Sunday, February 5, 2012

オークス
1着 アパパネ(1人気)
1着 サンテミリオン(5人気)
3着 アグネスワルツ(8人気)

ニーマルオトメがレースを引っ張り、その直後にアグネスワルツ。ショウリュウムーンが前で、サンテミリオン、オウケンサクラ、アパパネが中団からと少し意外な位置取りとなりました。
直線ではアグネスワルツが先に抜け出したところを、サンテミリオン、アパパネの2頭が一気に捕らえ、あとはこの2頭の壮絶な叩き合い。一旦アパパネが出ますが、サンテミリオンが差し返し並んだところでゴール。
長い写真判定の末、結果はJRAG1史上初となる1着同着。歴史に残るオークスとなりましたね。

アパパネは不安視されていた折り合いもスタート直後に多少行きたがった程度で大きな問題はなく、折り合いがついてしまえばやはり強かったですね。
ただ直線で一度サンテミリオンを交わしているだけに、やはり少し距離は長かったのかもしれませんね。
桜花賞で上位に入ったキングカメハメハ産駒のエーシンリターンズ、ショウリュウムーンは今回は大敗という結果になり、アパパネ自身の強さを証明したとも言えます。
秋に向けての成長面でサンテミリオンとの比較では、血統面からも2歳から活躍しているアパパネの方が少し分が悪いですが、今結論を出せるものではないですね。
何にせよ秋のサンテミリオンとの再対決は楽しみです。

サンテミリオンは大外枠だった事もあるのでしょうが、思ったほど前へは行かず中団からの競馬となりました。
瞬発力勝負は分が悪いと思っていましたが、馬場が渋った事もあってこの馬の上がりは35.3。これなら十分勝負になりました。
その辺りを考慮したのかは分かりませんが、前に拘らなかった横山典騎手はさすがですね。
ゼンノロブロイ産駒は1,3,4着と大活躍で、父自身の成績から言われていたトライアル型のイメージも払拭しました。ダービーにはペルーサが控えていますが追い風となるでしょうか。

3着のアグネスワルツは先行勢で唯一踏ん張れた馬で、非常に評価できますね。
復帰2戦はともにサンテミリオンに敗れた形になりますが、休み明けと展開不利でまだ逆転の可能性は残っています。
この馬も秋に向けて有力馬の一頭と考えていいでしょう。

5着オウケンサクラは位置取りが後ろすぎましたね。スタートで少し狭くなったのもあるかもしれませんが、前につける気もなかったようなスタートでした。
4角でもスムーズに出す事が出来ず、やや消化不良気味なレースになってしまいましたね。
それでも5着に来れたのは、結果的に前がきつい流れになった事と渋った馬場が向いた事、それとやはり地力はあるという事でしょう。

2番人気に支持されたショウリュウムーンは前々の競馬から4角で早くも手応えをなくしてしまい17着。
好位からの競馬になった事もありますが、この着順は負けすぎで、距離が完全に駄目なのか馬の状態に問題があったのでしょう。

東海S
1着 シルクメビウス(3人気)
2着 トランセンド(1人気)
3着 アルトップラン(10人気)

前が止まらない不良馬場。人気のトランセンドが押し切るかというところで、シルクメビウスが豪快な差し切り勝ち。
トランセンドは少しくらい速くてもという乗り方で自分の形に持ち込めましたが、シルクメビウスに35.1の上がりを使われては仕方がないですね。

Popularity: 4%

優駿牝馬(オークス)
牝馬クラシックの最高峰レースで2400という距離がポイントになります。
基本的には桜花賞上位馬が中心となっていますが、二桁人気馬の連対も過去10年で3回あり、順当と波乱の両極端な結果となっています。

※データは全て過去10年からのものとなります。

桜花賞組が断然
連対馬の前走は桜花賞が16連対で断然。フローラSが3連対、スイートピーSは1連対のみとなっています。
桜花賞組は06年フサイチパンドラの桜花賞14着からオークス2着など、大敗からでも巻き返しは可能ですが、桜花賞5着以下からオークスで連対した馬は桜花賞の前走で1600~1800重賞で3着以内に入っています。
フローラS組は3着まで連対がありますが、スイートピーSは無敗だったカワカミプリンセスのみで例外的な扱いでもいいのかしれません。

