Wednesday, May 16, 2012

宝塚記念
上半期の総決算となるグランプリレース。時期的にグランプリらしいメンバー構成にはならない事も多いですが、今年はまずまずのメンバーとなりました。
なお、コパノジングーは疾病のため出走取消となっています。

※データは過去10年からのものとなります。

天皇賞・春から直行が圧倒的
連対馬の前走は天皇賞・春が11連対で、1,2着とも別路線だったのは02年のみ。続いて金鯱賞6連対、安田記念2連対となっていて、天皇賞組に金鯱賞、安田記念上位馬が割り込めるかという勢力図になっています。
今年は天皇賞・春からの直行馬はジャガーメイル、フォゲッタブル、メイショウベルーガの3頭。

天皇賞・春勝ち馬は信用しても良い?
天皇賞・春勝ち馬の成績は[3-2-0-1]となっていて、着外は昨年のマイネルキッツのみ。
勝ち馬全体で見れば好成績と言えるのですが、宝塚記念でも連対した4頭はテイエムオペラオー、ヒシミラクル、ディープインパクト、メイショウサムソンとクラシックも制している馬ばかりですから、ジャガーメイルはどちらかと言えばマイネルキッツに近いイメージとなってしまいます。

前走天皇賞・春以外なら金鯱賞連対馬
天皇賞・春以外からの連対馬は金鯱賞と安田記念が中心になるのですが、今年は安田記念からの出走馬がいませんので、金鯱賞のみとします。
金鯱賞からの連対馬6頭は、全て金鯱賞でも連対していて、充実期にある事が重要です。
今年はアーネストリーが該当しますが、今年の金鯱賞は中京ではなく京都だった事には注意が必要かもしれません。

またそれ以外の前走からは07年1着のアドマイヤムーンが香港遠征から連対しています。
ネヴァブションが同じクイーンエリザベス2世Sからの参戦となりますね。

総評
連対馬の前走が限られているレースで、天皇賞組のジャガーメイル、フォゲッタブル、メイショウベルーガ、金鯱賞勝ちのアーネストリー、香港帰りのネヴァブションしか残りません。

ヴィクトリアマイルからのブエナビスタをどう見るかですが、過去に参考にできそうな例はなく難しいですね。
距離、相手関係とも既に結果を出していますので、あっさり勝っても不思議はありませんが、ヴィクトリアマイルの内容だけを見れば足りません。どこまで状態が良くなっているかでしょう。

今年は安田記念組はいませんが、過去に安田記念から連対しているタイプとしては実際に登録もしていたセイウンワンダーが近いですね。エプソムカップに回った事で中1週となりましたが、安田記念でも連対できていたと考えるのなら可能性はある1頭です。

結論
◎アーネストリー
○フォゲッタブル
▲ジャガーメイル
△ネヴァブション
△メイショウベルーガ

Popularity: 8%

宝塚記念
6月30日は春のグランプリ宝塚記念です。
2週前の出走登録段階ですが、なかなかの好メンバーとなりそうです。
※騎手は想定となります

まずはファン投票上位馬から。
ブエナビスタ ヴィクトリアマイル1着 横山典
ファン投票1位。前走ヴィクトリアマイルは勝つには勝ったものの本調子には程遠い状態で、前走のような内容ではここは厳しくなりそうです。
牝馬ながら実積は申し分ないだけに状態が鍵ですね。内回りに関しては自在性も出てきていますので問題ないでしょう。

ドリームジャーニー 大阪杯3着 池添
ファン投票2位。昨年の勝ち馬ですが今年に入って取りこぼしが続いている事や脚質的にも展開の助けが欲しいですね。
天皇賞(春)を球節部の腫れで回避していて、大阪杯以来となりますので状態面も心配です。馬体が絞れていれば。

レッドディザイア ヴィクトリアマイル4着 四位
ファン投票3位。前走ヴィクトリアマイルは距離不向きと状態面で力を出し切れずというレースでしたが0.1差の4着まで持ってきました。
ドバイワールドカップの大敗と、ヴィクトリアマイルの惜敗で人気が落ちればここは狙い目ですが、こちらも状態面がポイントですね。

