Sunday, February 5, 2012

日本ダービー
1着 エイシンフラッシュ(7人気)
2着 ローズキングダム(5人気)
3着 ヴィクトワールピサ(1人気)

ハナを切ったアリゼオがペースを落とし、自ら動く馬もいなかった事で超スローペースの展開。4角で一団となり残り3ハロンの切れ味勝負となりました。
一旦抜け出したローズキングダムの内から馬群を割ってきたエイシンフラッシュが鋭く抜け出し、さらに内をついたヴィクトワールピサも伸びましたが3着まで。
皐月賞3,4着馬での決着となり、やはり皐月賞組が強かったと言える結果ですね。

勝ったエイシンフラッシュは上がり32.7で、こんな脚が使えるのは驚きでした。
ドイツの牝系にKing’s Bestという血統を持つこの馬が、皐月賞で底力を見せ、ダービーで瞬発力を見せました。今後どういう馬になっていくのか非常に楽しみになりましたね。
スローペースで人気薄馬が勝つ結果はなかなか評価されにくいものですが、この馬の評価はどうなっていくのでしょうか?エイシンの冠名も含め、馬券的には上手に付き合っていきたい馬です。

2着のローズキングダムも上がり32.9と瞬発力を見せました。スタミナを要求されなかった事はこの馬に向いた部分もありますが、2歳王者にとってこのダービー2着は悪い流れを断ち切る重要な一戦になったのではないでしょうか。
秋は2歳王者という事は忘れて、ダービー2着馬として改めて評価した方が良さそうです。

3着ヴィクトワールピサは道中少し力んでいたとの事ですが、この馬も33.1で上がっていますので、さすがによくまとめてきたという印象ですね。
突き抜けた強さの二冠馬にはなれなかったというだけで、今までに見せた総合力はこの馬が一番でしょう。
ネオユニヴァース産駒は昨年のロジユニヴァース、アンライバルドのイメージが強いだけに、秋以降も順調にいってほしいものです。

2番人気のペルーサは出遅れが響き6着。慌てずに徐々に押し上げていく競馬をしましたが、ここまでのスローではさすがに厳しかったですね。
元々秋以降に期待と言われていた馬ですし、今回の敗戦は特に問題はないでしょう。引き続き楽しみな一頭です。

5着のルーラーシップはやはり大物感を見せますね。不器用さが目立ち、勝負どころでもたついてしまう部分がありますが、伸び始めれば抜群の末脚を見せます。
どう成長していくのか楽しみですが、不器用なまま終わる馬も多くいます。人気しやすい馬ですから変わってくるまでは様子見がいいでしょうね。

金鯱賞
1着 アーネストリー(1人気)
2着 ドリームサンデー(6人気)
3着 スマートギア(4人気)

逃げたドリームサンデーと2番手追走のアーネストリーでそのまま決まるレースとなりました。展開が向いた事もありますがアーネストリーの完勝と言っていい内容で、前に行ける分も含めて宝塚記念でも楽しみな存在です。
1年3ヶ月ぶりとなったアドマイヤオーラは5着。無理せず回ってきた印象ですがまずまずの結果でした。数を使えない馬なのでどこかで一戦必勝の仕上げで勝負してくるかもしれません。

なお、タスカータソルテは直線で故障を発生し競走中止。左第1指関節脱臼で予後不良となってしまいました。

目黒記念
1着 コパノジングー(5人気)
2着 イケドラゴン(9人気)
3着 フェニコーン(7人気)

ダービーに続いてスローペースで流れた事で上位人気馬が不発。こちらはハンデ戦なのでより顕著でした。
勝ったコパノジングーは1600万を勝ったばかりですが、速い上がりが使える馬でここはうまくハマりました。2着には51kgのイケドラゴンが逃げ粘り、ハンデ戦らしい波乱の結果となりました。プレミアムレースはいい感じに荒れている印象ですね。

Popularity: 5%

東京優駿(日本ダービー)
既に前々日発売が行われていて、オッズはまだ参考になりませんが、ヴィクトワールピサ、ペルーサが僅差の人気、次いでダノンシャンティ、ヒルノダムールという人気になりそうですね。

データは全て過去10年からのものとなります。

順当決着が多い
1番人気の成績は[7-1-0-2]とかなり安定しています。着外に敗れたのは07年フサイチホウオーと09年アンライバルドで近年に集中しているのは気になります。
また、二桁人気の連対も07年アサクサキングスの14人気2着、08年スマイルジャックの12人気2着の2頭で、これも近年ばかりですね。
ただし勝ち馬は10頭全てが3番人気以内で、4番人気以下は来ても2着までとなっています。

前走は皐月賞組が強い
連対馬の前走は皐月賞が9連対とやはり目立ちます。次いでNHKマイルCが4連対、青葉賞、京都新聞杯がそれぞれ3連対となっています。
前走皐月賞から連対した馬の皐月賞の着順は[4-1-1-3]となっていて、皐月賞馬はやはり強いですね。
皐月賞4着以下から巻き返した3頭は皐月賞4番人気以内で、前々走に重賞を勝っています。

この条件だと今年の皐月賞4着以下から直行組で残せるのはアリゼオのみとなり、サンディエゴシチー、ローズキングダム、トーセンアレス、ハンソデバンド、シャインは消えます。

前走G1以外なら重賞1着
青葉賞、京都新聞杯からの6連対は全て1着馬でした。プリンシパルSからは09年アントニオバローズの8人気3着が最高で、前走G1以外からの馬は青葉賞、京都新聞杯の勝ち馬だけという事になります。
レーヴドリアン、ルーラーシップ、コスモファントム、メイショウウズシオ、トゥザグローリーが消えます。