ここで消えるのは、ギンザボナンザ、ニーマルオトメ、タガノエリザベート、アニメイトバイオ、シンメイフジ、ステラリードとなります。

桜花賞上位馬の取捨
桜花賞勝ち馬の成績は[2-1-2-2]で、桜花賞2着馬は[1-2-0-6]となっています。
桜花賞馬はオークスでも比較的安定していますが、01年テイエムオーシャンの3着や04年ダンスインザムードの4着など単勝1倍台に支持された場合でも負けています。
この2頭から見るとやはりポイントは距離となりますが、これは走った後だからこそ分かることで、現時点でアパパネに関しては折り合いの不安はありますが、持ってしまっても不思議はありません。
また阪神改修以降の桜花賞1,2着馬のオークス成績は[1-2-1-0]と非常に信頼できる結果になっていて、07年のウオッカとダイワスカーレットが出ていれば更に良い成績になっていたはずです。

穴なら軽量馬?
6番人気以下から3着に入った9頭のうち8頭が440kg以下。
原因はよく分からないデータですが、それにしては多いという事で参考までに。
前走440kg以下だったのはコスモネモシン、アプリコットフィズ、プリンセスメモリー、エーシンリターンズ、ステラリード。
エーシンリターンズはさすがに今回は人気してしまいそうですが、コスモネモシン、プリンセスメモリーあたりに注意でしょうか。

総評
阪神改修以降の桜花賞はオークスとも相性が良く、桜花賞上位組を中心で良さそうです。
アパパネは二冠を達成する馬は当然ですが少ない事、外枠で折り合いに課題が残る事を考慮し、オウケンサクラは桜花賞前に1戦多かった事、今回は展開が変わりそうな事を考慮すれば、桜花賞3,4着を評価してみても面白いかもしれません。
あとは軽量の穴候補です。

結論
◎エーシンリターンズ
○ショウリュウムーン
▲アパパネ
△オウケンサクラ
△コスモネモシン
△プリンセスメモリー

Popularity: 20%

オークス
5月23日にはいよいよオークスが開催されます。
牝馬クラシックの頂点となるこのレースには、今年も選りすぐりの3歳牝馬が揃いそうですね。

現時点での出走予定馬は以下のようになっています。(騎手は想定です)

まずは桜花賞組。

アパパネ 桜花賞1着 蛯名
阪神JF、桜花賞と勝ち、オークスでも人気が予想されます。
桜花賞はスタミナも問われる展開になった事で、距離自体はこなしても不思議はありませんが、気性的な面では不安が残ります。
折り合いを欠く事が多いだけに、枠順と位置取りが重要になってきそうです。

オウケンサクラ 桜花賞2着 安藤勝
血統的に距離延長は歓迎ですが、桜花賞では早仕掛けの分があるにしても最後1ハロンは苦しくなりました。
瞬発力勝負では分が悪く、あまり極端な早仕掛けも難しいとなると仕掛けどころが重要ですね。
今の前残りの馬場が続くようなら残せる可能性は十分あります。

エーシンリターンズ 桜花賞3着 福永
チューリップ賞、桜花賞ともに人気薄での3着ですが、オークスではさすがにもう少し評価されてきそうです。
好位で競馬をできる強みがあり、距離をこなせれば引き続き注意が必要ですね。
ただあまり人気が上がるようだと、買いにくい流れになりますね。

ショウリュウムーン 桜花賞4着 内田博
桜花賞で最も強い競馬をしたと言ってもいいでしょう。距離延長も東京コースも合いそうで勝ち馬候補の一頭ですね。
母父ダンスインザダークが距離延長が向きそうな要因の1つではあるのですが、距離というよりはスタミナを要求される展開で生きる血統ですので、軽いレースになれば案外という事も考えられます。
また後方からの競馬にもなりそうですので、馬場や展開には左右されてしまうかもしれません。
鞍上内田騎手に乗り替わりです。