ロジユニヴァース 日経賞6着 安藤勝
ファン投票4位。昨年のダービー馬も順調さを欠き、復帰戦の日経賞4着の後天皇賞(春)は疲労で使えずという状態。
阪神の2200は合いそうですが、今回出走出来たにしても、万全の状態というのは考えにくいですね。この馬もまずは状態面が一番重要です。
鞍上は横山典騎手がブエナビスタ騎乗の為、安藤勝騎手になるようです。

フォゲッタブル 天皇賞・春6着 蛯名
ファン投票9位。期待された天皇賞(春)では6着に終わりましたが、昨秋から成長を見せてきた4歳で、実積上位馬の状態に不安がある今回はチャンスかもしれません。
阪神2200ではそれほど速い上がりは必要ありませんし、乗り方次第ではといったところでしょうか。
鞍上は武豊騎手が間に合わず、蛯名騎手になるようです。

ジャガーメイル 天皇賞・春1着 ウィリアムズ
ファン投票10位。天皇賞(春)は結果的にはマイネルキッツとの一騎討ちという形になり、評価としてもマイネルキッツに勝ったというだけですね。
ただその前の京都記念ではブエナビスタに半馬身差という競馬をしていますので、ここもチャンスは十分ですね。
善戦止まりが多い馬で、イメージとしては宝塚記念に合いますね。

イコピコ 阪神大賞典9着 岩田
ファン投票13位。神戸新聞杯の派手な勝ちっぷりの印象が強いですが、その後は結果を出せず、天皇賞(春)も脚部不安で回避しています。
切れる脚は持っていますが、阪神内回りでは生かしにくいでしょうし、乗り方も難しくなりそうです。

セイウンワンダー エプソムC1着 福永
ファン投票16位。エプソムCで久々の勝利を挙げ、中1週での出走となります。なかなか馬体が絞れないタイプで、この中1週が良い方に出る可能性はありますね。
父グラスワンダーもこのレースを勝っていますし、この馬にも合いそうです。それほど人気にもならなそうですし、面白い一頭です。

メイショウベルーガ 天皇賞・春10着 幸
ファン投票24位。天皇賞(春)は不利もあって10着。距離が長かった事もありますので悲観するような負け方ではないですね。
ただ阪神大賞典から3000M以上のレースを続けて使っている事はタフな馬とは言え牝馬ですし少し気になります。
終いは必ず伸びてくる馬ですが、阪神内回りは合わなそうですね。

アーネストリー 金鯱賞1着 佐藤哲
ファン投票26位。金鯱賞は展開も向きましたが、完勝という内容でした。
セイウンワンダーと同じグラスワンダー産駒で、この舞台は合いそうです。
この馬がどの程度やれるかというのは、今回注目するべき点の一つですね。ブエナビスタを負かしてもおかしくはありません。

ここまでが登録馬のファン投票上位10頭です。
以下は賞金順となります。

ネヴァブション クイーンエリザベス4着(香港) 後藤
香港でも4着と健闘し、相変わらず条件さえ揃えば好走してくるという印象ですね。
中山に勝ち鞍が集中している馬で、阪神コースは改修前の2005年以来となります。阪神の2200は合いそうな気もしますが、中山以外では買いにくいですね。

テイエムアンコール 天皇賞・春11着 浜中
天皇賞・春は一気に距離を伸ばした事もあってか見せ場なしの惨敗でした。
中距離に戻ってどうかですが、現状では大阪杯が上手く行きすぎたという印象ですね。

アクシオン 金鯱賞7着 藤田
前走金鯱賞は休み明けの影響か7着まで。前2頭で決まったレースで、休み明けとしては許容範囲内という内容ですが、G3までしか実積のない同馬にとって宝塚記念でという意味では、ここまで負けてしまっては厳しいですね。

コパノジングー 目黒記念1着 藤岡佑
前走目黒記念で初の重賞勝ち。ハンデ54kgでそこまで評価する事はできませんが、1600万からの連勝となり、勢いはありますね。
成績からも京都向きの印象で、阪神2200でG!となるとここ2戦とは全く違うレースになります。どこまで対応できるかでしょう。

