Sunday, February 5, 2012

優駿牝馬(オークス)
牝馬クラシックの最高峰レースで2400という距離がポイントになります。
基本的には桜花賞上位馬が中心となっていますが、二桁人気馬の連対も過去10年で3回あり、順当と波乱の両極端な結果となっています。

※データは全て過去10年からのものとなります。

桜花賞組が断然
連対馬の前走は桜花賞が16連対で断然。フローラSが3連対、スイートピーSは1連対のみとなっています。
桜花賞組は06年フサイチパンドラの桜花賞14着からオークス2着など、大敗からでも巻き返しは可能ですが、桜花賞5着以下からオークスで連対した馬は桜花賞の前走で1600~1800重賞で3着以内に入っています。
フローラS組は3着まで連対がありますが、スイートピーSは無敗だったカワカミプリンセスのみで例外的な扱いでもいいのかしれません。

ここで消えるのは、ギンザボナンザ、ニーマルオトメ、タガノエリザベート、アニメイトバイオ、シンメイフジ、ステラリードとなります。

桜花賞上位馬の取捨
桜花賞勝ち馬の成績は[2-1-2-2]で、桜花賞2着馬は[1-2-0-6]となっています。
桜花賞馬はオークスでも比較的安定していますが、01年テイエムオーシャンの3着や04年ダンスインザムードの4着など単勝1倍台に支持された場合でも負けています。
この2頭から見るとやはりポイントは距離となりますが、これは走った後だからこそ分かることで、現時点でアパパネに関しては折り合いの不安はありますが、持ってしまっても不思議はありません。
また阪神改修以降の桜花賞1,2着馬のオークス成績は[1-2-1-0]と非常に信頼できる結果になっていて、07年のウオッカとダイワスカーレットが出ていれば更に良い成績になっていたはずです。

穴なら軽量馬?
6番人気以下から3着に入った9頭のうち8頭が440kg以下。
原因はよく分からないデータですが、それにしては多いという事で参考までに。
前走440kg以下だったのはコスモネモシン、アプリコットフィズ、プリンセスメモリー、エーシンリターンズ、ステラリード。
エーシンリターンズはさすがに今回は人気してしまいそうですが、コスモネモシン、プリンセスメモリーあたりに注意でしょうか。

総評
阪神改修以降の桜花賞はオークスとも相性が良く、桜花賞上位組を中心で良さそうです。
アパパネは二冠を達成する馬は当然ですが少ない事、外枠で折り合いに課題が残る事を考慮し、オウケンサクラは桜花賞前に1戦多かった事、今回は展開が変わりそうな事を考慮すれば、桜花賞3,4着を評価してみても面白いかもしれません。
あとは軽量の穴候補です。

結論
◎エーシンリターンズ
○ショウリュウムーン
▲アパパネ
△オウケンサクラ
△コスモネモシン
△プリンセスメモリー

Popularity: 20%

桜花賞(G1)
いよいよ牝馬クラシック一冠目、桜花賞です。
阪神コースのリニューアル後は3回開催されていますが、07年はダイワスカーレットとウオッカ、09年はブエナビスタとレッドディザイアと強い牝馬がいた事で堅く収まっており、間の08年は三連単が700万馬券となる大波乱でした。
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※データは全て過去10年からのものとなります。

チューリップ賞組が優勢
前走チューリップ賞が9連対と最も多く、フィリーズレビュー3連対、フラワーC3連対に大きく差をつけています。
ただしチューリップ賞勝ち馬の成績は[2-2-0-6]で信用できる数字ではありません。
チューリップ賞勝ち馬で桜花賞で1番人気だった場合は[2-2-0-0]となっていて、2番人気以下の6頭全てが5着以下となっています。
ショウリュウムーンは1番人気にはならないでしょうし、桜花賞では来れないタイプとなりますね。

初勝利は2戦以内
地方デビューのアローキャリーを除いた連対馬19頭のうち16頭がデビュー2戦目までに勝ち上がっています。
残る3頭のうちキストゥヘヴンとムーンライトタンゴはダートを使っていましたし、基本は2戦目までには勝ち上がっていてほしいところですね。
今年は有力どころにも初勝利に時間を要している馬が多く、ショウリュウムーン、コスモネモシン、オウケンサクラ、エーシンリターンズ、アニメイトバイオ、サウンドバリアーと狙ってみたくなる馬たちがこぞって該当しています。

1600以上での勝ち鞍が必要?
阪神リニューアル後の過去3年は冒頭でも触れたように、データとして利用しにくい結果ですが、連対馬の共通点を探すなら、連対馬6頭全てに1600以上での勝ち鞍がありました。
今年1600以上での勝ち鞍がない馬は、モトヒメ、ワイルドラズベリー、タガノエリザベート、ステラリード、ジュエルオブナイル、ラナンキュラス、プリンセスメモリーとなります。