続いてフローラS組です。
サンテミリオン フローラS1着 横山典
フローラSは危なげなく勝ちましたが、インパクトという面では物足りませんでした。ただ先行してソツのない競馬ができるのは強みですね。
こちらも瞬発力勝負はしたくないはずですので、オウケンサクラとこの馬の動き方がオークスの鍵を握る事になるかもしれません。
多数出走予定のゼンノロブロイ産駒です。

アグネスワルツ フローラS2着 柴田善
骨折休養明けのフローラSを逃げ粘って2着。馬場と展開に恵まれた感はありますが、復帰戦としては上々でしょう。
恐らくこの馬がハナを切る形になりそうですが、あまりスローだとオウケンサクラやサンテミリオンがいく可能性は十分あります。
また、仕掛けどころの面でもこの2頭はこの馬にとってはやっかいな存在になりそうです。
こちらもゼンノロブロイ産駒です。

ブルーミングアレー フローラS3着 松岡
元々オークス向きの評価をされていた馬で、フローラSではなんとか権利獲得。
他の出走馬との比較では多少見劣りする感は否めないですね。
枠や展開の助けがあればといったところでしょうか。

続いてスイートピーS組です。
トレノエンジェル スイートピーS1着 戸崎
キャリア3戦目ながらスイートピーSを勝ちオークス出走権を獲得しました。
スイートピーS自体のレベルも評価しにくいもので、タイキシャトル産駒という事から距離への不安も残ります。
上積みがどこまであるかというところになりますが、少し厳しい感は否めません。

ニーマルオトメ スイートピーS2着 北村宏
スイートピーSは逃げ粘っての2着で、馬場に助けられた感もあります。
オークスでの位置取りはアグネスワルツなどを見ながらという形になりそうで、楽な形にはならそうですね。
ゼンノロブロイ産駒です。

ここからは賞金上位組となります。
アプリコットフィズ 桜花賞5着 四位
桜花賞は5着と敗れましたが、まだキャリアが浅く上積みは十分にありそうです。
ジャングルポケット産駒で東京コース2勝とオークスの舞台は合いそうで、勝ち馬候補の一頭でしょう。
武豊騎手の復帰は間に合わず、今回は四位騎手となりますが、実積のある騎手ですし、特に難しい馬ではありませんので大きなマイナスにはならないでしょう。

コスモネモシン 桜花賞9着 石橋脩
桜花賞は9着ですが0.4差で着順ほどは負けていません。
フェアリーS勝ち、フラワーC2着の実積を持っていますし、人気がさらに落ちるようなら押さえてみても面白い一頭ですね。
ゼンノロブロイ産駒です。

アニメイトバイオ 桜花賞8着 後藤
こちらも桜花賞8着でまだ見限れませんが、桜花賞での-20kgは少し気になりますね。
恐らく輸送減りで、前々走のアネモネSは+14kgで出てきていますので、ある程度戻っていれば大丈夫だとは思います。
自在性のある馬で今回は後藤騎手に乗り替わりです。どういった位置取りを選んでくるのか分からない部分はありますね。
こちらもゼンノロブロイ産駒です。

シンメイフジ 桜花賞6着 岩田
桜花賞は控える競馬に戻し、上がり最速での6着。この乗り方だと展開の助けが必要ですが、オークスは厳しいペースにはなりにくいですし、仮になった場合この馬も距離不安が出てしまいますね。
ただしオークスは多少の距離不安はどうにかなってしまう事も多いので、折り合いの部分の方が重要です。

ステラリード 桜花賞14着 ウィリアムズ
函館2歳Sを勝った以降は厳しい競馬が続いています。スペシャルウィーク産駒で血統的に距離は合う可能性もありますが、現状の成績ではオークスは厳しいですね。

プリンセスメモリー 桜花賞13着
スウェプトオーヴァーボード産駒で、伯父にデュランダルがいる短距離向きの一族です。
クイーンCで素晴らしい末脚は見せていて、今の時期ならある程度距離の融通は効きそうですが、2400となるとさすがにどうでしょうか。

