Sunday, February 5, 2012

日本ダービー
1着 エイシンフラッシュ(7人気)
2着 ローズキングダム(5人気)
3着 ヴィクトワールピサ(1人気)

ハナを切ったアリゼオがペースを落とし、自ら動く馬もいなかった事で超スローペースの展開。4角で一団となり残り3ハロンの切れ味勝負となりました。
一旦抜け出したローズキングダムの内から馬群を割ってきたエイシンフラッシュが鋭く抜け出し、さらに内をついたヴィクトワールピサも伸びましたが3着まで。
皐月賞3,4着馬での決着となり、やはり皐月賞組が強かったと言える結果ですね。

勝ったエイシンフラッシュは上がり32.7で、こんな脚が使えるのは驚きでした。
ドイツの牝系にKing’s Bestという血統を持つこの馬が、皐月賞で底力を見せ、ダービーで瞬発力を見せました。今後どういう馬になっていくのか非常に楽しみになりましたね。
スローペースで人気薄馬が勝つ結果はなかなか評価されにくいものですが、この馬の評価はどうなっていくのでしょうか?エイシンの冠名も含め、馬券的には上手に付き合っていきたい馬です。

2着のローズキングダムも上がり32.9と瞬発力を見せました。スタミナを要求されなかった事はこの馬に向いた部分もありますが、2歳王者にとってこのダービー2着は悪い流れを断ち切る重要な一戦になったのではないでしょうか。
秋は2歳王者という事は忘れて、ダービー2着馬として改めて評価した方が良さそうです。

3着ヴィクトワールピサは道中少し力んでいたとの事ですが、この馬も33.1で上がっていますので、さすがによくまとめてきたという印象ですね。
突き抜けた強さの二冠馬にはなれなかったというだけで、今までに見せた総合力はこの馬が一番でしょう。
ネオユニヴァース産駒は昨年のロジユニヴァース、アンライバルドのイメージが強いだけに、秋以降も順調にいってほしいものです。

2番人気のペルーサは出遅れが響き6着。慌てずに徐々に押し上げていく競馬をしましたが、ここまでのスローではさすがに厳しかったですね。
元々秋以降に期待と言われていた馬ですし、今回の敗戦は特に問題はないでしょう。引き続き楽しみな一頭です。

5着のルーラーシップはやはり大物感を見せますね。不器用さが目立ち、勝負どころでもたついてしまう部分がありますが、伸び始めれば抜群の末脚を見せます。
どう成長していくのか楽しみですが、不器用なまま終わる馬も多くいます。人気しやすい馬ですから変わってくるまでは様子見がいいでしょうね。

金鯱賞
1着 アーネストリー(1人気)
2着 ドリームサンデー(6人気)
3着 スマートギア(4人気)

逃げたドリームサンデーと2番手追走のアーネストリーでそのまま決まるレースとなりました。展開が向いた事もありますがアーネストリーの完勝と言っていい内容で、前に行ける分も含めて宝塚記念でも楽しみな存在です。
1年3ヶ月ぶりとなったアドマイヤオーラは5着。無理せず回ってきた印象ですがまずまずの結果でした。数を使えない馬なのでどこかで一戦必勝の仕上げで勝負してくるかもしれません。

なお、タスカータソルテは直線で故障を発生し競走中止。左第1指関節脱臼で予後不良となってしまいました。

目黒記念
1着 コパノジングー(5人気)
2着 イケドラゴン(9人気)
3着 フェニコーン(7人気)

ダービーに続いてスローペースで流れた事で上位人気馬が不発。こちらはハンデ戦なのでより顕著でした。
勝ったコパノジングーは1600万を勝ったばかりですが、速い上がりが使える馬でここはうまくハマりました。2着には51kgのイケドラゴンが逃げ粘り、ハンデ戦らしい波乱の結果となりました。プレミアムレースはいい感じに荒れている印象ですね。

Popularity: 5%

東京優駿(日本ダービー)
既に前々日発売が行われていて、オッズはまだ参考になりませんが、ヴィクトワールピサ、ペルーサが僅差の人気、次いでダノンシャンティ、ヒルノダムールという人気になりそうですね。

データは全て過去10年からのものとなります。

順当決着が多い
1番人気の成績は[7-1-0-2]とかなり安定しています。着外に敗れたのは07年フサイチホウオーと09年アンライバルドで近年に集中しているのは気になります。
また、二桁人気の連対も07年アサクサキングスの14人気2着、08年スマイルジャックの12人気2着の2頭で、これも近年ばかりですね。
ただし勝ち馬は10頭全てが3番人気以内で、4番人気以下は来ても2着までとなっています。

前走は皐月賞組が強い
連対馬の前走は皐月賞が9連対とやはり目立ちます。次いでNHKマイルCが4連対、青葉賞、京都新聞杯がそれぞれ3連対となっています。
前走皐月賞から連対した馬の皐月賞の着順は[4-1-1-3]となっていて、皐月賞馬はやはり強いですね。
皐月賞4着以下から巻き返した3頭は皐月賞4番人気以内で、前々走に重賞を勝っています。

この条件だと今年の皐月賞4着以下から直行組で残せるのはアリゼオのみとなり、サンディエゴシチー、ローズキングダム、トーセンアレス、ハンソデバンド、シャインは消えます。

前走G1以外なら重賞1着
青葉賞、京都新聞杯からの6連対は全て1着馬でした。プリンシパルSからは09年アントニオバローズの8人気3着が最高で、前走G1以外からの馬は青葉賞、京都新聞杯の勝ち馬だけという事になります。
レーヴドリアン、ルーラーシップ、コスモファントム、メイショウウズシオ、トゥザグローリーが消えます。

重賞勝ち実積は必須
連対馬20頭全てに重賞勝ちの実積がありました。
同じ相手と何度も当たるクラシック戦線では、どこかで勝ちきれる形を見せていないと苦しいですね。
レーヴドリアン、ルーラーシップ、コスモファントム、トーセンアレス、ヒルノダムール、リルダヴァル、メイショウウズシオ、シャイン、トゥザグローリーが重賞勝ちがありません。

