先行。脚質に幅が出ており、再度の内枠はプラスに出そう。あとは「跳びが大きいので、滑る馬場はよくない。できれば晴れて欲しい」。好枠を得たトリップに天が味方すれば、頂点奪取の可能性が大きく膨らむ。

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2012皐月賞最新情報

Posted by mjst On 4月 - 14 - 2012 ADD COMMENTS

 きさらぎ賞、若葉Sを連勝の(9)ワールドエースは13日、栗東坂路で4ハロン64秒2、ラスト1ハロン15秒3。ゲート練習でも、特に不安な面は見せなかった。川合調教助手は「心身ともに充実してます。いいスタートとは言わないけれど、ふつうに出て中団くらいで競馬ができれば」と期待を寄せていた。

 昨年の札幌2歳S1着で、トライアルのフジテレビ賞スプリングSをも制覇した(18)グランデッツァは13日、栗東の坂路で4ハロン63秒7-16秒9の調整を行った。栗毛の好馬体は迫力十分。堂々とした姿には風格さえ感じられ、「順調。思い描いた通り来た。前走より落ち着きがあるし、動じなくなった。馬体はもっと増えるかな」と平田調教師は心身ともに成長著しい愛馬に目を細める。大外(18)番枠にも「器用に立ち回れるし、内よりいいんじゃないか」とトレーナーは好感触。皐月賞2勝のミルコ・デムーロ騎手にすべてを託し、平田厩舎初のGIを狙う。

 フジテレビ賞スプリングS2着の(6)ディープブリランテは13日、栗東坂路で4ハロン62秒2、ラスト1ハロン14秒9。クビをグッと下げて気合が入った走りで、行きたがる面は我慢できていた。走りはテンポがよく、体調そのものはよさそうだ。「気合が乗っているね。追い切ってから気合が乗ってくるのは、この馬の典型的なパターン。臨戦態勢は整いました、という感じ」と矢作調教師。「順調なのが何よりだし、この枠ならば前に壁を作れそうだからね。あとは岩田(康騎手)に任せるだけ」と、納得の仕上げで送り出す。

 ステップアップレースのラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬で、弥生賞8着からの巻き返しを期す(2)アダムスピークは、11日は栗東坂路で4ハロン65秒6、ラスト1ハロン15秒6。軽快なフットワークで体の張りもよく、いい雰囲気だ。古川調教助手は「前走は休み明けで少しイレ込んでしまったようだったけど、今回は落ち着きがありますね。内めの枠もいいと思いますし、あとはレース当日、極端にイレ込んだりさえしなければ」。桜花賞を制したジェンティルドンナに次ぎ、石坂厩舎のクラシック連覇へ向けて、ムードは上々だ。

 共同通信杯の勝ち馬(14)ゴールドシップは13日、栗東坂路を4ハロン64秒7、ラスト1ハロン14秒7で駆け上がった。須貝尚調教師は「馬体重はいっしょ(前走時、事前計量ともに506キロ)でも、体は引き締まってきた」と前走以上の仕上がりをアピール。中山は初めてとなるが「これまでにいろいろな競馬場を経験しているし、馬場状態も問題はない。どんな形になっても対応できると思う」と自信を見せる。枠も過去10年で2勝を挙げている(14)番をゲット。オルフェーヴルと同じ父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンの配合馬が、大仕事をやってのけるか。

 すみれSを勝った(7)ベールドインパクトは、13日は栗東坂路で4ハロン66秒3の軽めの調整。寺島調教助手は「追い切った後も順調で、現時点では何の問題もありません。本当に馬がよくなるのは秋頃だと思いますが、今は体調がいいのでがんばって欲しいですね」と、人気のディープインパクト産駒の好走を願っていた。

 弥生賞2着の(3)トリップは13日、栗東のCWコースで意欲的な調整を行った。首を鶴のように曲げて気合十分。2周目にしまいを伸ばしてラスト1ハロン13秒2をマークした。「馬体はふっくらしていい感じやな。調教で鍛えてきたし、カイ食いもいい。落ち着きもある」と松田博調教師は満足げにうなずき、「フットワークが大きいので滑る馬場は嫌。良でやりたい」と良馬場を希望していた。(3)番は過去71回の皐月賞で最多の7勝を挙げているラッキーナンバーだ。ツキも味方に付けたトリップが世代の頂点に立つか。

 弥生賞を制した(15)コスモオオゾラは、美浦Aコースで2000メートルほどのキャンターで調整。「順調です。この馬にとっては、土曜の雨が残って緩い馬場になってくれれば」と、この日も愛馬の背にまたがった柴田大騎手。馬体は胸前の筋肉が盛り上がり、後駆もどっしりと充実。動きを見届けた高橋博調教師は「あすはもう、短めのキャンターで十分でしょう。グランド・ジャンプではバシケーンで、柴田大騎手のマジェスティバイオと競うことになります。自分の馬と同時に、大事なパートナーである彼の無事完走も願いながら観戦します」。土日GI制覇の快挙に向け、指揮官は静かに闘志を燃やしていた。