タガノエリザベート 桜花賞12着 川田
2200MのすみれSを使って臨んだ桜花賞でもかかる素振りを見せてしまい、ちぐはぐな競馬になってしまいました。
末脚勝負に徹すれば確実に伸びてくる馬ですが、馬場、展開などを考えると届くには運が必要になりますね。

ギンザボナンザ 桜花賞7着 池添
繰り返しになりますが桜花賞は10着馬くらいまでは、逆転可能な着差でしょう。
こちらもゼンノロブロイ産駒で、祖母にアドラーブルがいる母系もオークス向きな印象ですが、同じ東京コースのクイーンCで大きく負けているのは気になりますね。
それでも人気はしないでしょうし、穴候補の一頭には面白いかもしれません。

ここまでが現時点で出走可能な17頭で、モーニングフェイスワイルドラズベリーの2頭が抽選になりそうです。
特にモーニングフェイスはスペシャルウィークにサドラーズウェルズという血統で、忘れな草賞も勝っていますし、オークスは合いそうです。

総評
大きなポイントとしてはやはり距離になりますが、マイラーでも折り合いさえつけばこなせるような流れになる事も多いです。
また、桜花賞では初の関西遠征だったアプリコットフィズや、輸送で大幅に体重を減らしてしまったアニメイトバイオなど、実積を持った関東馬は見直しが必要かもしれません。
血統面ではチューリップ賞、桜花賞でキングカメハメハ産駒が活躍しましたが、東京開催のトライアルではゼンノロブロイ産駒が大活躍中です。桜花賞からキングカメハメハ産駒とゼンノロブロイ産駒の着順がガラッと入れ替わる可能性もありますね。

Popularity: 29%

天皇賞(春)
1着 ジャガーメイル(2人気)
2着 マイネルキッツ(4人気)
3着 メイショウドンタク(16人気)

道中2番手につけたマイネルキッツが先に抜け出したところをジャガーメイルが鋭く差し切り、G1で重賞初制覇。鞍上ウィリアムズ騎手で外国人騎手による天皇賞(春)制覇は史上初となりました。
また、4角で立ち上がるような素振りを見せたトーセンクラウンは18着へ降着。トーセンクラウンより後ろにいた馬は全馬不利を受けたような状況でした。

勝ったジャガーメイルは中団から徐々に進出し、4角でも手応え抜群。先に抜け出したマイネルキッツがいい目標になった事もあり上がりは33.7と、素晴らしい末脚でした。
4角でのウィリアムズ騎手の乗り方も非常に良かったですね。

マイネルキッツは積極的に前へつける競馬。結果的には最後に差されましたが、この馬の場合は中途半端に溜めるよりはあれで良かったのではないでしょうか。松岡騎手とマイネルキッツのコンビはいい形になってきましたね。

人気のフォゲッタブルはジャガーメイルの少し後ろあたりからでしたが、3,4角の反応が悪かったですね。久々の影響などもあるのでしょうが、少し負けすぎました。
ダンスインザダーク産駒の中では安定している成績を残してはいましたが、やはり安定して力を出せるタイプではないのかもしれません。
また、長距離でしか結果を出せていませんので、今後は少し様子見ですね。

青葉賞
1着 ペルーサ(1人気)
2着 トゥザグローリー(2人気)
3着 ハートビートソング(3人気)

人気のペルーサが力の違いを見せつけ完勝。直線向いて追い出した瞬間にモノが違いましたね。
2着にトゥザグローリー、3着にはハートビートソングと2戦2勝馬の2頭が続き人気通りの結果。三連単でも1880円と堅い決着になりました。

勝ったペルーサは若葉Sでヒルノダムールにも勝っており、皐月賞でも十分勝負になったと思いますが元々ダービー狙いを公言していて、青葉賞からという事になりました。皐月賞に間に合わなかった馬とのレースでは、これが当然の結果なのかもしれません。
父ゼンノロブロイは青葉賞勝ちからのダービーではネオユニヴァースの2着に敗れています。今年はネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサがいますので、父の雪辱なるかという意味でも面白い構図になりましたね。
これに加えてNHKマイルC馬も出てくれば…非常に面白い日本ダービーになりそうです。