オースミスパーク 小倉大賞典1着 藤岡康
この馬も3連勝で小倉大賞典勝ちですが、その後間隔が開いてしまっています。
距離的にもここは少し厳しそうですが、展開的にはこの馬が速めのペースで引っ張る事もありそうです。

ナカヤマフェスタ メトロポリタンS1着 柴田善
前走メトロポリタンSは完勝。数使えるタイプではなさそうですが、ここで勝負するにはもう1戦使ってきて欲しかったですね。
今後には非常に期待できる一頭ですが、ここはまだ厳しいのではないでしょうか。

スマートギア 金鯱賞3着 
前走金鯱賞は3着。末脚は堅実ですが足りませんね。ただ都大路S、金鯱賞とも先行馬で決まっているレースで、展開が向かなかったという部分はあります。
ハマれば、という可能性はいつも秘めている馬ではありますね。

ナムラクレセント 金鯱賞8着 小牧
前走はかかってしまい8着。折り合いに不安のある馬でそれが出てしまうと厳しいですね。
重賞勝ちもない馬ですし、ここでの巻き返しは難しいでしょう。

ここまでが出走可能な18頭です。回避馬がでればマキハタサイボーグアドマイヤオーラトップカミングマイネルアンサーの順で出走可能となります。

宝塚記念は時期的にも回避馬がでる事が多いですが、今年はファン投票上位の古馬はオウケンブルースリやマイネルキッツが回避したくらいで、メンバーは揃いそうですね。
ただ、ファン投票上位馬に状態面の不安が残る馬が多く、各馬の状態の判断が重要なレースになりそうです。

Popularity: 42%

天皇賞(春)
1着 ジャガーメイル(2人気)
2着 マイネルキッツ(4人気)
3着 メイショウドンタク(16人気)

道中2番手につけたマイネルキッツが先に抜け出したところをジャガーメイルが鋭く差し切り、G1で重賞初制覇。鞍上ウィリアムズ騎手で外国人騎手による天皇賞(春)制覇は史上初となりました。
また、4角で立ち上がるような素振りを見せたトーセンクラウンは18着へ降着。トーセンクラウンより後ろにいた馬は全馬不利を受けたような状況でした。

勝ったジャガーメイルは中団から徐々に進出し、4角でも手応え抜群。先に抜け出したマイネルキッツがいい目標になった事もあり上がりは33.7と、素晴らしい末脚でした。
4角でのウィリアムズ騎手の乗り方も非常に良かったですね。

マイネルキッツは積極的に前へつける競馬。結果的には最後に差されましたが、この馬の場合は中途半端に溜めるよりはあれで良かったのではないでしょうか。松岡騎手とマイネルキッツのコンビはいい形になってきましたね。

人気のフォゲッタブルはジャガーメイルの少し後ろあたりからでしたが、3,4角の反応が悪かったですね。久々の影響などもあるのでしょうが、少し負けすぎました。
ダンスインザダーク産駒の中では安定している成績を残してはいましたが、やはり安定して力を出せるタイプではないのかもしれません。
また、長距離でしか結果を出せていませんので、今後は少し様子見ですね。

青葉賞
1着 ペルーサ(1人気)
2着 トゥザグローリー(2人気)
3着 ハートビートソング(3人気)

人気のペルーサが力の違いを見せつけ完勝。直線向いて追い出した瞬間にモノが違いましたね。
2着にトゥザグローリー、3着にはハートビートソングと2戦2勝馬の2頭が続き人気通りの結果。三連単でも1880円と堅い決着になりました。

勝ったペルーサは若葉Sでヒルノダムールにも勝っており、皐月賞でも十分勝負になったと思いますが元々ダービー狙いを公言していて、青葉賞からという事になりました。皐月賞に間に合わなかった馬とのレースでは、これが当然の結果なのかもしれません。
父ゼンノロブロイは青葉賞勝ちからのダービーではネオユニヴァースの2着に敗れています。今年はネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサがいますので、父の雪辱なるかという意味でも面白い構図になりましたね。
これに加えてNHKマイルC馬も出てくれば…非常に面白い日本ダービーになりそうです。