総評
アパパネとアプリコットフィズの臨戦過程に関してはこちらの記事でまとめたように不安が多くなっています。
データ的には今年は荒れる年となりますので、思い切ってこの2頭を軽視してみると、ここまでのデータから残るのは、ギンザボナンザ、レディアルバローザ、シンメイフジの3頭だけになってしまいます。

差し、追込馬有利なレースですが残るのは前走先行した馬ばかり。シンメイフジは後ろからになる可能性は十分ありますが、とても信用できる馬ではありません。
あくまでデータからとすれば関東馬のギンザボナンザは狙いを下げ、フラワーC5着馬よりフィリーズレビュー3着を上位にとります。
3頭ではさすがに絞りすぎですので、2,3着なら十分あるアプリコットフィズ(馬体重も気になりますが…)、1600以上の勝ち鞍なしでも距離不安はなさそうなタガノエリザベート、ラナンキュラスを拾い直します。

結論
◎レディアルバローザ
○シンメイフジ
▲ギンザボナンザ
△ラナンキュラス
△アプリコットフィズ
△タガノエリザベート

Popularity: 23%

桜花賞(G1)
2010年の桜花賞は混戦模様となっていますが、人気の中心はアパパネとアプリコットフィズの2頭になりそうです。
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そこでこの2頭の不安要素を過去10年のデータから検証してみます。

アパパネ
阪神JF勝ち馬でチューリップ賞1番人気2着。この敗戦をどう評価するべきでしょうか。
これはチューリップ賞を1番人気で負けている馬の桜花賞成績です。

00年 チアズグレイス 1人気10着→6人気1着
02年 オースミコスモ 1人気2着→2人気11着
03年 スティルインラブ 1人気2着→2人気1着
05年 ディアデラノビア 1人気7着→不出走
06年 テイエムプリキュア 1人気4着→3人気8着
08年 トールポピー 1人気2着→1人気8着

勝つか着外かという両極端な結果になっていますね。
この中で前年のレースからの休み明けでチューリップ賞を負けているのは02年オースミコスモ、06年テイエムプリキュア、08年トールポピーで、いずれも阪神JFからとなります。
アパパネはデータ上は桜花賞凡走組に入ってしまいますね。

阪神JF勝ち馬という観点だと、桜花賞も勝った馬は過去10年で01年テイエムオーシャンと09年ブエナビスタで、どちらもチューリップ賞を勝っています。
桜花賞2着のウオッカもチューリップを勝っていて、桜花賞3着だったヤマニンシュクルはチューリップ賞3着でした。

アパパネは阪神JFを人気薄で勝った馬とはタイプが違いますので、ヤマニンシュクルとトールポピーが戦績的には最も近いタイプと言えるでしょう。
トールポピーが1番人気になった08年の桜花賞は、2番人気がクイーンCから直行のリトルアマポーラで今年と似ています。その桜花賞は記憶に新しい方も多いと思いますが、12番人気のレジネッタ、15番人気のエフティマイアで決まった大波乱のレースです。
穴党には心強いデータですね。

アプリコットフィズ
クイーンCから直行のローテ、初の関西遠征など、強さは感じるも不安要素も多くなっています。
過去10年でクイーンCから桜花賞というローテーションをとった馬で、桜花賞5着以内または5番人気以内だった馬をピックアップしてみます。

01年 マイネカプリース 6人気14着→13人気5着
02年 シャイニンルビー 1人気1着→1人気3着
04年 ダイワエルシエーロ 1人気1着→5人気7着
06年 コイウタ 1人気1着→5人気3着
07年 カタマチボタン 1人気2着→7人気3着
07年 イクスキューズ 3人気1着→6人気5着
08年 エフティマイア 10人気6着→15人気2着
08年 リトルアマポーラ 1人気1着→2人気5着
09年 ダノンベルベール 2人気2着→3人気8着

桜花賞勝ち馬こそ出ていませんが、2,3着馬は出ています。
この中でアプリコットフィズと同じキャリア3戦で桜花賞に臨んだのはダイワエルシエーロとシャイニンルビーで、桜花賞でも人気になりそうな点や、関東馬で初の遠征になる事などシャイニンルビーと似ている点が多いですね。
シャイニンルビーが3着した02年の桜花賞は、13番人気のアローキャリーが勝ち、2着に7番人気のブルーリッジリバーとこちらも大波乱となっています。