2着のトゥザグローリーはペルーサには完敗ですが、3月デビューの3戦目でよく2着に持ってきたというところでしょう。デビュー時から-10kg、-12kgと続いていて、内容的にもダービーでは少し厳しそうですが、まだまだ上積みはありそうで秋以降という意味では楽しみな存在です。
本当に強い馬の場合、ここはまだだろうと思っていても来てしまう事はよくあり、ダービーもいい意味で期待を裏切ってくれる可能性はありますね。

3着のハートビートソングは前が残りやすい馬場で後方から3着。上がり34.1も立派ですが、勝負がついたあとの3着はなかなか評価しにくい結果でもあります。
それでもこの馬もまだ3戦目で、ペルーサが別格だったと考えればよくやっています。今年は3着ではダービーの出走権は得られませんでしたが、秋以降に向けては楽しみな一頭ですね。ダービーを使えなかった事が今後いい結果になる事もありえます。

スイートピーS
1着 トレノエンジェル(5人気)
2着 ニーマルオトメ(4人気)
3着 ヤマニンソルファ(3人気)

粘るニーマルオトメを中団好位と進めたトレノエンジェルがハナ差とらえて1着。

トレノエンジェルはタイキシャトル産駒でオークスとなると距離には不安が残りますね。曾祖母にシャダイカグラのいる牝系で、上手くいけばオースミコスモのような活躍ができるかもしれないというイメージでしょうか。

2着のニーマルオトメはゼンノロブロイ産駒で、フローラSのワンツーに続きここでもオークス出走権をとりました。馬場と展開が合った感が大きく、相手関係から見てもオークスは厳しそうです。

Popularity: 6%

フローラS
1着 サンテミリオン(1人気)
2着 アグネスワルツ(4人気)
3着 ブルーミングアレー(2人気)

アグネスワルツがマイペースでレースを作り、好位追走のサンテミリオンが直線抜け出し快勝。2着にはアグネスワルツが粘り、3着には中団やや前からのブルーミングアレーとなりました。
開幕週の馬場とペースが落ち着いた事で前々での決着となり、後方からのアマファソンは上がり34.1ながら4着まで。

勝ったサンテミリオンは8枠でしたがスタート直後に思い切って先団へ。この辺りの判断はさすが横山典騎手ですね。結果的には常に先頭を射程圏に入れながら直線で余裕を持って抜け出す横綱相撲でした。

アグネスワルツは骨折明けながらもよく粘り2着。馬場とペースに助けられた感もあり、距離的には不安を残したままですが、オークスも同じような展開になりやすいレースですし注意は必要ですね。

桜花賞上位組からもオウケンサクラ、エーシンリターンズ、アプリコットフィズと前々で競馬してきた馬が揃っていますので、この辺りの展開予想はオークスのポイントになりそうです。
最後にスタミナを問われた桜花賞上位組に対し、今回のサンテミリオン、アグネスワルツは、混戦を抜け出せるような力強さはまだ見せていませんね。
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福島牝馬S
1着 レジネッタ(5人気)
2着 ブラボーデイジー(4人気)
3着 ウェディングフジコ(3人気)

5番人気のレジネッタが好位から抜け出しを図るブラボーデイジーをアタマ差捕らえて1着。
08年桜花賞以来の勝利となりましたが、ゲートで立ち上がってしまった為、ゲート再審査が必要となり、ヴィクトリアマイルへの出走は残念ながら不可となってしまいました。

2着ブラボーデイジーは昨年の同レース1着に続いての結果。昨年より斤量が2kg増えての2着で、福島は本当に合うようですね。
昨年のヴィクトリアマイルはウオッカには離されましたが2着しています。今年も相手は強いですが注意は必要かもしれませんね。

アンタレスS
1着 ダイシンオレンジ(4人気)
2着 ナニハトモアレ(5人気)
3着 フサイチセブン(2人気)

先行馬が揃ったことでペースは速め。中団から進出したダイシンオレンジが直線抜け出し快勝。2着には後方からのナニハトモアレ。
1.6倍の断然人気に支持されたトランセンドは、結果的には先行した2頭を追いかけすぎた形で直線では見せ場なしの8着。