2着のトゥザグローリーはペルーサには完敗ですが、3月デビューの3戦目でよく2着に持ってきたというところでしょう。デビュー時から-10kg、-12kgと続いていて、内容的にもダービーでは少し厳しそうですが、まだまだ上積みはありそうで秋以降という意味では楽しみな存在です。
本当に強い馬の場合、ここはまだだろうと思っていても来てしまう事はよくあり、ダービーもいい意味で期待を裏切ってくれる可能性はありますね。

3着のハートビートソングは前が残りやすい馬場で後方から3着。上がり34.1も立派ですが、勝負がついたあとの3着はなかなか評価しにくい結果でもあります。
それでもこの馬もまだ3戦目で、ペルーサが別格だったと考えればよくやっています。今年は3着ではダービーの出走権は得られませんでしたが、秋以降に向けては楽しみな一頭ですね。ダービーを使えなかった事が今後いい結果になる事もありえます。

スイートピーS
1着 トレノエンジェル(5人気)
2着 ニーマルオトメ(4人気)
3着 ヤマニンソルファ(3人気)

粘るニーマルオトメを中団好位と進めたトレノエンジェルがハナ差とらえて1着。

トレノエンジェルはタイキシャトル産駒でオークスとなると距離には不安が残りますね。曾祖母にシャダイカグラのいる牝系で、上手くいけばオースミコスモのような活躍ができるかもしれないというイメージでしょうか。

2着のニーマルオトメはゼンノロブロイ産駒で、フローラSのワンツーに続きここでもオークス出走権をとりました。馬場と展開が合った感が大きく、相手関係から見てもオークスは厳しそうです。

Popularity: 7%

天皇賞(春)
伝統の天皇賞も近年は荒れやすいレースとして定着。10番人気以下の好走も目立ち、長距離適性の見極めも重要になります。
前々日の前売りが始まっていますが30日17時時点でナムラクレセントが2番人気になっていて、その後メイショウベルーガが2番人気になるなど、まだ参考にするのは難しそうですね。

※データは全て過去10年からのものとなっております。

1番人気馬は不振
1番人気馬の成績は[3-0-3-4]。勝っているのはテイエムオペラオーの2回とディープインパクトで、それ以外は連対できていません。
03年ダイタクバートラムが2.0倍で3着、04年リンカーンが2.2倍で13着など支持率が高めでも人気を裏切る結果になっていますね。
今年はフォゲッタブルが1番人気になりそうですが、1倍台という事はなさそうですし、少し嫌なデータですね。

4,5歳馬が優勢
馬齢で見ると4歳馬が10連対、5歳が7連対、6歳2連対、7歳1連対となっていて、ほぼ4,5歳馬の勝負となっています。
6歳以上で勝っているのはマイネルキッツだけで、7歳になった今年もこの馬だけは例外扱いの方がいいのかもしれません。
今回は6歳以上も多くなっていますので、4,5歳狙いだとかなり絞れそうですね。

日経賞、阪神大賞典組が中心
前走は日経賞7連対、阪神大賞典6連対、大阪杯4連対で、この3レースで17連対とほとんどを占めています。中でも日経賞組と阪神大賞典組は強く、両組どちらも連対しなかったのは05年の1回だけとなっています。
ただその05年はオープン特別の大阪ハンブルクC組のワンツーで大荒れとなっており、両重賞の上位が頼りない場合は別路線狙いというのも面白いのかもしれません。

長距離重賞での実績は必要
連対馬20頭中15頭に2400M以上の重賞勝ちがあり、残り5頭にも2000M以上での重賞勝ちか、同年の2500M以上の重賞2着があります。
今年は重賞実績のない馬も多く、カネトシソレイユ、メイショウドンタク、フィールドベアー、ナムラクレセント、トーセンクラウン、メインストリーム、ミッキーペトラ、ジャガーメイル、ゴールデンメインが該当します。

総評
4,5歳、長距離重賞実績で絞っただけでも、フォゲッタブル、ジャミール、メイショウベルーガ、ベルウッドローツェしか残りません。
フォゲッタブルは人気とローテに不安、メイショウベルーガは牝馬ですから、中心はジャミールとなります。ベルウッドローツェは前走負けすぎな感はありますが、07年2着のエリモエクスパイアに近いローテにはなっていますね。
6歳まで広げればテイエムアンコールも残りますが、大阪杯は負けていた方がいいレースではあります。