重賞勝ち実積は必須
連対馬20頭全てに重賞勝ちの実積がありました。
同じ相手と何度も当たるクラシック戦線では、どこかで勝ちきれる形を見せていないと苦しいですね。
レーヴドリアン、ルーラーシップ、コスモファントム、トーセンアレス、ヒルノダムール、リルダヴァル、メイショウウズシオ、シャイン、トゥザグローリーが重賞勝ちがありません。

総評
さすがに日本ダービーという事で精鋭が揃っており、極端な穴狙いは難しく、順当な決着が濃厚と見るべきでしょう。
ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティ、エイシンフラッシュ、アリゼオ、ゲシュタルトと人気上位が丸ごと残るようなデータしかありませんね。

ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティの3頭についてはこちらの記事でも個別にまとめています。

中でもヴィクトワールピサは皐月賞を勝った事で文句のつけようのない戦績となり、1番人気なら堅いという事になります。
相手はペルーサよりもダノンシャンティの方が有利なデータが多く、その次の巻き返し候補は3着までという評価になりますね。

結論
◎ヴィクトワールピサ
○ダノンシャンティ
▲ペルーサ
△アリゼオ
△エイシンフラッシュ
△ゲシュタルト

※追記
ダノンシャンティは取消となりました。非常に残念です。

Popularity: 20%

日本ダービー(東京優駿)
5月30日にはいよいよ日本ダービーの開催です。
今年は非常に楽しみなメンバーが揃い、ダービーらしい頂上決戦が見られそうです。

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ネオユニヴァース産駒の皐月賞馬ヴィクトワールピサへゼンノロブロイ産駒の青葉賞馬ペルーサが挑む形に、NHKマイルCを衝撃の日本レコードで制したダノンシャンティも出走。
当然無視はできない皐月賞上位馬は順調に来そうですし、プリンシパルSを圧勝したエアグルーヴ産駒のルーラーシップや、素質馬リルダヴァル、レーヴドリアンも出走枠に滑り込み、出走予定です。

ただ残念な情報もあり、サンライズプリンスは屈腱炎で1年以上の休養が必要との事で回避。ヴィクトワールピサに騎乗する予定だった武豊騎手は回復状況が思わしくなくダービーでの騎乗は見送る事になりました。

では、まずは皐月賞から。

ヴィクトワールピサ 皐月賞1着 岩田
ラジオNIKKEI杯、弥生賞、皐月賞という王道を人気を背負いながら勝ち続けているのは強さの証明ですね。
器用さや反応、瞬発力が非常に高く、鞍上の思い通りに動けるのが一番の強みですが、ねじ伏せるような強さは見せていません。
東京2400というコースで各馬不利なく力勝負になった場合を想定すれば、ペルーサやダノンシャンティがインパクトのある勝ち方をしているだけに、少し不安は残ります。
ただし今の東京コースは有利不利が出やすくなっていますので、この馬の自在性は大きな武器ですね。
武豊騎手の復帰が間に合わなかった事で、皐月賞に続き岩田騎手となるようです。

ヒルノダムール 皐月賞2着 藤田
皐月賞は後方から外を回す競馬で2着。内を突いたヴィクトワールピサには敗れましたが、ダービーでならと期待させる内容でした。
この馬も自在性があり、今の東京では強みですが、ダービーでは末脚勝負ならそれに徹した馬の方が好成績を残しているイメージはあります。
とは言えペルーサに差されている事や、ダノンシャンティがいる事からもある程度前目でという形にはなりそうですね。

エイシンフラッシュ 皐月賞3着 内田博
皐月賞は11番人気ながら3着。皐月賞はこの馬のレースぶりや、上位の顔ぶれを見るとまぐれで3着に入れるようなレースではなかったはずで、この馬も素直に皐月賞3着馬として評価した方が良さそうですね。
持ち込み馬で父はキングマンボ産駒のKing’s Bestで母系はドイツの重厚な血統です。
底力に期待できそうな血統ですが、高速馬場がどうかですね。混戦や馬体を併せる形になれば強そうです。

ローズキングダム 皐月賞4着 小牧
2歳王者で皐月賞でも力は見せましたが、例年の2歳王者ならダービーは大敗してもおかしくない苦しい流れですね。
あまり東京の力勝負向きという感じはしない一族ですが、同じキングカメハメハ産駒の良血ルーラーシップはプリンシパルSで良い競馬を見せました。
東京コースでは2歳時に東京スポーツ杯を勝っており、ある程度の適性は見せています。この馬にとっても正念場となるレースですね。

続いて青葉賞組です。今年から優先出走権は2着までとなっています。
ペルーサ 青葉賞1着 横山典
ダービーと同じ舞台の青葉賞を4馬身差で圧勝。4戦無敗、若葉Sでヒルノダムールを破っている事もあり、人気の一角を占めそうです。
青葉賞の内容からも東京2400で力勝負というイメージが最も沸くのはこの馬になりますね。
マイナス点は出走馬のレベルが高いレースを経験していない事で、若葉Sも馬群がバラける展開でヒルノダムールさえ捕まえればいいという形でした。
青葉賞からダービーは2着までが最高で、名門藤沢厩舎もダービーは勝てていません。その2つの壁を超える事ができるでしょうか。

トゥザグローリー 青葉賞2着 戸崎
青葉賞時点ではペルーサにはハッキリと差をつけられてしまいましたが、3月デビューのキャリア3戦で上積みには期待できます。
ただ素質には期待できますが、現時点で見せているパフォーマンスでは厳しいレースになりそうで、秋以降の飛躍に向けてその片鱗を見せてくれればといったところではないでしょうか。