Popularity: 6%

フローラS(G2)
オークストライアルですが、桜花賞から中1週で桜花賞組の活躍はほとんどなく、桜花賞に間に合わなかった馬や、距離適性からオークスを照準を合わせていた馬が中心となるレースです。
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※データは全て過去10年からのものとなります。

前走は1800~2000が優位
連対馬20頭中18頭が前走で1800~2000を使っていました。残り2頭は03年タイムウィルテルが前々走で1800を勝っていて、もう1頭の05年ディアデラノビアはチューリップ賞、フィリーズレビューで1,2番人気に支持されていました。
基本的には長めを意識して使われてきた馬がやはり強いですね。
今回はアグネスワルツ、マイネアロマ、トレジャーチェスト、ブルーミングアレーの4頭が前走1600です。

1番人気の取捨も前走内容
1番人気馬は[2-2-1-5]となっていて、3着以内に入った馬の前走は1800~2000で1,2着でした。4着以下の5頭のうち4頭は前走1400~1600で、残る1頭は1800で3着でした。
この3着の1頭は03年6着のセイレーンズソングで、戦績からサンテミリオンと似ている部分は多いですね。

1800~2000または東京1600の勝ち鞍
凡走からの巻き返しも効くレースで絞り込みが難しいですが、連対馬20頭中13頭に1800~2000の勝ち鞍があり、残り7頭のうち4頭に東京1600での勝ち鞍があります。
例外が3頭いるデータとなってしまいますが、目安にはなるのかもしれません。
該当する勝ち鞍があるのは、アスカトップレディ、メジロジェニファー、マイネアロマ、アマファソン、ブルーミングアレー、サンテミリオン、オルレアンノオトメ。

総評
サンテミリオンを人気ほど信用できないとするなら、データから浮上するのはアマファソンとオルレアンノオトメとなります。
未勝利からの連対もありますのでアスカトップレディ、メジロジェニファーにも要注意ですね。

勝ち鞍実績が足りないだけのベストクルーズは、阪神JF3着などもありここでは実績上位ですから押さえておく必要はありそうです。

アグネスワルツは間隔が開いていますので、前走1600はさほど気にしなくて良いのかもしれません。開幕週で脚質からも面白い存在ですが、骨折明けの影響がどうかでしょう。

結論
◎アマファソン
○オルレアンノオトメ
▲サンテミリオン
△ベストクルーズ
△アスカトップレディ
△メジロジェニファー

Popularity: 17%

桜花賞
1着 アパパネ(1人気)
2着 オウケンサクラ(3人気)
3着 エーシンリターンズ(11人気)

オウケンサクラが引っ張る流れを中団やや前から進めたアパパネがゴール前差し切って勝利。3着には先行したエーシンリターンズで、差し追込勢は出番なしという結果になりました。

オウケンサクラが刻んだラップは平均的に速く、後方からの捲りが効かない上に、前が止まらない馬場も手伝ってのこの結果でしょう。

勝ったアパパネは相変わらず折り合いを欠く面を見せたり、直線では少々強引なところもありましたが、力で押し切った形です。
楽な流れのレースではなかっただけに不安視されているオークスも距離的には大丈夫かもしれません。ただ折り合い面ではやはり不安が残りますね。

オウケンサクラは強行ローテにも関わらず、積極的に強い競馬を見せました。馬体減りもなく非常に充実している印象で、距離的にも向きそうなオークスでも要注意ですね。
ただクラシックで燃え尽きてしまうような馬も多くいますので、激戦の疲れが出てしまうようだと今後が少し心配です。

エーシンリターンズは今回も人気薄ながら堅実に好走しました。前につけられた事で直線もスムーズに伸びましたが、上位2頭には力負けといった印象です。
ですが、チューリップ賞で敗れ、今回も終いの手応えには大きな差のあったショウリュウムーンには先着できているのですから、器用さは大きな武器です。

4着のショウリュウムーンは最内枠だった事もあり、直線内で詰まり、中で詰まり、外に持ち出してようやくといった感じです。
オークスに向けてという意味で内容的に最も良かったのはこの馬になるでしょう。