データ上では重賞実績が足りませんが海外G1でも好走しているジャガーメイルや、7歳ながら前年の覇者であるマイネルキッツを評価するのが妥当なところでしょうか?
昨年からの流れから高齢馬でも問題ないとするなら、トウカイトリック、エアシェイディ、エアジパングの3頭も買えますね。

結論
◎ジャミール
○フォゲッタブル
▲メイショウベルーガ
△ベルウッドローツェ
△マイネルキッツ

Popularity: 23%

天皇賞(春)
天皇賞(春)の枠順も確定し、フォゲッタブルは2枠3番、マイネルキッツは8枠16番となりました。
ホクトスルタンは残念ながら除外となり、少し寂しいメンバーになった感は否めませんが、その分馬券的にはどこからでも狙えるようなレースになっています。
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まずは人気が予想されるフォゲッタブルを過去10年のデータから見てみます。

ダイヤモンドSから直行馬の連対はなし
まず気になるのはここですね。連対馬の前走はやはり阪神大賞典、日経賞が中心となっていて、ダイヤモンドSから直行というパターンは全く来れていません。
ただダイヤモンドS勝ち馬が天皇賞(春)へ直行するパターンは過去10年では例がなく、97年ユウセンショウの11人気8着や95年エアダブリンの1人気5着まで遡らなければいけません。

例年のダイヤモンドS組は単純にG1常連組は出てこないレースの為、実績で劣っている場合がほとんどですが、今年の場合はフォゲッタブルを上回る実績を持っているのはマイネルキッツくらいで、少し違う構図になっている事は注意が必要です。

ダンスインザダーク産駒は天皇賞(春)未勝利
菊花賞馬3頭を出しているなど、長距離実績は抜群のダンスインザダーク産駒ですが天皇賞(春)は未勝利。
主なダンスインザダーク産駒の天皇賞(春)での成績は以下のようになっています。

  • 09年 デルタブルース 13人気10着
  • 07年 デルタブルース 3人気12着
  • 06年 デルタブルース 4人気10着
  • 06年 マッキーマックス 3人気7着
  • 05年 ザッツザプレンティ 7人気10着
  • 04年 ザッツザプレンティ 3人気16着
  • 03年 ダイタクバートラム 1人気3着
  • 03年 ツルマルボーイ 2人気4着

菊花賞馬2頭を含む多くの有力馬が人気を下回る結果となっており、合わないレースなのかもしれません。

前年菊花賞2,3着馬
前年菊花賞馬が天皇賞(春)に出てきた場合[3-0-2-2]とかなりの好成績を残していますが、前年菊花賞2,3着馬となると以下のような成績になっています。

  • 06年 ローゼンクロイツ 3人気3着→6人気8着
  • 04年 リンカーン 4人気2着→1人気13着
  • 04年 ネオユニヴァース 1人気3着→2人気10着
  • 03年 デルタブルース 16人気2着→4人気6着
  • 01年 エリモブライアン 6人気3着→10人気9着
  • 00年 テイエムオペラオー 2人気2着→1人気1着
  • 00年 ラスカルスズカ 4人気3着→3人気2着

00年に2,3着馬のワンツーこそありますが、以降は全く振るわず[1-1-0-5]という成績になっています。
ただしスズカマンボやゼンノロブロイなど菊花賞で4着以下に負けていて、翌年の天皇賞(春)で連対した例はありますので、勝っていなければいけないという事ではありません。

菊花賞、有馬記念を好走した4歳馬
菊花賞、有馬記念をともに5着以内に好走した4歳馬の天皇賞(春)の成績は以下のようになっています。

  • 07年 メイショウサムソン 菊花賞4着、有馬記念5着→2人気1着
  • 06年 ディープインパクト 菊花賞1着、有馬記念2着→1人気1着
  • 04年 ゼンノロブロイ 菊花賞4着、有馬記念3着→4人気2着
  • 04年 リンカーン 菊花賞2着、有馬記念2着→1人気13着
  • 02年 マンハッタンカフェ 菊花賞1着、有馬記念1着→2人気1着
  • 00年 テイエムオペラオー 菊花賞2着、有馬記念3着→1人気1着