続いてプリンシパルS。今年は1頭のみの出走権です。
ルーラーシップ プリンシパルS1着 四位
エアグルーヴの仔という事でデビュー時から人気を集めていますが、なかなか思い通りに行かず、プリンシパルSでようやくその能力を見せる事ができました。
プリンシパルSで騎乗した横山典騎手曰く「飛びが無駄にでかい」との事で、東京コースは合っていますが、器用な事はできない馬です。
なかなか思い通りのレース運びができず、不利も受けやすい馬ですが、東京でうまくハマれば爆発も…という期待感は持たせてくれる一頭ですね。

ここからは賞金上位組になります。
ダノンシャンティ NHKマイルC1着 安藤勝
NHKマイルCは日本レコードでの圧勝劇。馬場や展開の要因が大きいので時計は評価しにくいですが、ここまで出てしまうと気にはなりますね。
NHKマイル→ダービーという中2週のローテは松田国厩舎の得意なローテですし、元々予定されていたものなので、それほど気にする必要はないでしょう。
距離に関してはフジキセキ産駒という事と、マイルであれだけの強い競馬を見せていますので、不安は残ります。かかってしまうようだと苦しくなりそうですね。
ただ牝系は優秀ですし、折り合いがつけば末脚は間違いないですし、変則二冠も十分あり得ます。

ゲシュタルト 京都新聞杯1着 池添
京都新聞杯ではコスモファントム、レーヴドリアンを抑え快勝。このレースでも3番人気だったように派手さはありませんが、毎回きちんと走ってくる馬ですね。
前々で競馬ができる強みはありますが、今年のダービーではやはり少し足りない印象です。

アリゼオ 皐月賞5着 ウィリアムズ
皐月賞は大外枠から外を回される展開ながら5着と能力は見せました。
折り合いの面から距離には不安が残りますが、先行勢では最も注意しなければいけない馬かもしれません。
切れないがバテない末脚は今の東京にはプラスに働くでしょうし、そういうタイプは追える外国人騎手との相性も良いです。
逃げてもいい馬ですし、ある程度折り合いがついて、早め早めに仕掛ければ残る可能性もあります。

ハンソデバンド 皐月賞18着 蛯名
共同通信杯ではダノンシャンティとアリゼオに勝っている馬ですが、皐月賞はさすがに負けすぎで、ダービーでの巻き返しは難しいでしょう。
元々安定していた馬があれだけあっさり沈んでしまったのですから、しばらくは様子見が妥当ですね。

コスモファントム 京都新聞杯2着 松岡
ラジオNIKKEI杯ではヴィクトワールピサとクビ差の接戦をしていて、それ以来となる京都新聞杯は順調に来ているゲシュタルトには敗れたものの、レーヴドリアンの追込はしのいで2着。
休み明けを叩いての上積みは期待できますし、先行勢ではアリゼオよりこちらの方が、うまくレースを運べる可能性は高いでしょう。

サンディエゴシチー 皐月賞15着 浜中
スプリングS10着、皐月賞15着という現状ですが、スプリングSは後方からの競馬、皐月賞は不利がありました。
ただその分を考慮してもやはりダービーでは厳しいですね。

シャイン 皐月賞16着 和田
皐月賞は後方からの競馬になってしまい、見せ場なく16着。
元々先行する馬ですので、前に行ければもう少しやれたかもしれませんが、今回のダービーでは力不足の感は否めませんね。
展開面ではこの馬がハナを切る可能性もあります。

トーセンアレス 皐月賞14着
3勝全てがダートで弥生賞、皐月賞と芝では苦戦が続いています。
ダートでは世代トップクラスの力を見せていますが、芝での走りや血統からここでは難しいですね。

レーヴドリアン 京都新聞杯3着 藤岡佑
行き脚がつかない問題を抱えながらも毎回鋭い末脚を見せる馬で一発の可能性は感じさせますね。
東京コースは出走経験がありませんが、いかにも合うといった感じです。
現状の東京の馬場は気になりますが、ダービーは追込も効くレースですから、これまで通り直線に賭ける競馬をしてくるでしょう。

リルダヴァル NHKマイルC3着 福永
骨折からの復帰後は善戦こそしていますが、ダノンシャンティには2戦とも力負けしている印象ですね。
毎日杯で復帰後、皐月賞、NHKマイル、日本ダービーと中2週で厳しいレースが続く事になり、力負けしている現状では厳しいレースになりそうです。
2歳の野路菊Sで感じさせたポテンシャルを考えればまだ変わってもおかしくないですが、このローテでとなると変り身よりも疲労の方が心配になってしまいますね。

ここまでが現時点の登録馬で出走可能な17頭です。
あとは900万組のトウカイメロディビートブラックメイショウウズシオのうち抽選で1頭となります。

総評
有力馬が揃い、近年の日本ダービーとの比較でもかなり好メンバーになったと言えるのではないでしょうか?
ペルーサ、ルーラーシップ、ダノンシャンティと皐月賞に出ていない馬が、皐月賞後にインパクトのある勝ち方をしていて、皐月賞組の影が薄くなりそうですが、例年強いのはやはり皐月賞組です。
皐月賞組は他のレース内容なども加味すれば、9着のレーヴドリアンまではチャンスがありそうで本当に絞れません。

馬券関係なしに、純粋に良いレースを見せてほしいと思える日本ダービーでもあり、自分の好みを全面的に押し出しての予想というのもアリなレースかもしれませんね。

Popularity: 100%

皐月賞
1着 ヴィクトワールピサ(1人気)
2着 ヒルノダムール(6人気)
3着 エイシンフラッシュ(11人気)