総評
さすがに日本ダービーという事で精鋭が揃っており、極端な穴狙いは難しく、順当な決着が濃厚と見るべきでしょう。
ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティ、エイシンフラッシュ、アリゼオ、ゲシュタルトと人気上位が丸ごと残るようなデータしかありませんね。

ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティの3頭についてはこちらの記事でも個別にまとめています。

中でもヴィクトワールピサは皐月賞を勝った事で文句のつけようのない戦績となり、1番人気なら堅いという事になります。
相手はペルーサよりもダノンシャンティの方が有利なデータが多く、その次の巻き返し候補は3着までという評価になりますね。

結論
◎ヴィクトワールピサ
○ダノンシャンティ
▲ペルーサ
△アリゼオ
△エイシンフラッシュ
△ゲシュタルト

※追記
ダノンシャンティは取消となりました。非常に残念です。

Popularity: 20%

東京優駿(日本ダービー)
今年のダービーは3強とするには有力馬が多いですが、人気上位3頭と思われる皐月賞馬ヴィクトワールピサ、青葉賞勝ち馬ペルーサ、NHKマイルC馬ダノンシャンティの3頭を過去データから見てみます。

※データは全て過去10年からのものとなります。

ヴィクトワールピサ
皐月賞馬のダービーでの成績は以下のようになっています。

  • 00年 エアシャカール 2人気1着→1人気2着
  • 02年 ノーリーズン 15人気1着→2人気8着
  • 03年 ネオユニヴァース 1人気1着→1人気1着
  • 04年 ダイワメジャー 10人気1着→4人気6着
  • 05年 ディープインパクト 1人気1着→1人気1着
  • 06年 メイショウサムソン 6人気1着→1人気1着
  • 07年 ヴィクトリー 7人気1着→2人気9着
  • 09年 アンライバルド 3人気1着→1人気12着
  • 10年 ヴィクトワールピサ 1人気1着→?

二冠馬が3頭出ている一方で着外に終わった馬も4頭います。
ヴィクトワールピサは皐月賞を1番人気で勝っていますが、同様に皐月賞を1番人気で勝っているのは03年ネオユニヴァースと05年ディープインパクトでともにダービーも勝っています。

二冠馬3頭に共通するのは皐月賞の前走で重賞を勝っている事で、これもヴィクトワールピサはクリアしています。09年アンライバルドもこれには当てはまりますが、不良馬場でのダービーでしたので、参考外でもいいでしょう。

またダービーは不出走でしたが01年アグネスタキオンも両方の条件に当てはまっていますが、この年のジャングルポケットに勝てたかどうかは分かりませんね。

ペルーサ
青葉賞勝ち馬がダービーを勝てていない事は有名ですが、以下のような成績になっています。

  • 00年 カーネギーダイアン 1人気1着→4人気7着
  • 01年 ルゼル 3人気1着→4人気14着
  • 02年 シンボリクリスエス 1人気1着→3人気2着
  • 03年 ゼンノロブロイ 1人気1着→3人気2着
  • 04年 ハイアーゲーム 2人気1着→3人気3着
  • 05年 ダンツキッチョウ 1人気1着→3人気13着
  • 06年 アドマイヤメイン 1人気1着→4人気2着
  • 07年 ヒラボクロイヤル 3人気1着→5人気16着
  • 08年 アドマイヤコマンド 2人気1着→4人気7着
  • 09年 アプレザンレーヴ 1人気1着→4人気5着
  • 10年 ペルーサ 1人気1着→?

青葉賞で3番人気以内の馬が勝ち、ダービーでは3~5番人気に支持されるという形が10年続いていますね。
今年のペルーサは4戦4勝、若葉Sでは皐月賞2着のヒルノダムールにも勝っていて、過去の青葉賞馬の中では実積は一番。2番人気の可能性もあります。

青葉賞勝ち馬の苦戦は一線級が揃うレースへの出走経験がない事が主に挙げられ、そういう意味ではペルーサも若葉S勝ちこそありますが、皐月賞上位組がもう一つ成長してくる事を考えれば不安点ではありますね。
またもう1つ、この時期の3歳に2400Mの連戦は厳しいともよく言われていますね。
ただ青葉賞ではありませんが、前走G1以外からのダービー勝ちは00年アグネスフライトの例があります。

後にG1を複数勝つ事になるシンボリクリスエスやゼンノロブロイでも負けている事を考えれば、ダービー時点ではやはりG1を戦ってきた組が有利となり、ヴィクトワールピサには勝てないというデータとなります。

ダノンシャンティ
NHKマイルCの勝ちっぷりは見事でしたが、中2週で800Mの距離延長となります。過去のNHKマイルC勝ち馬のダービー成績は以下のようになっています。

  • 01年 クロフネ 1人気1着→2人気5着
  • 02年 テレグノシス 4人気1着→4人気11着
  • 04年 キングカメハメハ 1人気1着→1人気1着
  • 06年 ロジック 3人気1着→11人気5着
  • 08年 ディープスカイ 1人気1着→1人気1着
  • 09年 ジョーカプチーノ 10人気1着→7人気18着
  • 10年 ダノンシャンティ 1人気1着→?