ニュージーランドトロフィー
1着 サンライズプリンス(1人気)
2着 ダイワバーバリアン(2人気)
3着 レト(7人気)

大外枠の不利をものともせず、サンライズプリンスが一頭抜けたレースを見せた印象ですね。早めに捲り突き抜けてしまうのですから、ここは他馬はどうしようもありません。
次走はNHKマイルCとなりそうで、ダノンシャンティとの対決が楽しみですね。

ダイワバーバリアンはやはり決め手不足が目立ちますが、レトに迫られた後もう一度伸び、2着は確保しました。
サンライズプリンスには今回力負けですが、NHKマイルでも連下には注意しておきたい一頭です。

阪神牝馬S
1着 アイアムカミノマゴ(9人気)
2着 プロヴィナージュ(5人気)
3着 カノヤザクラ(10人気)

9番人気のアイアムカミノマゴが中団から鋭く抜け出し快勝。中団後方からの競馬になったラドラーダ、ワンカラット、ヒカルアマランサスらの人気どころが揃って不発となる波乱のレースでした。

ヴィクトリアマイルにはブエナビスタやレッドディザイアが出てきそうですし、今回の上位馬はその2頭との比較ではさすがに苦しいですね。
アイアムカミノマゴは1400で、プロヴィナージュは牝馬重賞でしばらくは注意が必要な感じです。

Popularity: 7%

抜けた馬がおらず、混戦の様相となっている牝馬クラシック戦線の有力馬です。
トライアル直前という事で、トライアルに出走予定の馬を割と広くまとめてみましたが、トライアル終了時にはガラッと勢力図が変わっていそうな感じですね。

トライアル終了版アップしました
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アパパネ(阪神JF1着) チューリップ賞予定
3連勝で2歳女王となった後休養を挟み、ついに今週のチューリップ賞で復帰予定です。
2歳時点での印象では絶対的な存在ではありませんが、更に成長が見られるようなら桜花賞はこの馬中心になってきますね。
ただし母ソルティビッドですので早熟傾向の懸念はあります。

阪神JF組は上位5着までが同レース以降使っておらず、評価が難しいです。その間に行われた重賞勝ち馬の方を評価するべきですね。

アプリコットフィズ(クイーンC1着) 桜花賞予定
1,2月で最も評価を上げたのがこの馬ですね。武豊騎手とのコンビで桜花賞直行が予定されています。
ジャングルポケット産駒で2勝とも東京と、東京向きは確かなのでしょうが、前につけられる馬ですので桜花賞でも有力候補の一頭ですね。

コスモネモシン(フェアリーS1着) フラワーC予定
フェアリーSでアプリコットフィズに勝っているのがこの馬です。11番人気だった事と展開が向いた事もありフロック視もできますので、次走で真価が問われます。
この馬がゼンノロブロイ産駒の初重賞制覇となったのですが、ロブロイ産駒は本当に走っています。傾向を早めに掴みたい種牡馬ですね。

そして、阪神JF組となります。この組のトライアルでの復帰内容は、アパパネやアプリコットフィズの評価にも影響してきそうです。

アニメイトバイオ(阪神JF2着) アネモネS予定
京王杯2歳Sでエイシンアポロンと、阪神JFでアパパネと差のない競馬をしています。
2歳時の印象ではアパパネを逆転していてもおかしくないですが、順調に成長しているかどうかが気になりますね。こちらもゼンノロブロイ産駒で未知数の部分もあります。

ベストクルーズ(阪神JF3着) チューリップ賞予定
この馬も成長が楽しみで、チューリップ賞でアパパネとの力関係がどうなっているかですね。
名牝チヨダマサコにサンデーサイレンス、クロフネと続けた血統は魅力ですし、一皮むけてくれば面白い存在です。

ラナンキュラス(阪神JF4着) フィリーズレビュー予定
評価は落としましたがスペシャルウィーク*ファレノプシスという良血馬、同系配合で硬いイメージはありますが、2歳で萎むような事はないでしょう。
桜花賞に出てきてほしい馬ではありますね。

シンメイフジ(阪神JF5着) フラワーC予定
阪神JF1番人気ですが、こちらも評価を落とした印象ですね。阪神JFでは外を回した馬の中では最先着しており、末脚は魅力ですが、この馬の持ち味を出しきるのは桜花賞では難しいかもしれません。

やはり阪神JF組には楽しみな馬が揃っていますね。トライアル前にもう一度レースを見直した方がいいかもしれません。

「馬ナビ」もチェック!