1番人気のヴィクトワールピサが直線内を突いて鋭く伸び一冠目を制覇。2着には後方から外を回したヒルノダムール。3着には11番人気のエイシンフラッシュとなりました。

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ヴィクトワールピサは弥生賞の再現かと思わせるような内々を突く思い切った騎乗が光りました。岩田騎手は代役のプレッシャーもある中でのこの騎乗は見事ですね。
これで未勝利から5連勝、重賞3連勝となりますが、弥生賞も皐月賞も器用さが目立った印象で、王道を勝ち続けているというレベルでの力強さはまだ見せていません。

それでも弥生賞と皐月賞の連勝はここ10年ではアグネスタキオン、ディープインパクトだけですから、力勝負になりやすいダービーで強さを見せつける事が出来れば、ヴィクトワールピサも超一流馬の仲間入りですね。
逆にこの馬をダービーで負かすには、このあたりがポイントになりそうです。

ヒルノダムールは後方から外々を回しての2着で、ダービーへ向けてという意味では最も期待できる内容と言えるでしょう。
ただ若葉Sではペルーサに差されて負けていて、善戦止まりのイメージは拭えません。
器用さに欠ける部分もあるのか、コース取りが後手になってしまう印象で、外を回すとその分足りなくなってしまう感じですね。
器用さはすぐに変わるものでもないですが、4角で中に入っても怯まない強さがついてくれば一気に化ける可能性はあります。

今回の-10kgは少し気になりますが、多少間隔も開くので立て直す時間はあります。賞金面でも今回2着に入れたのは非常に大きいですね。

エイシンフラッシュは京成杯以来のレースとなりましたが、内田騎手も上手く乗り3着。
元々好馬体が評価されていた馬ですが、今回のような馬場も合うのかもしれません。
順調さを欠いた中でローズキングダムに先着したこの結果は立派ですね。
ダービーでというイメージはあまりしませんが、混戦で粘り強いところは評価したいですね。

ローズキングダムは少し厳しい負け方となってしまいました。
距離が伸びるダービーでは更に厳しい状況となりそうです。
馬体もギリギリな感じですので、この後どこまで立て直せるかでしょうね。
馬場の問題で皐月賞回避という話も一度出ましたが、そこまで合わなかったとは思えません。東京で良馬場だったとして、一変するかと言うと微妙ですね。

アリゼオは外目の好位からやや掛かりながらの競馬になりました。直線でも伸びてはいましたが、この形だと決め手が足りないですね。
今回の結果に加え、差し馬が人気の中心になりそうなダービーでは、スムーズに行ければ可能性はありそうです。
乗り方に注文がつくタイプなので騎手が誰になるのかも注目ですね。

リルダヴァルは馬場が合わなかった感もありますが、これでダービー出走にはトライアルを使わなければいけないのが厳しいところですね。

レーヴドリアンも終いはよく伸びていますが、スタートから行き脚があれではどうしようもなかったですね。

マイラーズC
1着 リーチザクラウン(3人気)
2着 トライアンフマーチ(6人気)
3着 キャプテントゥーレ(5人気)

リーチザクラウンがきさらぎ賞以来の勝利。マイルもこなせる中距離馬というところに落ち着くんでしょうか?
安田記念でも面白い存在になりそうですが、乗り方も難しそうです。ある程度の人気はするでしょうし、信用できるタイプではないですね。

中山グランドジャンプ
1着 メルシーモンサン(8人気)
2着 オープンガーデン(5人気)
3着 トーワベガ(2人気)

不良馬場での4250M、63.5kgの斤量と、5分を超える非常にタフで見ごたえのあるレースとなりました。
勝ったメルシーモンサンは障害1勝馬で、障害1勝馬のG1制覇は史上初になるそうです。

Popularity: 5%

皐月賞(G1)
近年は波乱傾向にある牡馬クラシック第一弾で、過去10年で10番人気以下の連対が5回あります。
今年はどうなるのでしょうか。

※データは全て過去10年からのものとなります。

既に前々日発売が行われていますが、ヴィクトワールピサ、ローズキングダムがやはり人気になりそうで、リルダヴァル、ヒルノダムールが思ったより売れている感じです。
まだ人気を判断するには早すぎますでの参考程度ですね。

差して勝ってきた1番人気馬は危険
1番人気馬の成績は[3-2-2-3]ですが、前走で4角4番手以降からの競馬をしていた馬は[0-0-1-2]となります。
ヴィクトワールピサを弥生賞を4角9番手から勝っていますので危険となりますが、弥生賞が重馬場で皐月賞も馬場が悪くなりそうな点は注意しなければいけないのかもしれません。

また1番人気で勝っている3頭はアグネスタキオン、ネオユニヴァース、ディープインパクトで、相当な力がないと難しいと言えます。
ヴィクトワールピサも新馬で敗れてはいますが相手は2歳王者ですし、戦績的にはこれらの一流馬にもヒケをとりません。
内容的にはアグネスタキオン、ディープインパクトにはさすがに現時点では及びませんが、父でもあるネオユニヴァースは皐月賞では3.6倍の1番人気と、ここ10年の1番人気では最低の支持率でした。

弥生賞組とスプリングS組が優勢
連対馬の前走はスプリングSが8連対、弥生賞が7連対、若葉Sが4連対となっており、01年2着のダンツフレーム以外は全てトライアルからとなります。
今年はトライアルを使っていない馬が多く、リルダヴァル、ハンソデバンド、トーセンアレス、ネオヴァンドーム、レッドスパークル、シャイン、エイシンフラッシュ、レーヴドリアン、ガルボと9頭が該当します。

該当馬が多くなっていて、気になる馬も多く入っていますので、もう少し見てみます。
京成杯、きさらぎ賞、共同通信杯から皐月賞へ直行した馬の主な成績は、09年リーチザクラウンが2人気13着、07年フサイチホウオーが2人気3着、06年ジャリスコライトが5人気7着、03年サイレントディールが4人気6着、01年ジャングルポケットが2人気3着と、人気を下回る結果が目立っています。
09年シェーンヴァルトのように15人気4着と大幅に上げてくる場合もありますが、馬券にはなっていません。