NHKマイルCを1番人気で勝っている3頭は全て毎日杯を勝っていて、ダノンシャンティもこれに当てはまります。
キングカメハメハ、ディープスカイはダービーも勝っていますし、クロフネのダービーの敗因が分かればいいんですが、距離とも馬場とも言えなくもないという程度で、体調も問題だった可能性もあり、今となっては分からないですね。

ダノンシャンティがどれにイメージが近いかと言えばディープスカイだと思いますが、08年は皐月賞が荒れていて、その皐月賞を勝ったキャプテントゥーレはダービー不出走。NHKマイルC組が1,3着となった年でした。
キングカメハメハが勝っている04年も皐月賞からの直行組は3着以内に入れずという結果で、皐月賞組が頼りなかったという点はありますね。

総評
ヴィクトワールピサは人気で王道を勝ち続けているだけあって過去の二冠馬に対して全くヒケをとらず、順当に二冠の可能性が高いというデータになります。
ダノンシャンティも皐月賞組のレベルに注意は必要ですが、二度負かしているリルダヴァルを物差しにすれば、十分勝負になりそうです。
ペルーサに関してはデータからは厳しいものとなりました。皐月賞2着馬を負かしている点などから、過去の青葉賞勝ち馬よりもダービー時点での完成度は一枚上と見て、データを破れるかに期待ですね。ただし皐月賞馬、NHKマイルC馬とも例年以上の実積を残してきています。

乱暴にまとめてしまえば、ネオユニヴァースとディープスカイが同じ年にいて、更に過去に例がない無敗馬もいる。とも言えるような好メンバーです。
今回挙げた3頭の中では、やはり皐月賞馬のヴィクトワールピサがデータ上は一歩リードとはなりますが、逆転の可能性は十分に残り、この3頭以外にも伏兵馬は多くいる、非常に難解なレースですね。

Popularity: 48%

オークス
1着 アパパネ(1人気)
1着 サンテミリオン(5人気)
3着 アグネスワルツ(8人気)

ニーマルオトメがレースを引っ張り、その直後にアグネスワルツ。ショウリュウムーンが前で、サンテミリオン、オウケンサクラ、アパパネが中団からと少し意外な位置取りとなりました。
直線ではアグネスワルツが先に抜け出したところを、サンテミリオン、アパパネの2頭が一気に捕らえ、あとはこの2頭の壮絶な叩き合い。一旦アパパネが出ますが、サンテミリオンが差し返し並んだところでゴール。
長い写真判定の末、結果はJRAG1史上初となる1着同着。歴史に残るオークスとなりましたね。

アパパネは不安視されていた折り合いもスタート直後に多少行きたがった程度で大きな問題はなく、折り合いがついてしまえばやはり強かったですね。
ただ直線で一度サンテミリオンを交わしているだけに、やはり少し距離は長かったのかもしれませんね。
桜花賞で上位に入ったキングカメハメハ産駒のエーシンリターンズ、ショウリュウムーンは今回は大敗という結果になり、アパパネ自身の強さを証明したとも言えます。
秋に向けての成長面でサンテミリオンとの比較では、血統面からも2歳から活躍しているアパパネの方が少し分が悪いですが、今結論を出せるものではないですね。
何にせよ秋のサンテミリオンとの再対決は楽しみです。

サンテミリオンは大外枠だった事もあるのでしょうが、思ったほど前へは行かず中団からの競馬となりました。
瞬発力勝負は分が悪いと思っていましたが、馬場が渋った事もあってこの馬の上がりは35.3。これなら十分勝負になりました。
その辺りを考慮したのかは分かりませんが、前に拘らなかった横山典騎手はさすがですね。
ゼンノロブロイ産駒は1,3,4着と大活躍で、父自身の成績から言われていたトライアル型のイメージも払拭しました。ダービーにはペルーサが控えていますが追い風となるでしょうか。

3着のアグネスワルツは先行勢で唯一踏ん張れた馬で、非常に評価できますね。
復帰2戦はともにサンテミリオンに敗れた形になりますが、休み明けと展開不利でまだ逆転の可能性は残っています。
この馬も秋に向けて有力馬の一頭と考えていいでしょう。

5着オウケンサクラは位置取りが後ろすぎましたね。スタートで少し狭くなったのもあるかもしれませんが、前につける気もなかったようなスタートでした。
4角でもスムーズに出す事が出来ず、やや消化不良気味なレースになってしまいましたね。
それでも5着に来れたのは、結果的に前がきつい流れになった事と渋った馬場が向いた事、それとやはり地力はあるという事でしょう。

2番人気に支持されたショウリュウムーンは前々の競馬から4角で早くも手応えをなくしてしまい17着。
好位からの競馬になった事もありますが、この着順は負けすぎで、距離が完全に駄目なのか馬の状態に問題があったのでしょう。

東海S
1着 シルクメビウス(3人気)
2着 トランセンド(1人気)
3着 アルトップラン(10人気)

前が止まらない不良馬場。人気のトランセンドが押し切るかというところで、シルクメビウスが豪快な差し切り勝ち。
トランセンドは少しくらい速くてもという乗り方で自分の形に持ち込めましたが、シルクメビウスに35.1の上がりを使われては仕方がないですね。

Popularity: 4%

優駿牝馬(オークス)
牝馬クラシックの最高峰レースで2400という距離がポイントになります。
基本的には桜花賞上位馬が中心となっていますが、二桁人気馬の連対も過去10年で3回あり、順当と波乱の両極端な結果となっています。

※データは全て過去10年からのものとなります。

桜花賞組が断然
連対馬の前走は桜花賞が16連対で断然。フローラSが3連対、スイートピーSは1連対のみとなっています。
桜花賞組は06年フサイチパンドラの桜花賞14着からオークス2着など、大敗からでも巻き返しは可能ですが、桜花賞5着以下からオークスで連対した馬は桜花賞の前走で1600~1800重賞で3着以内に入っています。
フローラS組は3着まで連対がありますが、スイートピーSは無敗だったカワカミプリンセスのみで例外的な扱いでもいいのかしれません。

ここで消えるのは、ギンザボナンザ、ニーマルオトメ、タガノエリザベート、アニメイトバイオ、シンメイフジ、ステラリードとなります。

桜花賞上位馬の取捨
桜花賞勝ち馬の成績は[2-1-2-2]で、桜花賞2着馬は[1-2-0-6]となっています。
桜花賞馬はオークスでも比較的安定していますが、01年テイエムオーシャンの3着や04年ダンスインザムードの4着など単勝1倍台に支持された場合でも負けています。
この2頭から見るとやはりポイントは距離となりますが、これは走った後だからこそ分かることで、現時点でアパパネに関しては折り合いの不安はありますが、持ってしまっても不思議はありません。
また阪神改修以降の桜花賞1,2着馬のオークス成績は[1-2-1-0]と非常に信頼できる結果になっていて、07年のウオッカとダイワスカーレットが出ていれば更に良い成績になっていたはずです。