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 桜花賞はディープインパクト産駒が1、2着を独占。稀代の名馬は種牡馬としても競馬界を牽引している。皐月賞もディープ産駒の優勢が続く。
◎は偉大な父の領域に一歩一歩近づいているワールドエースではないだろうか。

 デビュー戦を完勝して、大物ぶりを披露。若駒Sは展開と道悪に泣いて2着に敗れたが、苦戦の経験はその後に役立った。続くきさらぎ賞は圧巻。本気になって走ったのは直線の200メートルほどで、一気に突き抜けた。余力残しで上がり3ハロン33秒0の切れ味をマークしたのだから恐れ入る。前走の若葉Sは切れ味の殺がれる馬場のうえ出遅れ。直線の短い内回りで先行有利の展開と悪い条件が重なったが、大外から一気に差し切って、進化の跡を見せつけた。大一番へ向けて、理想的なステップを踏んでいるのではないだろうか。

 仕上がりも万全だ。最終追い切りは栗東の坂路で4ハロン53秒0を馬なりでマーク。雨で重くなった馬場を苦にせず、シャープに伸びた。若葉Sの時は良馬場でしかも一杯に追われながら、同じ53秒0。確実に成長を遂げている。「今までで一番よかった」と福永祐一騎手が笑顔を見せたのも納得できる。

 枠順は〔5〕枠(9)番。内過ぎず外過ぎず、ちょうどいい枠が当たった。中山競馬場は初参戦になるが、コース適性が問われるようなレベルの馬ではない。「3歳春の時点で比較するなら、オルフェーヴルと五分かそれ以上。今回の自信度ではワールドエースのほうが上」と池江泰寿調教師が言い切るほどで、その可能性は計り知れない。

 まずは1冠制覇。7冠馬の遺伝子を受け継ぐワールドエースが3歳最強を証明する。

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今週は宝塚記念が行われますが、開催は既に夏競馬となっていて、春競馬とは少し違う考え方が必要になってきます。
特に関東は東京から福島に変わって狙い馬も大幅に変わってきているのではないでしょうか。

夏競馬の基本をおさらいしてみようと思います。

降級馬
まず今の時期に欠かせないのが降級馬の存在です。
現在のクラス分けは4歳の夏季開催に収得賞金が半減する事になっている為、基本的に春季開催の時点で1000万、1600万条件だった4歳馬は1つクラスが下がる事になります。
一度勝っているクラスで走れるのですから、当然優位となり、馬券に絡む確率も高くなっています。もちろん人気もしてしまいますが、それでも夏競馬の条件戦は降級馬が中心で間違いありません。

3歳馬
夏競馬から3歳の条件馬は本格的に古馬と混じって走る事になってきます。
春季開催までの3歳500万クラスはレベルが高い事が多く、そこで好走していた馬は古馬相手の500万をあっさり突破する事は多々あります。
基本的には3歳馬は短い距離から通用してくると言われており、500万下の1200M戦などは既に3歳馬優位の様相も呈していますね。

ただしクラスが上がれば当然苦しくなり、1000万クラス以上は世代の強さの見極めも必要になってきますね。
ここも基本は短距離からで、1200Mで3歳馬が通用しているからと言って、1800Mでも信用すると痛い目にあう事もあります。

今年の3歳馬は先週アドマイヤプリンス、トウカイメロディが中距離の1000万クラスを勝っていますので期待は持てそうですが、まだ世代の強さを語るには早すぎますね。
ただ個人的な感想ですが、配当的妙味も含めて積極的に3歳を狙ってみても面白そうな感じはあります。

最近の成績よりも1年前の成績を
夏競馬で重要な一点として、夏が得意な馬がいる事を忘れてはいけません。
過去の夏季開催で複数回好走している高齢馬は穴を開ける代表的なパターンと考えても良いでしょう。
夏競馬が得意と分かれば、ここに向けて仕上げてくる場合も多くあります。極端な例で言えば、例年時計がかかる函館開催を狙っている馬が叩き台に高速馬場の東京コースで惨敗していても関係ないと言う事ですね。

夏は牝馬?
夏競馬で最も有名な格言?でしょうか。牝馬の方が夏場に強いと昔から言われています。
明確な根拠は分かりませんが、そう思わせるような場面も実際多く感じますね。
ただこれは狙っていくには難しく、分かりやすいのはサマースプリントシリーズくらいでしょうか。

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