穴パターンは先行馬
連対馬がほぼトライアルを使っていますので、穴パターンはトライアルで負けていた馬ばかりとなります。
6番人気以下の連対は11頭で、うち8頭は前走で4角5番手以内の競馬をしています。
6番人気以下で勝った5頭はこの8頭に全て含まれていますので、ある程度へ前へ行ける先行力を見せていた馬が皐月賞には合いそうです。
トライアルを負けている馬から、この条件に合うのはゲシュタルト、エイシンアポロン、ヒルノダムールになります。
リルダヴァルもトライアルだと入るのですが、毎日杯をどう見るかですね。間隔の開く組とは違いますし、相手関係もトライアルと遜色ないものでした。

総評
順調さを考えてもやはりトライアル組が中心となります。
データで不利な弥生賞勝ち馬、朝日杯勝ち馬の狙いを下げれば、残りのトライアル組は全部拾ってもいいくらいのメンバー構成ではないでしょうか。
ヴィクトワールピサとローズキングダムについては前回記事もご覧下さい。
リルダヴァルは難しいですが、毎日杯をトライアルと同等の質と見れば面白い存在ですが、人気になるようだとそこまでの期待値は…というところですね。

結論
◎アリゼオ
○エイシンアポロン
▲ゲシュタルト
△ヴィクトワールピサ
△ヒルノダムール

最後は馬場適性となりますが、直前にならないと難しいですね。京都で鋭い脚を見せているヒルノダムールを少し下げてみました。

Popularity: 20%

皐月賞(G1)
人気が予想されるヴィクトワールピサ、ローズキングダムを過去のデータから似たタイプを探していきます。
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ヴィクトワールピサ
前走弥生賞も快勝し4連勝。ローズキングダムがスプリングSで敗れた事でこちらが一番人気となりそうです。
弥生賞勝ち馬の皐月賞での成績はこうなっています。

  • 01年 アグネスタキオン 1人気1着→1人気1着
  • 02年 バランスオブゲーム 4人気1着→7人気8着
  • 03年 エイシンチャンプ 2人気1着→3人気3着
  • 04年 コスモバルク 2人気1着→1人気2着
  • 05年 ディープインパクト 1人気1着→1人気1着
  • 06年 アドマイヤムーン 1人気1着→1人気4着
  • 07年 アドマイヤオーラ 1人気1着→1人気4着
  • 08年 マイネルチャールズ 2人気1着→1人気3着
  • 09年 ロジユニヴァース 1人気1着→1人気14着

過去10年で9頭が皐月賞に出走し、うち7頭が皐月賞1番人気に支持されながら、勝っているのはアグネスタキオンとディープインパクトの2頭だけとなっています。
皐月賞7番人気だったバランスオブゲームとロジユニヴァースの大敗はありますが、惜敗という形が多くなっていますね。
また、最近4年は皐月賞1番人気で連を外す結果が続いています。

弥生賞の勝ち方に目を向けてみるとヴィクトワールピサは4角9番手から差し切り勝ちですが、弥生賞は先行有利となっていて、他に4角5番手以降から勝っているのはアドマイヤオーラとアドマイヤムーンの2頭だけです。
このアドマイヤ2頭は皐月賞でも後方からの競馬でともに4着となっていますが、鞍上もどちらも武豊騎手でした。ヴィクトワールピサも武豊騎手で弥生賞を勝っていますが、皐月賞では負傷の影響で岩田騎手に乗り替わりとなります。これは偶然とはいえ面白いデータですね。

そこで皐月賞での騎手の乗り替わりに着目してみると、02年ノーリーズンが福永騎手→ドイル騎手で15人気1着、04年ダイワメジャーが菊沢騎手→デムーロ騎手で10人気1着、07年ヴィクトリーが岩田騎手→田中勝騎手で7人気1着と、全て人気薄ですが3勝しています。
ある程度の人気での乗り替わりとなると、01年ダンツフレームが武豊騎手→藤田騎手で3人気2着、02年モノポライザーが武豊騎手→後藤騎手で3人気16着、06年フサイチジャンクが武豊騎手→岩田騎手で2人気3着など、特に目立った傾向は出ていません。(前走がテン乗りで手綱が戻った形は除外しています)
全て武豊騎手からの乗り替わりですが、01年は海外遠征、02年は落馬負傷、06年はアドマイヤムーンの先約(結果はフサイチジャンクが先着)となっています。

ヴィクトワールピサの前々走ラジオNIKKEI杯も含めてみると、ラジオNIKKEI杯(たんぱ杯)と弥生賞を連勝しているのはアグネスタキオン、コスモバルク、ロジユニヴァースの3頭となります。
ここでもロジユニヴァースの大敗をどう扱うかが問題ですが、アグネスタキオンは勝ち、コスモバルクも2着となっています。
クラシックを狙う上で王道と言ってもいい2レースですし、実力上位なのは間違いないでしょう。

ローズキングダム
2歳王者もスプリングSを3着に敗れた事で人気はヴィクトワールピサに譲りそうです。巻き返す事はできるのかどうか、過去の朝日杯勝ち馬の皐月賞成績を見てみます。

  • 02年 アドマイヤドン 1人気1着→4人気7着
  • 03年 エイシンチャンプ 8人気1着→3人気3着
  • 04年 コスモサンビーム 4人気1着→3人気4着
  • 05年 マイネルレコルト 2人気1着→2人気4着
  • 06年 フサイチリシャール 2人気1着→3人気5着
  • 07年 ドリームジャーニー 2人気1着→3人気8着
  • 09年 セイウンワンダー 2人気1着→4人気3着