さすがにこの2レースで好走できていて、天皇賞(春)へ順調に進めてきた馬は名馬揃いとなっていますね。
勝っている4頭は天皇賞(春)の時点で既にG1勝ちがあり、負けているゼンノロブロイとリンカーンはG1は勝っていませんでした。
ただ両馬が出走していた04年の天皇賞(春)はイングランディーレが大逃げのまま逃げ切った大波乱のレースで、ゼンノロブロイもリンカーンもこの後もG1戦線で主役級の活躍をしていますので、この年だけが特殊なレースになったと考える事もできますね。

フォゲッタブルは3歳秋以降は安定した成績を残していますし、ここに挙げた馬のように今後の主役の一頭になる可能性は十分にあります。そう考えれば今回の相手ならあっさりでもおかしくないですね。

Popularity: 32%

天皇賞(春)(G1)
5月2日に行われる天皇賞(春)の登録馬が発表されました。(※騎手は想定です)
ロジユニヴァースやアサクサキングスの回避もあり、少し物足りないメンバー構成となりそうです。

ドリームジャーニー 大阪杯3着 池添
1.2倍の圧倒的1番人気に支持された大阪杯はまさかの3着。脚質からも元々安定して勝ち続けるタイプではないので敗戦自体は問題ありませんが、行きっぷりの悪さが斤量以外にも原因があるとすれば、天皇賞でも前を捕えきれずという場面があるかもしれません。
天皇賞(春)3着の実績もある昨年のグランプリホースですから、距離に関しては大丈夫でしょう。
勝ち鞍が中山阪神に集中していて、京都では勝ち鞍がない点は気になります。

フォゲッタブル ダイヤモンドS1着 内田博
ダイヤモンドSは直線だけでまとめて差し切る完勝。2,3着が軽ハンデ馬で、評価できる相手関係ではありませんでしたが力が違う印象でした。
昨年の菊花賞2着で、ステイヤーズS、ダイヤモンドSで1着と3000以上では抜群の安定感を見せています。
ダイヤモンドSからというローテーションは少し気になるところですね。

マイネルキッツ 日経賞1着 松岡
日経賞では59kgを背負いながら混戦を抜け出し1着。昨年天皇賞(春)以来の勝利を飾れた事で今年も有力候補の一頭となりました。
昨年の天皇賞(春)勝ち馬ですし、今回のメンバーならやはり上位ですね。上記2頭をまとめて負かす可能性も十分でしょう。

トウカイトリック 阪神大賞典1着 藤田
8歳馬ながら阪神大賞典を勝利。年齢的に上積みはないと思いますが、今年のメンバーなら可能性はあるのかしれませんね。
阪神大賞典を5度目の挑戦で勝ちましたが、天皇賞(春)も5度目の挑戦となります。

ジャガーメイル 京都記念2着 ウィリアムズ
京都記念はブエナビスタに0.1差の2着。重賞未勝利馬ですが実績は上位、と矛盾するような評価をしたくなる馬です。
昨年のマイネルキッツも重賞未勝利での天皇賞制覇でした。
鞍上ウィリアムズはオーストラリアの騎手でWSJSでの優勝経験もある騎手ですね。

メイショウベルーガ 阪神大賞典3着 福永
牝馬ながら日経新春杯を勝ち、阪神大賞典でも差のない3着。京都で好成績を残している馬で、その点はプラスになりそうです。
ただ牝馬の天皇賞(春)制覇となると1953年まで遡る必要があり、そう簡単なものではありません。

ジャミール 阪神大賞典2着 安藤勝
阪神大賞典はクビ差の2着。トウカイトリックより1kg軽い56kgでしたが、1600万条件勝ちの直後に別定G2で連対できたのは力のある証拠と見てもいいのかもしれません。
現時点でフォゲッタブルより上と見る事はできませんが、まだまだ成長の余地はありそうです。

トーセンクラウン 日経賞3着 江田照
不良の中山記念を13番人気で勝った後、日経賞でも0.1差の3着。
中山巧者の印象で京都も初になりますが、オペラハウスにダンシングブレーヴという血統は面白いですね。
気性的な問題もあり長い距離はあまり使われていなかったようですが、日経賞を見る限りではこなせるのではないでしょうか。