穴なら軽量馬?
6番人気以下から3着に入った9頭のうち8頭が440kg以下。
原因はよく分からないデータですが、それにしては多いという事で参考までに。
前走440kg以下だったのはコスモネモシン、アプリコットフィズ、プリンセスメモリー、エーシンリターンズ、ステラリード。
エーシンリターンズはさすがに今回は人気してしまいそうですが、コスモネモシン、プリンセスメモリーあたりに注意でしょうか。

総評
阪神改修以降の桜花賞はオークスとも相性が良く、桜花賞上位組を中心で良さそうです。
アパパネは二冠を達成する馬は当然ですが少ない事、外枠で折り合いに課題が残る事を考慮し、オウケンサクラは桜花賞前に1戦多かった事、今回は展開が変わりそうな事を考慮すれば、桜花賞3,4着を評価してみても面白いかもしれません。
あとは軽量の穴候補です。

結論
◎エーシンリターンズ
○ショウリュウムーン
▲アパパネ
△オウケンサクラ
△コスモネモシン
△プリンセスメモリー

Popularity: 20%

日本ダービー(東京優駿)
5月30日にはいよいよ日本ダービーの開催です。
今年は非常に楽しみなメンバーが揃い、ダービーらしい頂上決戦が見られそうです。

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ネオユニヴァース産駒の皐月賞馬ヴィクトワールピサへゼンノロブロイ産駒の青葉賞馬ペルーサが挑む形に、NHKマイルCを衝撃の日本レコードで制したダノンシャンティも出走。
当然無視はできない皐月賞上位馬は順調に来そうですし、プリンシパルSを圧勝したエアグルーヴ産駒のルーラーシップや、素質馬リルダヴァル、レーヴドリアンも出走枠に滑り込み、出走予定です。

ただ残念な情報もあり、サンライズプリンスは屈腱炎で1年以上の休養が必要との事で回避。ヴィクトワールピサに騎乗する予定だった武豊騎手は回復状況が思わしくなくダービーでの騎乗は見送る事になりました。

では、まずは皐月賞から。

ヴィクトワールピサ 皐月賞1着 岩田
ラジオNIKKEI杯、弥生賞、皐月賞という王道を人気を背負いながら勝ち続けているのは強さの証明ですね。
器用さや反応、瞬発力が非常に高く、鞍上の思い通りに動けるのが一番の強みですが、ねじ伏せるような強さは見せていません。
東京2400というコースで各馬不利なく力勝負になった場合を想定すれば、ペルーサやダノンシャンティがインパクトのある勝ち方をしているだけに、少し不安は残ります。
ただし今の東京コースは有利不利が出やすくなっていますので、この馬の自在性は大きな武器ですね。
武豊騎手の復帰が間に合わなかった事で、皐月賞に続き岩田騎手となるようです。

ヒルノダムール 皐月賞2着 藤田
皐月賞は後方から外を回す競馬で2着。内を突いたヴィクトワールピサには敗れましたが、ダービーでならと期待させる内容でした。
この馬も自在性があり、今の東京では強みですが、ダービーでは末脚勝負ならそれに徹した馬の方が好成績を残しているイメージはあります。
とは言えペルーサに差されている事や、ダノンシャンティがいる事からもある程度前目でという形にはなりそうですね。

エイシンフラッシュ 皐月賞3着 内田博
皐月賞は11番人気ながら3着。皐月賞はこの馬のレースぶりや、上位の顔ぶれを見るとまぐれで3着に入れるようなレースではなかったはずで、この馬も素直に皐月賞3着馬として評価した方が良さそうですね。
持ち込み馬で父はキングマンボ産駒のKing’s Bestで母系はドイツの重厚な血統です。
底力に期待できそうな血統ですが、高速馬場がどうかですね。混戦や馬体を併せる形になれば強そうです。

ローズキングダム 皐月賞4着 小牧
2歳王者で皐月賞でも力は見せましたが、例年の2歳王者ならダービーは大敗してもおかしくない苦しい流れですね。
あまり東京の力勝負向きという感じはしない一族ですが、同じキングカメハメハ産駒の良血ルーラーシップはプリンシパルSで良い競馬を見せました。
東京コースでは2歳時に東京スポーツ杯を勝っており、ある程度の適性は見せています。この馬にとっても正念場となるレースですね。

続いて青葉賞組です。今年から優先出走権は2着までとなっています。
ペルーサ 青葉賞1着 横山典
ダービーと同じ舞台の青葉賞を4馬身差で圧勝。4戦無敗、若葉Sでヒルノダムールを破っている事もあり、人気の一角を占めそうです。
青葉賞の内容からも東京2400で力勝負というイメージが最も沸くのはこの馬になりますね。
マイナス点は出走馬のレベルが高いレースを経験していない事で、若葉Sも馬群がバラける展開でヒルノダムールさえ捕まえればいいという形でした。
青葉賞からダービーは2着までが最高で、名門藤沢厩舎もダービーは勝てていません。その2つの壁を超える事ができるでしょうか。

トゥザグローリー 青葉賞2着 戸崎
青葉賞時点ではペルーサにはハッキリと差をつけられてしまいましたが、3月デビューのキャリア3戦で上積みには期待できます。
ただ素質には期待できますが、現時点で見せているパフォーマンスでは厳しいレースになりそうで、秋以降の飛躍に向けてその片鱗を見せてくれればといったところではないでしょうか。

続いてプリンシパルS。今年は1頭のみの出走権です。
ルーラーシップ プリンシパルS1着 四位
エアグルーヴの仔という事でデビュー時から人気を集めていますが、なかなか思い通りに行かず、プリンシパルSでようやくその能力を見せる事ができました。
プリンシパルSで騎乗した横山典騎手曰く「飛びが無駄にでかい」との事で、東京コースは合っていますが、器用な事はできない馬です。
なかなか思い通りのレース運びができず、不利も受けやすい馬ですが、東京でうまくハマれば爆発も…という期待感は持たせてくれる一頭ですね。