朝日杯を1番人気で勝っている馬がアドマイヤドンしかおらず、参考にしにくい部分はありますが、善戦止まりという結果が目立ちます。
朝日杯を勝って皐月賞に出走した馬7頭のうち、間にトライアルを1戦だけ使った馬が6頭で、うち5頭が負けています。
ローズキングダムも朝日杯時点での人気は違いますが、このパターンと同じ復帰戦になってしまっています。

朝日杯を使っていて、皐月賞で連に絡んだ馬ですと03年サクラプレジデントが朝日杯2着、皐月賞2着、08年キャプテントゥーレが朝日杯3着、皐月賞1着という例があります。
この2頭もトライアルを1戦だけ使っていますが、それぞれ2,4着に負けています。
この2頭は戦績的にはどちらかと言えばエイシンアポロンが近い気もしますが…。

総評
ヴィクトワールピサに近いタイプでは父が同じロジユニヴァースになるのでしょうが、皐月賞の大敗をそのまま受け取るわけにもいきません。
父と母の系統が逆ですがアドマイヤムーンも弥生賞を差して勝っていますし、戦績が近い部分も多いです。岩田騎手の乗り方はポイントになりそうですね。

ローズキングダムの方はスプリングSを負けたことで、朝日杯以降苦戦するタイプになってしまいましたが、2歳で終わる牝系ではないですし、朝日杯は強い勝ち方をしていますので、早熟と見るにはまだ早すぎます。
ただデータ通り惜敗の可能性も十分考えられる牝系なのですが…。
父のキングカメハメハは少し心配ですが、アパパネが桜花賞を制したのは心強いですね。

2頭ともデータからは3~5着が最も多いパターンで、あとは相手関係という事になるでしょう。
今年はトライアルを使っていない馬も多くなっていますので、その辺りとの比較が難しそうです。

Popularity: 32%

皐月賞(G1)
4月18日はいよいよ牡馬クラシックの一冠目、皐月賞が行われます。
現時点での出走予定馬と、馬券検討に最も参考になる皐月賞トライアルを振り返ってみます。
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※騎手は想定となります。

まずは優先出走権組から弥生賞です。

ヴィクトワールピサ 弥生賞1着 岩田
1.7倍に支持された重馬場での弥生賞は最内枠でじっくり我慢し、最後にエイシンアポロンを半馬身かわす内容。馬場状態は3着まで内を通った馬だったように完全に内が有利な状態で、1,2番人気が内を通ればこの結果は当然と言える部分もあり過信は禁物です。
内々で我慢できた点は収穫ですし、前が開いてからの反応はさすがと思わせるものがあります。
ここまで全て武豊騎手でしたが、負傷の為岩田騎手へ乗り替わりとなります。

エイシンアポロン 弥生賞2着 池添
距離不安も囁かれる中、先行して2着を確保。前述のようにこの馬も内々を回れていますので距離不安が解消されたとは言い切れませんが、前へ行ける事と安定感は強みです。
ただ、もう少しヴィクトワールピサに抵抗できていれば、という部分はありますね。

ダイワファルコン 弥生賞3着 北村宏
この馬も内でしたが、後方から来れたのは立派です。ダイワルージュにジャングルポケットという血統も魅力で、弥生賞時点よりも、もう一つ強くなっている可能性はあります。

続いてスプリングS。

アリゼオ スプリングS1着 横山典
スプリングSは好騎乗もあり鮮やかに逃げ切り勝ち。展開が有利だった事もありますが、レースを作れるのは魅力です。他に逃げたい馬もいない事ですし、この馬が展開の鍵を握る事になりそうです。
前走のように4角で後続を突き放せれば、というところですが、共同通信杯のような形になると頼りないところはありそうです。

ゲシュタルト スプリングS2着 勝浦
他の出走予定馬との比較では現時点あまり強調できる点はなく、スプリングSは丁度いい位置にいた感じですね。
それでも先行力があり大きく負けた事はない馬で、ローズキングダムの追撃をしのぎ、その後ろはNZT快勝のサンライズプリンスですから注意は必要ですね。

ローズキングダム スプリングS3着 小牧
スプリングSは展開的にアリゼオには勝てなくて仕方ありませんが、マイナス体重だった点が成長という意味では気になります。
内容的には上がりは最速ですし、休み明けで反応が悪かったとすれば、それほど悪い内容ではありません。ただゲシュタルトには先着してほしかったですね。

続いて若葉S。1着のペルーサは回避です。

ヒルノダムール 若葉S2着 藤田
ペルーサには完敗ですが、速い流れを前々で上がりもかかる競馬というのもこの馬には合わなかった印象です。それでも2着確保は上出来と見るべきでしょうか。
スローで溜められれば相当切れる馬ですが、皐月賞はなかなかそういう流れにはなりにくいですね。

ここからは賞金上位組となります。ローテーションが気になる馬が多いですね。

ハンソデバンド 共同通信杯1着 蛯名
共同通信杯で負かしたダノンシャンティとアリゼオは共に重賞ウィナーとなり、この2頭を東京で抑えきったのは評価するべきですね。
速いペースを先行してのジュニアカップ勝ちもあり、非常に面白い存在なのですが、共同通信杯から直行というローテーションがやはり気になります。

エイシンフラッシュ 京成杯1着 内田博
若葉Sを熱発で回避し、京成杯から直行という事になってしまいました。
2000では3戦3勝、鞍上も内田で魅力はありますが、順調さを欠いての3ヶ月ぶりではさすがに厳しそうです。