エアシェイディ 日経賞2着 後藤
9歳となりましたが、日経賞は2着。有馬記念を2年連続2着しているようにこちらも中山巧者です。
天皇賞(春)への出走は初めてで、少し距離は長そうですね。

テイエムアンコール 大阪杯1着 浜中
中山記念2着、大阪杯1着。2200以上は未勝利戦で一度使っているだけで、実績は完全に中距離馬という感じですね。
ただこちらもオペラハウス産駒で血統の可能性という面では面白そうですね。

ゴールデンダリア 大阪杯2着 幸
大阪杯ではテイエムアンコールと共に波乱を演出する2着。
勝ち鞍は1800、2000のみで血統的にもフジキセキにノーザンテーストですから距離には不安が残ります。

ナムラクレセント 日経賞8着 小牧
日経賞は折り合いを欠くなどして8着ですが、0.4差で着順ほどは負けていません。
この馬も重賞未勝利ですが、菊花賞、阪神大賞典で3着があり、この距離は向くのかもしれません。

エアジパング 日経賞10着 岩田
日経賞は大敗ですが後方から進める形になってしまいました。速い上がりを使える馬ではないので瞬発力勝負になると厳しいですね。
08年のステイヤーズS、09年のみなみ北海道Sを勝っており、スタミナを問われる展開なら面白いかもしれません。

ゴールデンメイン 阪神大賞典7着 太宰
10歳馬ですが、昨年のステイヤーズSでは2着。2度の屈腱炎による長期の休養がありますので10歳としてはキャリアは少なめです。

その他の登録馬はフィールドベアートウショウウェイヴメインストリームカネトシソレイユミッキーペトラあたりとなっています。
ホクトスルタンは除外濃厚でメトロポリタンSになるようです。

Popularity: 56%

ダイヤモンドS
1着 フォゲッタブル(1人気)
2着 ベルウッドローツェ(6人気)
3着 ドリームフライト(10人気)

ドリームフライト、ベルウッドローツェが粘り込む中、フォゲッタブル後方からまとめて差し切り。力が一枚上という感じでしたね。
これで春の天皇賞では人気になるでしょうね。距離適性は文句なしですが、展開次第ではもう少しまくり気味に来れる馬でないと届かない事も多いですので、メンバー構成次第な部分もありますね。

きさらぎ賞
1着 ネオヴァンドーム(5人気)
2着 レーヴドリアン(1人気)
3着 ステージプレゼンス(6人気)

デムーロ騎手の手腕が光った一戦。4コーナーの回り方から、直線での前の捌き方、抜け出し方など、斜行で過怠金との事ですがギリギリの見事な騎乗と言っていいでしょう。
ネオヴァンドーム自身もネオユニヴァースらしい器用さと完成度があり、皐月賞もデムーロなら少し怖い存在になりそうです。

2着のレーヴドリアンは上がり34.1と素晴らしい末脚を見せましたが、ネオヴァンドームとはコース取りに大きく差がありましたね。
単純に能力という点では、この馬が一番見せましたが、スタートから位置取りまでに難がある馬ですので、ごちゃごちゃしやすい皐月賞を考えるとそこが大問題でしょうね。

ヒヤシンスS
1着 バーディバーディ(3人気)
2着 ソリタリーキング(1人気)
3着 エアウルフ(5人気)

ソリタリーキングとエアウルフの猛追をバーディバーディがクビ差しのいで1着。3歳ダートはこの上位3頭がそのまま中心になっていくのでは、と思わせるような内容の濃いレースでした。
バーディバーディは、前走のはこべら賞、そして今回と強い競馬を見せていますが、今後JDDを目標に考えると、距離含めてやはりソリタリーキングの方に魅力を感じます。

3歳500万クラス
土曜日の東京7Rでペルーサ、中京のビオラ賞でサンライズプリンスが勝ち、2頭とも新馬から2000Mの2連勝となりました。
特にペルーサは追い出してからの反応が鋭く、今後が楽しみです。

Popularity: 4%

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