ここからは賞金上位組になります。
ダノンシャンティ NHKマイルC1着 安藤勝
NHKマイルCは日本レコードでの圧勝劇。馬場や展開の要因が大きいので時計は評価しにくいですが、ここまで出てしまうと気にはなりますね。
NHKマイル→ダービーという中2週のローテは松田国厩舎の得意なローテですし、元々予定されていたものなので、それほど気にする必要はないでしょう。
距離に関してはフジキセキ産駒という事と、マイルであれだけの強い競馬を見せていますので、不安は残ります。かかってしまうようだと苦しくなりそうですね。
ただ牝系は優秀ですし、折り合いがつけば末脚は間違いないですし、変則二冠も十分あり得ます。

ゲシュタルト 京都新聞杯1着 池添
京都新聞杯ではコスモファントム、レーヴドリアンを抑え快勝。このレースでも3番人気だったように派手さはありませんが、毎回きちんと走ってくる馬ですね。
前々で競馬ができる強みはありますが、今年のダービーではやはり少し足りない印象です。

アリゼオ 皐月賞5着 ウィリアムズ
皐月賞は大外枠から外を回される展開ながら5着と能力は見せました。
折り合いの面から距離には不安が残りますが、先行勢では最も注意しなければいけない馬かもしれません。
切れないがバテない末脚は今の東京にはプラスに働くでしょうし、そういうタイプは追える外国人騎手との相性も良いです。
逃げてもいい馬ですし、ある程度折り合いがついて、早め早めに仕掛ければ残る可能性もあります。

ハンソデバンド 皐月賞18着 蛯名
共同通信杯ではダノンシャンティとアリゼオに勝っている馬ですが、皐月賞はさすがに負けすぎで、ダービーでの巻き返しは難しいでしょう。
元々安定していた馬があれだけあっさり沈んでしまったのですから、しばらくは様子見が妥当ですね。

コスモファントム 京都新聞杯2着 松岡
ラジオNIKKEI杯ではヴィクトワールピサとクビ差の接戦をしていて、それ以来となる京都新聞杯は順調に来ているゲシュタルトには敗れたものの、レーヴドリアンの追込はしのいで2着。
休み明けを叩いての上積みは期待できますし、先行勢ではアリゼオよりこちらの方が、うまくレースを運べる可能性は高いでしょう。

サンディエゴシチー 皐月賞15着 浜中
スプリングS10着、皐月賞15着という現状ですが、スプリングSは後方からの競馬、皐月賞は不利がありました。
ただその分を考慮してもやはりダービーでは厳しいですね。

シャイン 皐月賞16着 和田
皐月賞は後方からの競馬になってしまい、見せ場なく16着。
元々先行する馬ですので、前に行ければもう少しやれたかもしれませんが、今回のダービーでは力不足の感は否めませんね。
展開面ではこの馬がハナを切る可能性もあります。

トーセンアレス 皐月賞14着
3勝全てがダートで弥生賞、皐月賞と芝では苦戦が続いています。
ダートでは世代トップクラスの力を見せていますが、芝での走りや血統からここでは難しいですね。

レーヴドリアン 京都新聞杯3着 藤岡佑
行き脚がつかない問題を抱えながらも毎回鋭い末脚を見せる馬で一発の可能性は感じさせますね。
東京コースは出走経験がありませんが、いかにも合うといった感じです。
現状の東京の馬場は気になりますが、ダービーは追込も効くレースですから、これまで通り直線に賭ける競馬をしてくるでしょう。

リルダヴァル NHKマイルC3着 福永
骨折からの復帰後は善戦こそしていますが、ダノンシャンティには2戦とも力負けしている印象ですね。
毎日杯で復帰後、皐月賞、NHKマイル、日本ダービーと中2週で厳しいレースが続く事になり、力負けしている現状では厳しいレースになりそうです。
2歳の野路菊Sで感じさせたポテンシャルを考えればまだ変わってもおかしくないですが、このローテでとなると変り身よりも疲労の方が心配になってしまいますね。

ここまでが現時点の登録馬で出走可能な17頭です。
あとは900万組のトウカイメロディビートブラックメイショウウズシオのうち抽選で1頭となります。

総評
有力馬が揃い、近年の日本ダービーとの比較でもかなり好メンバーになったと言えるのではないでしょうか?
ペルーサ、ルーラーシップ、ダノンシャンティと皐月賞に出ていない馬が、皐月賞後にインパクトのある勝ち方をしていて、皐月賞組の影が薄くなりそうですが、例年強いのはやはり皐月賞組です。
皐月賞組は他のレース内容なども加味すれば、9着のレーヴドリアンまではチャンスがありそうで本当に絞れません。

馬券関係なしに、純粋に良いレースを見せてほしいと思える日本ダービーでもあり、自分の好みを全面的に押し出しての予想というのもアリなレースかもしれませんね。

Popularity: 100%

オークス
5月23日にはいよいよオークスが開催されます。
牝馬クラシックの頂点となるこのレースには、今年も選りすぐりの3歳牝馬が揃いそうですね。

現時点での出走予定馬は以下のようになっています。(騎手は想定です)

まずは桜花賞組。

アパパネ 桜花賞1着 蛯名
阪神JF、桜花賞と勝ち、オークスでも人気が予想されます。
桜花賞はスタミナも問われる展開になった事で、距離自体はこなしても不思議はありませんが、気性的な面では不安が残ります。
折り合いを欠く事が多いだけに、枠順と位置取りが重要になってきそうです。

オウケンサクラ 桜花賞2着 安藤勝
血統的に距離延長は歓迎ですが、桜花賞では早仕掛けの分があるにしても最後1ハロンは苦しくなりました。
瞬発力勝負では分が悪く、あまり極端な早仕掛けも難しいとなると仕掛けどころが重要ですね。
今の前残りの馬場が続くようなら残せる可能性は十分あります。