続いては重賞勝ちとはいかないまでも、1,2月で評価を上げた馬たちです。

サンテミリオン(若竹賞1着) フラワーC予定
新馬でクォークスター、若竹賞でバシレウス、ミカエルビスティーと牡馬の強敵相手に完勝しており、トライアルで最も楽しみな馬です。
中山でしか使われておらず、次走も中山になりそうですが、他でも見てみたいですね。この馬もロブロイ産駒です。

ワイルドラズベリー(紅梅S1着) チューリップ賞予定
好メンバーが揃った紅梅Sを快勝。多少かかるそぶりを見せましたが4角では手応え抜群。突き抜けるような脚ではないですが、好位からしぶとく伸びる感じでしょうか。
ファルブラヴ産駒で距離にやや不安があり、チューリップ賞はその意味でも重要になってきそうです。

エーシンリターンズ(エルフィンS1着) チューリップ賞予定
初勝利までに4戦を要しながら、続くエルフィンSを11番人気で勝利。他のクラシック候補に比べ際立つ点はありませんが、こういう勝ち方をする馬は怖いですね。
キングカメハメハ*エイシンサンサンで距離はもう少しあっても良さそうです。

オウケンサクラ(こぶし賞1着) チューリップ賞予定
こぶし賞はなんとか差し切り勝ち。距離が短かったのかもしれませんが、少し反応が鈍い印象です。
エンジンがかかってからはいい脚を見せていたので、その辺りが課題です。

ロジフェローズ(春菜賞1着) フィリーズレビュー予定
新馬勝ち後のフェアリーSは6着も、続く春菜賞は折り合いを欠きながらも1着。気性にやや難がある印象ですが、馬群を割って伸び、並んでから抜かせなかったのは評価できます。
後ろからいく馬でもありますので、厳しい流れのレースが向きそうです。

ここの注目馬はチューリップ賞に固まる形になりました。楽しみですね。
続いてはダートから参戦の2頭。

ラブミーチャン(ゴールドジュニア1着) フィリーズレビュー予定
昨年の全日本2歳優駿勝ち馬でダートは無傷の6連勝中。笠松所属です。サウスヴィグラス産駒で芝適性に不安はありますが、期待させる一頭です。
もしフィリーズレビューを勝てば桜花賞でも人気するでしょうし、クラシックを盛り上げる意味でも、桜花賞に進んでほしい馬ですね。

ハニーメロンチャン(500万下1着) フィリーズレビュー
こちらもダートで2戦2勝のサウスヴィグラス産駒です。名前に「チャン」がある事まで一緒なのは面白いですね。
サウスヴィグラス産駒は今のところ完全にダート向きですが、その父エンドスウィープからは芝G1級も多数出ていますので、可能性はありますね。

余談ですがカレンチャンミオリチャンもフィリーズレビューを予定しているとか。
最後に期待されながら厳しくなってきた馬たちです。トライアルで勝てば桜花賞でも面白いですが、権利までならよくて善戦止まりかなと思わせるような、微妙な状況に置かれています。

テイラーバートン(クイーンC3着) フィリーズレビュー予定
フェアリーSで1人気3着、クイーンSは2人気3着と期待されながらも賞金が加算できませんでした。
桜花賞を目指してフィリーズレビューになるようですが、ローテーションも厳しくなります。

メジロオードリー(春菜賞3着) アネモネS予定
スペシャルウィーク*メジロドーベルで非常に期待したくなる一頭です。新馬後のフェアリーSで0.2差4着と能力を見せましたが、春菜賞はチグハグな競馬で3着まで。
馬体もレース振りもまだまだ成長の余地がある印象なので、一変してくればというところですかね。

ブルーミングアレーが疲れからオークスへと目標を変更したように、この組は桜花賞へ出したい面と、無理せず育てたい面の難しい判断ですね。

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