サンディエゴシチー スプリングS10着 浜中
4ヶ月の休み明けとなったスプリングSは後方から見せ場なく10着。ローズキングダムやサンライズプリンスのさらに後ろからですから難しいのは間違いありませんが、それにしても負けすぎですね。
ただ皐月賞は前々での競馬になりそうで、位置取りを極端に変えてくる馬が前走大敗から巻き返すのは一つのパターンではあります。

ガルボ シンザン記念1着 後藤
シンザン記念は非常に強い内容でしたが、1800以上の実績もなく直行のローテーションでは厳しそうです。

ネオヴァンドーム きさらぎ賞1着 安藤勝
きさらぎ賞はデムーロ騎手の手腕が光りましたが、それに応えたこの馬も立派ですね。ごちゃついた場合に器用に立ち回れるのは大きな武器ですが、こちらもローテーションが問題です。

シャイン きさらぎ賞6着 和田
きさらぎ賞の負け方から皐月賞では厳しいですね。枠順次第では思い切って行く事もあるかもしれません。

トーセンアレス 伏竜S1着
伏竜Sは強い内容でしたが、弥生賞では7着。出遅れて外を回しての結果ですから数字通りには受け取れませんが、芝未勝利ではやはり厳しいでしょう。
まだ回避の可能性もあるようです。

バーディバーディ スプリングS11着 松岡
こちらもダートからの参戦でヒヤシンスS勝ち馬ですが、スプリングS11着では厳しいでしょう。
この馬も思い切って行く可能性はありますね。

レーヴドリアン きさらぎ賞2着 藤岡佑
末脚は魅力ですが、出足が悪く後方からの競馬になりそうで皐月賞向きではないですね。
せめて中団あたりへ行けるようなら期待してみたい馬ですが、今回はローテーションの問題もあります。

レッドスパークル すみれS1着 秋山
堅実ですがすみれSのレベルは高くなく、トライアル上位馬と比較するとどうしても見劣りしてしまいます。皐月賞では厳しいでしょう。

リルダヴァル 毎日杯3着 福永
骨折明けの毎日杯は3着。休み明けとして悪くはありませんが期待を持たせる程でもありませんでした。
大きく負けなかったところは評価できますが、変わるかどうかはやってみないと分からないというのが正直なところです。

トライアルの中心はやはり弥生賞とスプリングSになりますが、今年は弥生賞が馬場、スプリングSは展開による補正が大きくなっています。
ただ桜花賞も同じように重馬場で行われたチューリップ賞がありましたが、結局上位4頭がそのままくる形となりました。
同世代戦では、やはり適性より能力で決まる事が多いのかもしれません。

トライアル以外の重賞勝ち馬が全て直行となっているのが悩ましいところで、トライアルを使っていない馬は苦戦するのが過去の皐月賞ですが、この辺りの取捨もポイントになりそうです。

Popularity: 35%

スプリングS
1着 アリゼオ(2人気)
2着 ゲシュタルト(10人気)
3着 ローズキングダム(1人気)

先行したアリゼオがそのまま押し切り勝利。2着には好位からのゲシュタルト。2着人気のローズキングダムは中団から直線内を突いて伸びるも3着まで。

勝ったアリゼオはやはり中山は合いますね。直線入口で後続を離せたのは今の中山の乗り方としては完璧ではないでしょうか。
皐月賞も展開が重要になりそうで、すんなり先行できてヴィクトワールピサなどの有力馬が牽制しあう展開なら今回の再現も十分ありそうです。後続の仕掛けが早ければ当然苦しいでしょうし、苦しい展開で残れるタイプではなさそうな印象ですね。

ローズキングダムの方は今回の乗り方ではアリゼオに勝てないのは仕方ありませんし、トライアルではしてもいい乗り方でしょう。ですがゲシュタルトを捕まえられなかったのは気になりますね。
懸念されている成長力の方も、今回マイナス体重で不安を残す結果になってしまいました。ある程度の変り身に期待はできますが、皐月賞、ダービーへ向けてという意味では評価を下げざるを得ません。

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若葉S
1着 ペルーサ(2人気)
2着 ヒルノダムール(1人気)
3着 マコトヴォイジャー(8人気)

前がかりの展開となり、後ろからいった分ペルーサが人気のヒルノダムールを上回る結果となりました。ペルーサはこれで3連勝となりましたが皐月賞は回避、ダービーTRからダービーを目指す事になるようです。

ヒルノダムールはこういう展開よりもスローでの瞬発力勝負の方が得意なんでしょうけど、不向きな展開で勝負どころでもまれながらも2着は確保してきました。
不向きな展開でペルーサ相手にここまでやれた、と見るか、ペルーサ程度に勝てなかったと見るかで評価がだいぶ変わりますが、ここは難しいところですね。
展開がはまったマコトヴォイジャーの後はかなり離れていますので、ペルーサ以外の相手が強くなかったという事もあります。

フラワーC
1着 オウケンサクラ(3人気)
2着 コスモネモシン(4人気)
3着 サンテミリオン(1人気)

前々につけたオウケンサクラが直線抜け出し快勝。2着には中団から伸びたコスモネモシンが入り、人気のサンテミリオンは3着まで。

勝ったオウケンサクラは今回は前々での競馬。1600では反応の遅さが目立っていましたが、やはり中距離の方が合いそうですね。
桜花賞は距離が問題となりそうですが、勝負どころで置かれてしまう不安は大きいです。
強行ローテも気になりますが今回プラス体重で出てきていますし、タフな馬ではありますね。

コスモネモシンは最も次に繋がる競馬を見せました。フェアリーSに続いて結果を残したことで桜花賞有力馬の一頭に間違いなく入ったと考えていいでしょう。
ただ中山での連続好走となり、中山に強いと言われるゼンノロブロイ産駒ですから、阪神でどうかという部分は残ります。