エーシンリターンズ 桜花賞3着 福永
チューリップ賞、桜花賞ともに人気薄での3着ですが、オークスではさすがにもう少し評価されてきそうです。
好位で競馬をできる強みがあり、距離をこなせれば引き続き注意が必要ですね。
ただあまり人気が上がるようだと、買いにくい流れになりますね。

ショウリュウムーン 桜花賞4着 内田博
桜花賞で最も強い競馬をしたと言ってもいいでしょう。距離延長も東京コースも合いそうで勝ち馬候補の一頭ですね。
母父ダンスインザダークが距離延長が向きそうな要因の1つではあるのですが、距離というよりはスタミナを要求される展開で生きる血統ですので、軽いレースになれば案外という事も考えられます。
また後方からの競馬にもなりそうですので、馬場や展開には左右されてしまうかもしれません。
鞍上内田騎手に乗り替わりです。

続いてフローラS組です。
サンテミリオン フローラS1着 横山典
フローラSは危なげなく勝ちましたが、インパクトという面では物足りませんでした。ただ先行してソツのない競馬ができるのは強みですね。
こちらも瞬発力勝負はしたくないはずですので、オウケンサクラとこの馬の動き方がオークスの鍵を握る事になるかもしれません。
多数出走予定のゼンノロブロイ産駒です。

アグネスワルツ フローラS2着 柴田善
骨折休養明けのフローラSを逃げ粘って2着。馬場と展開に恵まれた感はありますが、復帰戦としては上々でしょう。
恐らくこの馬がハナを切る形になりそうですが、あまりスローだとオウケンサクラやサンテミリオンがいく可能性は十分あります。
また、仕掛けどころの面でもこの2頭はこの馬にとってはやっかいな存在になりそうです。
こちらもゼンノロブロイ産駒です。

ブルーミングアレー フローラS3着 松岡
元々オークス向きの評価をされていた馬で、フローラSではなんとか権利獲得。
他の出走馬との比較では多少見劣りする感は否めないですね。
枠や展開の助けがあればといったところでしょうか。

続いてスイートピーS組です。
トレノエンジェル スイートピーS1着 戸崎
キャリア3戦目ながらスイートピーSを勝ちオークス出走権を獲得しました。
スイートピーS自体のレベルも評価しにくいもので、タイキシャトル産駒という事から距離への不安も残ります。
上積みがどこまであるかというところになりますが、少し厳しい感は否めません。

ニーマルオトメ スイートピーS2着 北村宏
スイートピーSは逃げ粘っての2着で、馬場に助けられた感もあります。
オークスでの位置取りはアグネスワルツなどを見ながらという形になりそうで、楽な形にはならそうですね。
ゼンノロブロイ産駒です。

ここからは賞金上位組となります。
アプリコットフィズ 桜花賞5着 四位
桜花賞は5着と敗れましたが、まだキャリアが浅く上積みは十分にありそうです。
ジャングルポケット産駒で東京コース2勝とオークスの舞台は合いそうで、勝ち馬候補の一頭でしょう。
武豊騎手の復帰は間に合わず、今回は四位騎手となりますが、実積のある騎手ですし、特に難しい馬ではありませんので大きなマイナスにはならないでしょう。

コスモネモシン 桜花賞9着 石橋脩
桜花賞は9着ですが0.4差で着順ほどは負けていません。
フェアリーS勝ち、フラワーC2着の実積を持っていますし、人気がさらに落ちるようなら押さえてみても面白い一頭ですね。
ゼンノロブロイ産駒です。

アニメイトバイオ 桜花賞8着 後藤
こちらも桜花賞8着でまだ見限れませんが、桜花賞での-20kgは少し気になりますね。
恐らく輸送減りで、前々走のアネモネSは+14kgで出てきていますので、ある程度戻っていれば大丈夫だとは思います。
自在性のある馬で今回は後藤騎手に乗り替わりです。どういった位置取りを選んでくるのか分からない部分はありますね。
こちらもゼンノロブロイ産駒です。

シンメイフジ 桜花賞6着 岩田
桜花賞は控える競馬に戻し、上がり最速での6着。この乗り方だと展開の助けが必要ですが、オークスは厳しいペースにはなりにくいですし、仮になった場合この馬も距離不安が出てしまいますね。
ただしオークスは多少の距離不安はどうにかなってしまう事も多いので、折り合いの部分の方が重要です。

ステラリード 桜花賞14着 ウィリアムズ
函館2歳Sを勝った以降は厳しい競馬が続いています。スペシャルウィーク産駒で血統的に距離は合う可能性もありますが、現状の成績ではオークスは厳しいですね。

プリンセスメモリー 桜花賞13着
スウェプトオーヴァーボード産駒で、伯父にデュランダルがいる短距離向きの一族です。
クイーンCで素晴らしい末脚は見せていて、今の時期ならある程度距離の融通は効きそうですが、2400となるとさすがにどうでしょうか。

タガノエリザベート 桜花賞12着 川田
2200MのすみれSを使って臨んだ桜花賞でもかかる素振りを見せてしまい、ちぐはぐな競馬になってしまいました。
末脚勝負に徹すれば確実に伸びてくる馬ですが、馬場、展開などを考えると届くには運が必要になりますね。

ギンザボナンザ 桜花賞7着 池添
繰り返しになりますが桜花賞は10着馬くらいまでは、逆転可能な着差でしょう。
こちらもゼンノロブロイ産駒で、祖母にアドラーブルがいる母系もオークス向きな印象ですが、同じ東京コースのクイーンCで大きく負けているのは気になりますね。
それでも人気はしないでしょうし、穴候補の一頭には面白いかもしれません。

ここまでが現時点で出走可能な17頭で、モーニングフェイスワイルドラズベリーの2頭が抽選になりそうです。
特にモーニングフェイスはスペシャルウィークにサドラーズウェルズという血統で、忘れな草賞も勝っていますし、オークスは合いそうです。