総評
穴狙いを推奨するようなデータとなりましたが、どちらも完全に来れないパターンではありません。
ただ、例として上げた02年、08年ともチューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネSの桜花賞トライアルで1番人気馬が全て負ける今年と同じような展開になっており、大波乱の要素を含んだ年である事は確かですね。

Popularity: 33%

いよいよ4月11日にG1桜花賞が行われます。
登録の方は1週前で出ていますので、出走馬はほぼ確定しています。(騎手は想定です)
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まずは優先出走権からフィリーズレビュー組。

サウンドバリアー (フィリーズレビュー1着) 渡辺
フィリーズレビューは9番人気ながら見事な差し切り勝ち。展開が向いた部分もありますので、桜花賞も速い流れで上がりがかかる展開になれば要注意です。

ラナンキュラス (フィリーズレビュー2着) 四位
良血馬ですが決め手が足りず惜敗が続いていますが、休み明けで混戦を2着。このレースでは最も評価できる馬でしょう。1つ使った事と距離が伸びる事で反応が良くなれば、といったところですね。

レディアルバローザ (フィリーズレビュー3着) 和田
ラブミーチャンが引っ張る厳しい流れを先行しての権利確保。1600になり更に相手が強くなる桜花賞では少し厳しい感はありますが、器用に立ち回れるタイプですので最後のひと踏ん張りは効きそうです。

続いてチューリップ賞組。

ショウリュウムーン (チューリップ賞1着) 佐藤哲
重馬場、キングカメハメハ産駒が1~3着独占するなど、重馬場適性での勝利と考えてしまいがちですが、アパパネを差し切った事は評価するべきでしょう。今年の桜花賞は混戦模様ですし、こういう馬が一気に登りつめてしまう可能性はありますね。

アパパネ (チューリップ賞2着) 蛯名
休み明けで2着という結果は悪くありませんが、折り合いを欠いた事や差された事であまり良い内容とは言えません。ここを使った事で桜花賞では変わってきそうで、有力候補の一頭である事は間違いありませんが、本番でも道中ストレスを溜めてしまうようだと、同じように最後の1ハロンが心配ですね。

エーシンリターンズ (チューリップ賞3着) 福永
派手さがなく人気もしませんが堅実ですね。能力的に他の出走馬に比べて目立つ点はありませんが、器用なレース振りと堅実な末脚は評価できます。

続いてアネモネS組。

ギンザボナンザ (アネモネS1着) 北村宏
アネモネSは内々でうまく乗りアニメイトバイオを差し切り。すんなりとこういう競馬ができれば力は見せますが、クイーンCの負け方がどうしても気になりますね。

アニメイトバイオ (アネモネS2着) 内田博
+14kgの太目残りで折り合いも欠く競馬。アパパネと同じように本番での上積みは期待できますが、評価を上げるレースではありませんでした。自在性と安定感は高いので、今回のような入れ込みがなければ桜花賞でも上位候補ですね。

以上が優先出走権を持っている馬となり、ここからは賞金上位組です。

アプリコットフィズ (クイーンC1着) 横山典
クイーンCは他の有力馬がイマイチだった事もありますが、横綱相撲の非常に強い内容でした。トライアルで一番人気が全て負けていますので、桜花賞出走馬の中でこの馬が一番強い競馬を見せていると言っても良いですね。
問題は輸送を経験していない点と、クイーンCから直行というローテーションですね。鞍上は負傷の武豊騎手に替わって横山典騎手となる予定です。

コスモネモシン (フラワーC2着) 石橋脩
フラワーCではオウケンサクラを捕まえられませんでしたが、中山1800でなら悪い負け方ではありません。フェアリーSではアプリコットフィズにも勝っていますし、桜花賞でも注目の一頭ですね。
中山得意のゼンノロブロイ産駒で、ここ3戦の好成績が全て中山なのが不安点ではあります。

オウケンサクラ (フラワーC1着) 安藤勝
フラワーCはうまく乗って完勝しましたが、1600はやや短い印象。ローテーションもかなり厳しくなっていますが、力強さを感じる馬ですし、何とかなってしまうかもという期待感は持てる馬ですね。

ジュエルオブナイル (ファルコンS9着) 幸
適距離と思われたファルコンSは展開や馬場が合わず9着。1600が無理だとは思いませんが、馬体も減り続け厳しい状況ですね。

シンメイフジ (フラワーC5着) 岩田
強烈な末脚を持つ馬ですが、フラワーCでは一転して逃げる展開。桜花賞ではどういう乗り方をするのか分かりませんが極端な競馬での一発の方が怖い気はします。