サンテミリオンは出足がやや悪く、やりたかった事をオウケンサクラにやられてしまった感じですかね。
流れに乗れないまま進んでしまったような印象です。この辺がちょっとしたキャリアの差かもしれませんね。
それでも3着までこれたのは立派です。次走はオークスTRになると思いますが再度注目ですね。

阪神大賞典
1着 トウカイトリック(5人気)
2着 ジャミール(4人気)
3着 メイショウベルーガ(1人気)

8歳馬トウカイトリックがこのレース5回目の挑戦で勝利。最近の高齢馬の活躍は本当に素晴らしいですね。

2着のジャミールは父ステイゴールドのような堅実な馬となるかもしれません。天皇賞(春)に出てきても連下としては面白そうですね。

メイショウベルーガは阪神の3000でこれだけやれるなら、京都でならもっとやれるのではないかと考えてしまいますね。
ただし今回は実績のあるアサクサキングスの出来もイマイチで、メンバーが強くありませんでしたので、フォゲッタブルやドリームジャーニーが相手となると、やはり厳しい感じはあります。

Popularity: 10%

スプリングS(G2)
弥生賞と同じように1番人気馬が安定して力を発揮しやすいレースです。
今回のローズキングダムのように人気を集める馬がいる事も多くなっていますが、03年サクラプレジデントが1.7倍で2着(勝ち馬はネオユニヴァース)、06年フサイチリシャールが1.6倍で2着(勝ち馬はメイショウサムソン)と、成長してきた大物に負かされた例もあります。

データは全て過去10年からのものとなります。
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前走朝日杯組は不振
前走朝日杯から望んだ馬は[0-2-1-4]と勝てていません。朝日杯勝ち馬ですと04年コスモサンビームが1人気5着、朝日杯2着馬ですと08年のフィフスペトルが2人気3着、03年サクラプレジデントが1人気2着となっています。
ローズキングダムには嫌なデータとなりますね。

500万勝ちからの人気馬は危険
前走500万下1着馬は[1-3-5-29]と苦戦しており、そのうちスプリングSで1~4番人気になっていた馬は[0-0-1-4]と危険な人気馬のパターンとなっています。
今回サンライズプリンスは恐らく該当、バシレウスも4番人気以内なら該当ですが、5番人気以下なら狙えるパターンでもあり微妙なところですね。

前走は負けていても3着まで
連対馬20頭の前走成績は[10-6-1-3]で、4着以下の3頭は朝日杯か2000M以上のOPとなっています。
ハイレベルになりやすい朝日杯と2000以上のOP以外では、やはり3着以内はほしいところでしょう。
サンディエゴシチー、ゲシュタルト、アグネスティンクルが該当します。

1勝馬は苦しい
連対馬20頭中19頭が2勝以上で、残る1頭は07年スマイルジャックで、前走きさらぎ賞2着でした。
今回の1勝馬は苦しいですね。

総評
ローズキングダムは2着までというデータになり、残るのはアリゼオとサクラエルドール、5番人気以下だた場合のバシレウス、となります。
ヒヤシンス組のバーディバーディ、ソリタリーキングについては、芝をこなせる血統背景はあります。前走ダートからは01年2着のシンコウカリド、04年3着ダイワメジャーなどがあり、苦しいのは確かですがバシレウス、サクラエルドールあたりとの比較ならやれてもおかしくはないですね。

結論
◎アリゼオ
○ローズキングダム
▲バシレウス
△サクラエルドール
△バーディバーディ

ローズキングダムは対抗としましたが、データ的には2着の可能性が最も高い馬で、連軸としてなら最適でしょう。

Popularity: 11%

今週の皐月賞トライアル、スプリングSでローズキングダムがいよいよ始動します。
ヴィクトワールピサが弥生賞で良い勝ち方をしていますので、ここは負けられない一戦となりますね。

師はあくまでも「無敗」にこだわる。そのわけは、3歳牡馬のレベルの高さを認識しているからだ。「こちらが休んでいる間にどんどん強い馬が出てきている。弥生賞のヴィクトワールピサはやっぱり強いと思ったし、昨日(14日)もまた1頭強いのが出た(トゥザグローリー)。だからこそ、ここは落とせない気持ちなんだ」。
キングダム無敗突破を宣言/スプリングS – 競馬ニュース : nikkansports.com

ローズキングダム、アパパネと牡牝の2歳王者を輩出したキングカメハメハですが、今年に入ってもチューリップ賞で1着~3着を独占するなど絶好調です。
今までの産駒実績から早熟傾向の懸念もありますが、先週の東風Sでフィフスペトルが約1年半ぶりの勝利を挙げるなど、産駒全体に追い風があるような印象ですね。
今年の代表格であるローズキングダムが(ルーラーシップもいますが)皐月賞、日本ダービーで成長した姿を見せられれば、キングカメハメハの種牡馬としての評価は一気に高まる事になるでしょう。

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ローズキングダム自身も馬体や血統背景、今までのレース振りから、まとまった印象はありますが大物感という意味では多少物足りなさを感じる部分は否めません。
そういった意味でも、ここはまずまずのトライアルレースではなく、きっちりと勝ちきってほしいところですね。

また、このレースもなかなか面白いメンバーが揃いそうです。
共同通信杯で3着に敗れたアリゼオは、中山は合いそうですし結果がほしい一戦となるでしょうし、中京で連勝して臨むサンライズプリンスはここからが勝負ですね。
久々となるサンディエゴシチーやサクラエルドールにも可能性はありそうです。

阪神の若葉Sにはヒルノダムール、エイシンフラッシュ。ペルーサも出てくれば非常に楽しみな存在です。

桜花賞トライアルの方ではフラワーCのサンテミリオン。前走の内容が非常に良く、この馬のレース振りには注目です。

Popularity: 5%

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