総評
大きなポイントとしてはやはり距離になりますが、マイラーでも折り合いさえつけばこなせるような流れになる事も多いです。
また、桜花賞では初の関西遠征だったアプリコットフィズや、輸送で大幅に体重を減らしてしまったアニメイトバイオなど、実積を持った関東馬は見直しが必要かもしれません。
血統面ではチューリップ賞、桜花賞でキングカメハメハ産駒が活躍しましたが、東京開催のトライアルではゼンノロブロイ産駒が大活躍中です。桜花賞からキングカメハメハ産駒とゼンノロブロイ産駒の着順がガラッと入れ替わる可能性もありますね。

Popularity: 29%

NHKマイルカップ
1着 ダノンシャンティ(1人気)
2着 ダイワバーバリアン(5人気)
3着 リルダヴァル(3人気)

エーシンダックマンがテンの3Fを33.4の超ハイペースで引っ張り、サンライズプリンスなどの2番手集団もそれを追いかける形で息の入らない厳しい流れとなりました。
後方から進めたダノンシャンティは直線では一気に弾け、先に抜け出したダイワバーバリアンを捕らえ最後は押さえる余裕もある完勝で1:31.4の日本レコード。
先行したサンライズプリンスはリルダヴァルにも交わされ4着となりました。

勝ったダノンシャンティは速いペースになった事で、懸念されていた折り合いに苦労する事もなくスムーズにレースを運べました。上がり33.5の末脚は一頭だけ抜けていた印象で、レコードに関しては馬場や展開による部分も大きいですが、能力の高さを見せつける形となりました。

ただしこれはマイル適性の高さの証明でもあり、父フジキセキからもダービーでは距離、折り合いに不安を残す結果にもなりましたね。
2000Mをこなしていますので折り合いさえついてしまえば、大丈夫な可能性は十分にあります。

2着ダイワバーバリアンは蛯名騎手が最内を生かす好騎乗。元々詰めは甘い馬ですが能力は高く、この厳しい流れでも止まりませんでしたね。
今後はダービーは回避し、秋にはマイル~中距離路線へと進めていくようです。
決め手に欠けますが、最後まで気を抜かずに走れるようなら秋以降も楽しみな一頭ですね。

3着のリルダヴァルは結果的には骨折明けから立て直しきれずという春シーズンになってしまいました。
期待の大きな馬で賞金的にも微妙なラインのまま、好走するも加算できずという結果で使い方も難しかったですね。
一度休んで、立て直せるかというところでしょう。

4着サンライズプリンスはペースと位置取りを考えれば驚異的な粘りと言えるでしょう。
さすがに今回は速すぎましたが、こういう展開で前々で強気にねじ伏せるような競馬が合っていそうです。
NZTは荒すぎ、今回は前を追いかけすぎとなりましたが見どころは十分すぎるほど作っており、横山典騎手とのコンビでもう少し見てみたかったですね。
ダービーは後藤騎手で控える競馬をする予定のようですが、新しい一面を見せる事ができるでしょうか。

プリンシパルS
1着 ルーラーシップ(1人気)
2着 クォークスター(7人気)
3着 バシレウス(5人気)

人気のルーラーシップがここでは力の違いを見せつけ4馬身差の快勝。
道中中団から徐々にポジションを上げていく全く危なげのない競馬でした。

ここまで期待されながらも、なかなかその能力を発揮できなかったルーラーシップですが、東京コースが合った事もあるのか非常にスムーズでいい内容でした。
ただしダービーでの相手関係を考えれば、内容も勝ってきた相手も足りません。今回の内容よりも更にもう1つ良くなってこないとダービーでは厳しい印象ですね。
良血馬の潜在能力にどこまで期待するかでしょう。

京都新聞杯
1着 ゲシュタルト(3人気)
2着 コスモファントム(2人気)
3着 レーヴドリアン(1人気)

皐月賞0.5差7着のゲシュタルトがここは上位。他のトライアルやNHKマイルカップに比べてインパクトでは劣りますが堅実そうな2頭がダービー出走権を手にしました。
どちらも前につけられる強みがあり、ロスの少ない競馬ができる器用さも持っていますので、連下に注意は必要ですね。
また、コスモファントムはラジオNIKKEI杯以来の休み明けですし、上積みもありそうです。

Popularity: 8%

天皇賞(春)
1着 ジャガーメイル(2人気)
2着 マイネルキッツ(4人気)
3着 メイショウドンタク(16人気)

道中2番手につけたマイネルキッツが先に抜け出したところをジャガーメイルが鋭く差し切り、G1で重賞初制覇。鞍上ウィリアムズ騎手で外国人騎手による天皇賞(春)制覇は史上初となりました。
また、4角で立ち上がるような素振りを見せたトーセンクラウンは18着へ降着。トーセンクラウンより後ろにいた馬は全馬不利を受けたような状況でした。

勝ったジャガーメイルは中団から徐々に進出し、4角でも手応え抜群。先に抜け出したマイネルキッツがいい目標になった事もあり上がりは33.7と、素晴らしい末脚でした。
4角でのウィリアムズ騎手の乗り方も非常に良かったですね。

マイネルキッツは積極的に前へつける競馬。結果的には最後に差されましたが、この馬の場合は中途半端に溜めるよりはあれで良かったのではないでしょうか。松岡騎手とマイネルキッツのコンビはいい形になってきましたね。

人気のフォゲッタブルはジャガーメイルの少し後ろあたりからでしたが、3,4角の反応が悪かったですね。久々の影響などもあるのでしょうが、少し負けすぎました。
ダンスインザダーク産駒の中では安定している成績を残してはいましたが、やはり安定して力を出せるタイプではないのかもしれません。
また、長距離でしか結果を出せていませんので、今後は少し様子見ですね。

青葉賞
1着 ペルーサ(1人気)
2着 トゥザグローリー(2人気)
3着 ハートビートソング(3人気)

人気のペルーサが力の違いを見せつけ完勝。直線向いて追い出した瞬間にモノが違いましたね。
2着にトゥザグローリー、3着にはハートビートソングと2戦2勝馬の2頭が続き人気通りの結果。三連単でも1880円と堅い決着になりました。