ステラリード (フィリーズレビュー10着) 藤田
函館2歳Sの勝ち馬ですが、その後は振るわずフィリーズレビューも10着でした。現状では厳しいですね。

プリンセスメモリー (クイーンC2着) 勝浦
400kgを切る小柄な馬体ながらクイーンCではアプリコットフィズの2着。この馬の末脚だけが光っていた印象で、面白い一頭かもしれません。上手く脚を溜められればあるいは、といったところでしょうか。

タガノエリザベート (すみれS5着) 川田
2200で牡馬相手のすみれSからという珍しいローテーション。長めの距離のスローで折り合えたのは収穫なのでしょうが、桜花賞となるとどうなんでしょう?とにかく最後方からゆったりという乗り方になりそうです。

ワイルドラズベリー (チューリップ賞7着) 浜中
チューリップ賞は折り合いを欠いてしまい、直線では余力なし。道悪が影響した分もありそうですが、現状だと気性面からマイルは少し長いのかもしれません。内枠を引いて折り合えればというところですが、少し負けすぎた感はあります。

モトヒメ (フィリーズレビュー6着) 大野
ショウナンカンプ産駒でやはりベストは1200でしょうか。フィリーズレビューは休み明けとしては悪い内容ではありませんが、桜花賞では厳しい印象ですね。

ここまでが現時点で出走可能な登録馬となります。
1頭回避があればベストクルーズ、次は900万組の抽選になります。

今年の桜花賞トライアルは、チューリップ賞でキングカメハメハ産駒が3着まで独占。アネモネSはゼンノロブロイ産駒のワンツーとなり、この2頭の種牡馬の勢いが目立つます。
一方でこういう結果になった事は、それぞれのレースがこの種牡馬向きの馬場、展開になったと言える部分もありますので、向いた馬がきただけと捉える事もできます。
そういう意味ではフィリーズレビューでミスプロの2頭に割って入ったラナンキュラス、フラワーCでロブロイ産駒2頭を負かしたオウケンサクラは評価できるのかもしれませんね。

Popularity: 38%

フェブラリーステークス(G1)
1着 エスポワールシチー(1人気)
2着 テスタマッタ(5人気)
3着 サクセスブロッケン(2人気)

スタートから好位につけた一番人気のエスポワールシチーが直線あっさり抜け出し2馬身半差の快勝。2着には5番人気の4歳テスタマッタが入り、サクセスブロッケンは3着までとなりました。

芝からの多数参戦で展開など心配もされましたが、エスポワールシチーにはまったく無用でしたね。それほどの圧勝劇でした。ローレルゲレイロにハナは奪われたものの、それ以外で絡んでくる馬もおらず、揉まれる事なく進める事が出来ました。直線向いてからはモノが違いましたね。
次走はドバイとなりそうですが、非常に期待が持てる馬です。

2着のテスタマッタは4角から直線入口で前が詰まり、仕掛けが遅れる形となりながら、上がりはメンバー中最速の35.5で2着。サクセスブロッケンとは3馬身半、その後ろは5馬身ですから、
4歳ダートのトップレベルで戦ってきた実力は見せました。

4歳勢は他にも4着にケイアイテンジン、5着グロリアスノアときていますので、やはりレベルは高いのでしょう。9着のスーニも力はありますが折り合いに課題が残りますね。

芝組はローレルゲレイロの7着が最高。やはりいきなりのダートでG1は厳しいという事ですね。

京都記念
1着 ブエナビスタ(1人気)
2着 ジャガーメイル(3人気)
3着 ドリームジャーニー(2人気)

ブエナビスタが人気に応え快勝し、ドバイシーマクラシックへの参戦を正式に決定しました。
昨年秋は惜しいレースを続けましたが、ここでは危なげない勝利。今後は先行する競馬になりそうですね。

ジャガーメイルはいつも少し足りないですね。今回は相手がブエナビスタですから仕方ないにしても、決め手に欠く印象は残りますね。

ドリームジャーニーは斤量と仕上がり途上で3着まで。上がり33.3ですし、展開も向かず、無理して勝ちに行くレースではないですから、これだけやれれば十分でしょう。

クイーンC
1着 アプリコットフィズ(1人気)
2着 プリンセスメモリー(10人気)
3着 テイラーバートン(2人気)

こちらもアプリコットフィズの完勝といった内容。牝馬クラシック候補の一頭となりました。
東京コースで2勝、父ジャングルポケットですから、桜花賞よりオークスという馬ですかね。ただこのレース自体は注目馬が集まった割にはアプリコットフィズ以外が案外で、特筆するようなレースではありませんでした。

こぶし賞
クイーンCを除外されたオウケンサクラがなんとか勝ちきりました。
だめかなと思われたところからもうひと伸びあった辺りは、クイーンCに使いたかったのも頷けますね。

Popularity: 2%

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