勝ったペルーサは若葉Sでヒルノダムールにも勝っており、皐月賞でも十分勝負になったと思いますが元々ダービー狙いを公言していて、青葉賞からという事になりました。皐月賞に間に合わなかった馬とのレースでは、これが当然の結果なのかもしれません。
父ゼンノロブロイは青葉賞勝ちからのダービーではネオユニヴァースの2着に敗れています。今年はネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサがいますので、父の雪辱なるかという意味でも面白い構図になりましたね。
これに加えてNHKマイルC馬も出てくれば…非常に面白い日本ダービーになりそうです。

2着のトゥザグローリーはペルーサには完敗ですが、3月デビューの3戦目でよく2着に持ってきたというところでしょう。デビュー時から-10kg、-12kgと続いていて、内容的にもダービーでは少し厳しそうですが、まだまだ上積みはありそうで秋以降という意味では楽しみな存在です。
本当に強い馬の場合、ここはまだだろうと思っていても来てしまう事はよくあり、ダービーもいい意味で期待を裏切ってくれる可能性はありますね。

3着のハートビートソングは前が残りやすい馬場で後方から3着。上がり34.1も立派ですが、勝負がついたあとの3着はなかなか評価しにくい結果でもあります。
それでもこの馬もまだ3戦目で、ペルーサが別格だったと考えればよくやっています。今年は3着ではダービーの出走権は得られませんでしたが、秋以降に向けては楽しみな一頭ですね。ダービーを使えなかった事が今後いい結果になる事もありえます。

スイートピーS
1着 トレノエンジェル(5人気)
2着 ニーマルオトメ(4人気)
3着 ヤマニンソルファ(3人気)

粘るニーマルオトメを中団好位と進めたトレノエンジェルがハナ差とらえて1着。

トレノエンジェルはタイキシャトル産駒でオークスとなると距離には不安が残りますね。曾祖母にシャダイカグラのいる牝系で、上手くいけばオースミコスモのような活躍ができるかもしれないというイメージでしょうか。

2着のニーマルオトメはゼンノロブロイ産駒で、フローラSのワンツーに続きここでもオークス出走権をとりました。馬場と展開が合った感が大きく、相手関係から見てもオークスは厳しそうです。

Popularity: 6%

青葉賞(G2)
今週の青葉賞にはダービー出走を目指す素質馬が揃いました。
今年からダービー出走権は2着までとなっています。

ペルーサ
3戦3勝で若葉Sを勝っていながら皐月賞は回避。
若葉Sはハイペースを後方からの競馬で展開が向いた分もありますが、皐月賞2着ヒルノダムールに勝っています。位置取りの差もありますが、4角でヒルノダムールと接触し、勝ったのはペルーサの方で力強さも感じますね。
その内容から揉まれても大丈夫そうではありますが、若葉Sは馬群もバラける形でスムーズに乗れました。重賞の出走経験はなく、道中でゴチャついた場合は分かりませんね。
ただ青葉賞がそれほどの展開になる事は考えにくく、東京コースも合いそうで、まともに走れば権利権は堅そうです。ダービーでヴィクトワールピサに挑戦状を叩きつけるにはここは良い勝ち方が必要ですね。

トゥザグローリー
こちらは2戦2勝。母トゥザヴィクトリーでデビュー前から注目されていた馬ですが、ここが試金石となります。
前走500万クラスの勝ち方は少し物足りなさを感じますが、3月にデビューしてまだキャリア2戦ですので上積みはありそうです。
良血の大型馬で期待はありますが、その分人気も先行してしまいますね。

ハートビートソング
こちらも2戦2勝。ペルーサと同じゼンノロブロイ産駒ですね。母父トニービンで東京2400という舞台は面白そうですが、こちらもここが試金石となるレースですね。
トゥザグローリーもそうですが、これまでの2勝の内容ではペルーサに勝つのは難しく、上積みがどこまであるかになりそうです。

実績からペルーサが一枚抜けていますが、無敗馬3頭が揃う事になりました。この中から強い勝ち方をする馬が出ればダービーでも人気の一角となりそうです。

無敗という事で3頭を上位に挙げましたが、この3頭以外にも面白いメンバーが揃いそうです。

コスモエンペラー
若葉Sはハイペースを前につけながらも早めに仕掛けるやや強引なレースで、上位から離された5着。
逃げられたレースでは2勝しており、東京2400での勝ち鞍もあります。今回鞍上は松岡騎手となるそうですし、すんなり逃げられれば馬場も手伝って面白い存在かもしれません。
トウカイテイオー産駒ですしダービーに出走してほしい一頭ではありますね。

リリエンタール
藤沢厩舎3頭出しの1頭で、前走は不良の水仙賞を完勝しています。
モンジュー産駒の欧州血統で不良馬場が合ったのかもしれませんが、青葉賞は少し重い血統でも合うレースではあります。

エクセルサス
ラジオNIKKEI杯は6着ながら、勝ったヴィクトワールピサからは0.3差、この馬の後ろが5馬身開いています。
ハイレベルだったラジオNIKKEI杯上位組の1頭と考えればペルーサの対抗一番手に評価してもいい実績ですね。無敗馬が人気ならこちらの方が妙味はありそうです。
京都2400の500万を勝って(ロードオブザリングと1着同着)いて、距離は合いそうです。

ロードオブザリング
2歳夏の2戦ではさっぱりでしたが、休養を挟んで年明けから2連勝。
ホワイトマズルに母父サンデーはアサクサキングスやシャドウゲイトと
前走で1着同着のエクセルサスと同じく、間隔を開けて青葉賞となりました。

レッドスパークル
皐月賞は10着と敗れましたが、すみれS勝ちや重賞3着が2回はここでは実績上位です。
皐月賞から中1週でローテーションは厳しくなりますね。

他にもアロマカフェトウカイメロディなど500万を勝ち上がったばかりでも魅力のある馬が揃いました。
ダービー出走にはここで権利をとらなければいけない馬ばかりですし、2着までの優先出走権を賭けた面白いレースが期待できそうです。

Popularity: 45%

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